『エクスペンダブルズ3』あらすじ・キャスト・吹替声優と評価を徹底解説【2026年版】
映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』は、シルヴェスター・スタローンを筆頭に、ハリウッドを代表するアクションスターが集結したシリーズ第3作だ。日本では2014年11月1日に公開され、上映時間は126分。監督はパトリック・ヒューズが務め、メル・ギブソン演じる元仲間の宿敵コンラッド・ストーンバンクスとの戦いを描く。
本作の大きな特徴は、従来のベテラン傭兵チームに加え、ロンダ・ラウジーやケラン・ラッツら若手アクション俳優を新メンバーとして迎えたことだ。ハリソン・フォード、アントニオ・バンデラス、ウェズリー・スナイプスらも加わり、シリーズ屈指の豪華キャストが実現した。一方、前2作からアクションの表現や年齢層を意識した作品づくりへ変化したことでも知られている。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 作品概要:2014年11月1日公開、上映時間126分。シリーズ第3作で、監督はパトリック・ヒューズ。
- 最大の見どころ:メル・ギブソン演じるストーンバンクスとの因縁の対決と、若手・ベテランが共闘する大規模アクション。
- 豪華キャスト:スタローン、ステイサム、ハリソン・フォード、メル・ギブソン、ロンダ・ラウジーらが出演。
【作品概要】エクスペンダブルズ3 ワールドミッションとは?公開日・上映時間・シリーズでの位置づけ

『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』の原題は『THE EXPENDABLES 3』。アメリカで2014年8月15日に公開され、日本では同年11月1日に劇場公開されたアクション映画である。
脚本には主演のシルヴェスター・スタローン自身も参加。前作『エクスペンダブルズ2』から引き続きシリーズの世界観を受け継ぎながら、今回はチームの世代交代という新たなテーマを物語の中心に据えた。
基本情報一覧
- 邦題:エクスペンダブルズ3 ワールドミッション
- 原題:THE EXPENDABLES 3
- 公開年:2014年
- 日本公開日:2014年11月1日
- 上映時間:126分
- 製作国:アメリカ
- ジャンル:アクション
- 監督:パトリック・ヒューズ
- 脚本:シルヴェスター・スタローン、クレイトン・ローゼンバーガー、カトリン・ベネディクト
- 配給:ポニーキャニオン、松竹
映画.comとKINENOTEの作品情報でも、公開日、上映時間、監督、配給会社などは同様に記録されている。映倫の審査区分はGである。
エクスペンダブルズシリーズの歴代順番
2026年現在、劇場公開されたシリーズ作品は全4作。物語の流れを理解するなら、公開順に鑑賞するのがおすすめだ。
- 『エクスペンダブルズ』(2010年)
- 『エクスペンダブルズ2』(2012年)
- 『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(2014年)
- 『エクスペンダブルズ ニューブラッド』(2023年製作・日本公開2024年1月5日)
第1作はスタローンが監督・主演を務め、少数精鋭の傭兵チームによる戦闘を描いた。第2作ではジャン=クロード・ヴァン・ダムやチャック・ノリスらが加わり、スター同士の競演がさらに拡大。そして第3作では、旧世代と新世代の対立・共闘という新しい構図が導入された。
第4作『エクスペンダブルズ ニューブラッド』ではジェイソン・ステイサムを中心とした物語へと軸足が移っている。第3作は、シリーズの方向性が変わる重要な中継点に位置する作品だ。
【ネタバレ控えめ】エクスペンダブルズ3のあらすじとストーンバンクスとの決戦
物語の中心となるのは、バーニー・ロスが率いる傭兵部隊エクスペンダブルズと、かつて仲間だったコンラッド・ストーンバンクスとの対決だ。
かつての仲間が最強の敵として復活
バーニー・ロスは、数々の危険な任務を成功させてきた傭兵チームのリーダー。リー・クリスマスをはじめ、経験豊富な仲間たちと世界各地で任務を遂行している。
そんな彼らの前に現れるのが、メル・ギブソン演じるコンラッド・ストーンバンクスだ。
ストーンバンクスは、かつてバーニーとともにエクスペンダブルズを創設した人物。しかし、その後は仲間と袂を分かち、冷酷な武器商人へと変貌していた。バーニーは過去に彼を殺したと思っていたが、ストーンバンクスは生き延びていたのである。
しかも、彼はチームの創設に関わった人物だけに、バーニーたちの戦術や弱点を熟知している。単純な武力勝負ではなく、仲間だったからこそ成立する心理的な駆け引きも、この対決の重要な要素となっている。
CIAから下された危険な任務
ストーンバンクスの捕獲を命じるのは、ハリソン・フォード演じるCIAの作戦担当者マックス・ドラマーだ。
バーニーたちは任務に挑むものの、ストーンバンクスの圧倒的な戦力と周到な作戦によって窮地に追い込まれる。長年ともに戦ってきた仲間たちの命まで危険にさらされる展開に、バーニーは大きな決断を下す。
それは、旧メンバーを危険な戦場から遠ざけ、若く優秀な人材を集めて新しいチームを編成することだった。
若手チームの結成と旧メンバーの意地
バーニーはジョン・スマイリー、ルナ、ソーン、マーズら新しいメンバーを集め、従来とは異なる戦闘スタイルでストーンバンクスに挑む。
しかし、経験豊富な旧メンバーたちも簡単には引き下がらない。仲間を救うため、彼らは再び戦場へ向かうことになる。
ニューヨーク、モスクワ、ブカレスト、メキシコ、アフリカなど、世界各地を舞台に展開される追跡と戦闘。最後には旧世代と新世代が力を合わせ、ストーンバンクスとの決着を目指す。
この物語で注目したいのは、単なる敵討ちではなく、バーニーが仲間の安全とチームの未来をどう考えるかという点だ。シリーズ第3作は、アクション映画でありながら、リーダーの責任と世代交代を描いた作品でもある。
【キャスト一覧】スタローン、ステイサム、メル・ギブソンら豪華出演者と吹き替え声優
本作の大きな魅力は、異なる時代のアクション映画を代表する俳優たちが一つの作品に集結していることだ。
シルヴェスター・スタローンとジェイソン・ステイサムの続投に加え、メル・ギブソン、ハリソン・フォード、ウェズリー・スナイプス、アントニオ・バンデラスらが参加。さらに総合格闘技で知られるロンダ・ラウジーも新メンバーとして登場する。
主要キャスト・キャラクター・日本語吹き替え声優一覧
以下は、映画.comなどの出演者情報と、吹替キングダムが掲載するDVD・Blu-ray版の日本語吹き替えキャストをまとめたものだ。
| 役名 | 出演俳優 | 日本語吹き替え声優 |
|---|---|---|
| バーニー・ロス | シルヴェスター・スタローン | ささきいさお |
| リー・クリスマス | ジェイソン・ステイサム | 山路和弘 |
| ドク(ドクター・デス) | ウェズリー・スナイプス | 江原正士 |
| ガンナー・ヤンセン | ドルフ・ラングレン | 大塚明夫 |
| トール・ロード | ランディ・クートゥア | 木下浩之 |
| ヘイル・シーザー | テリー・クルーズ | 西凜太朗 |
| イン・ヤン | ジェット・リー | 池田秀一 |
| コンラッド・ストーンバンクス | メル・ギブソン | 磯部勉 |
| マックス・ドラマー | ハリソン・フォード | 村井國夫 |
| トレンチ | アーノルド・シュワルツェネッガー | 玄田哲章 |
| ボナパルト | ケルシー・グラマー | 土師孝也 |
| ガルゴ | アントニオ・バンデラス | 東地宏樹 |
| ジョン・スマイリー | ケラン・ラッツ | 浪川大輔 |
| ルナ | ロンダ・ラウジー | 佐古真弓 |
| ソーン | グレン・パウエル | 小松史法 |
| マーズ | ヴィクター・オルティス | 長谷川俊介 |
| ゴラン・ヴァータ | ロバート・ダヴィ | 斉藤次郎 |
| クリュッグ | イヴァン・コスタディノフ | 藤原貴弘 |
シルヴェスター・スタローン:バーニー・ロス
シリーズの中心人物であるバーニー・ロスを演じるのは、シルヴェスター・スタローン。
『ロッキー』や『ランボー』で知られるスタローンは、本作でも主演だけでなく脚本にも参加している。バーニーは仲間を大切にする一方、任務では冷静な判断を下すリーダーだ。
第3作では、仲間を守るためにあえてチームを解散させようとする。強さだけでなく、部下の将来まで背負うリーダーとしての葛藤が描かれている。
ジェイソン・ステイサム:リー・クリスマス
バーニーの右腕ともいえるリー・クリスマスを演じるのがジェイソン・ステイサムだ。
『トランスポーター』シリーズなどで知られるステイサムは、スピード感のある格闘やナイフを使った戦闘を得意とするアクション俳優。本作でも、バーニーとの信頼関係や軽妙な掛け合いが見どころとなる。
バーニーが新チームを結成する展開では、旧メンバーの一人として複雑な立場に置かれる。シリーズを通しての二人の関係性を知っていると、物語をより楽しめる。
メル・ギブソン:コンラッド・ストーンバンクス
本作の敵役として強い存在感を放つのがメル・ギブソンだ。
『マッドマックス』や『ブレイブハート』などで知られるギブソンが演じるストーンバンクスは、単なる武器商人ではない。かつてバーニーとともにチームを創設した過去を持ち、主人公の行動原理まで理解している人物だ。
そのため、戦闘能力だけでなく、バーニーとの過去の関係が対決に緊張感を生み出している。シリーズの敵役のなかでも、主人公との因縁が特に深いキャラクターといえる。
ハリソン・フォード:マックス・ドラマー
ハリソン・フォードが演じるのはCIAの作戦担当者マックス・ドラマー。『インディ・ジョーンズ』シリーズなどでおなじみのフォードが、傭兵たちに任務を与える立場で登場する。
従来のアクション映画とは異なるCIA側の存在感を加え、スタローンやシュワルツェネッガーとはまた違うベテランスターの魅力を見せている。
ロンダ・ラウジー:ルナ
新世代チームのなかでも注目したいのが、ルナ役のロンダ・ラウジーだ。
実際に総合格闘技の世界で活躍してきたラウジーは、その身体能力を生かしたアクションを披露する。男性スターが中心だったシリーズに新しい存在感を加えた点でも重要なキャスティングだ。
そのほか、ケラン・ラッツ、グレン・パウエル、ヴィクター・オルティスらが若手チームに参加。アントニオ・バンデラス演じるガルゴの個性的なキャラクターも、物語にユーモアを与えている。
日本語吹き替え版の魅力
吹き替え版では、バーニー役のささきいさお、リー役の山路和弘、ストーンバンクス役の磯部勉、ドラマー役の村井國夫といった実力派声優・俳優が参加している。
特に、スタローンを長年担当してきたささきいさおと、ステイサムの吹き替えで知られる山路和弘の組み合わせは、シリーズのファンにとってなじみ深いものだ。
また、メル・ギブソン役の磯部勉、ハリソン・フォード役の村井國夫という配役も、ベテラン俳優同士の対決に重厚感を与えている。
なお、上記の声優一覧はDVD・Blu-ray版の吹き替え情報に基づく。視聴するメディアによって音声の収録状況を確認するとよい。
【徹底比較】エクスペンダブルズ2と3の違いは?アクション・キャスト・年齢制限
『エクスペンダブルズ3』を理解するうえで欠かせないのが、前作『エクスペンダブルズ2』との比較だ。両作品は同じシリーズに属するものの、キャスト構成、物語のテーマ、アクションの表現に明確な違いがある。
前作から変わった5つのポイント
1. 敵役の構図が変化した
『エクスペンダブルズ2』では、ジャン=クロード・ヴァン・ダム演じるジャン・ヴィランが敵役を務めた。一方、第3作のストーンバンクスはバーニーの元仲間であり、チーム創設時からの因縁を持つ人物だ。
そのため、第2作が仲間の仇討ちや世界規模の危機を中心にした物語であるのに対し、第3作では旧友との決別という個人的なドラマが強調されている。
2. 若手アクション俳優が本格的に参加
第2作にもリアム・ヘムズワースら若手俳優は出演していたが、第3作では若手チームそのものが物語の重要な軸となる。
ケラン・ラッツ、ロンダ・ラウジー、グレン・パウエル、ヴィクター・オルティスらが新世代を代表し、旧メンバーとの対比を生み出している。
3. アクションの方向性が変わった
前2作は、往年のアクションスターによる肉弾戦や銃撃戦の豪快さを前面に押し出していた。第3作では、若手チームの機動力や新しい戦闘スタイルを加え、世代間の違いをアクション演出にも反映している。
4. ハリウッドの大物俳優が新たに参加
メル・ギブソンが悪役、ハリソン・フォードがCIA担当者として登場することで、作品の顔ぶれがさらに豪華になった。シリーズを象徴するスタローン、シュワルツェネッガーとの共演も見逃せない。
5. 映画のレーティングが変更された
アメリカでは、前2作がR指定だったのに対し、第3作はPG-13指定となった。日本では第2作がPG12、第3作がG指定となっている。
ただし、アメリカと日本では審査制度が異なるため、PG-13とGを同じ基準として比較することはできない。
前2作と第3作の比較一覧
- 第1作:2010年公開。スタローン監督・主演によるシリーズの出発点。
- 第2作:2012年公開。ジャン=クロード・ヴァン・ダムやチャック・ノリスらの参加でスター競演を拡大。
- 第3作:2014年公開。メル・ギブソンとハリソン・フォードが加わり、若手チームとの世代交代を描く。
PG-13への変更はなぜ議論になったのか
第3作の評価を語る際、避けて通れないのがアメリカでのPG-13指定だ。
スタローンは公開前のインタビューで、より幅広い観客に作品を届ける意図を説明していた。しかし、公開後の2014年11月には、この判断を振り返り、幅広い観客層を狙った結果、シリーズのファンが期待する暴力表現を弱めてしまったという趣旨の発言をしている。
これは、シリーズが何を売りにしてきたのかという問題に直結する。ファンが求めていたのは、単に有名俳優が集まることだけではなく、往年のアクション映画を思わせる荒々しさや過激な戦闘だったからだ。
もっとも、PG-13への変更だけで作品の評価や興行成績を説明することはできない。若手チームへの時間配分や物語の構成など、複数の要素が関係している。
【見どころ5選】エクスペンダブルズ3がアクション映画ファンを魅了する理由
本作は、シリーズのなかでも出演者の豪華さが際立つ作品だ。キャストの顔ぶれだけでなく、異なる個性を持つ俳優たちが一つの画面で共演することに独自の価値がある。
見どころ1:メル・ギブソンの存在感ある悪役
最も注目したいのは、メル・ギブソン演じるストーンバンクスだ。
主人公と過去を共有する敵という設定により、単なる悪役以上の存在感を持っている。バーニーの戦術を知り尽くし、彼の仲間関係まで揺さぶるストーンバンクスは、物語全体に緊張感をもたらす。
アクションだけでなく、主人公と敵役の心理的な対立を楽しみたい人には特に見応えがある。
見どころ2:スタローンとステイサムの絶妙なコンビネーション
バーニーとリー・クリスマスの関係は、本作でも重要な見どころだ。
スタローンの重厚なリーダー像と、ステイサムの俊敏で洗練されたアクションスタイルは対照的でありながら、互いの魅力を引き立てている。
ベテランとしての経験を持つバーニーと、現場で実力を発揮するリー。それぞれの役割が明確だからこそ、二人が並ぶ場面にはシリーズならではの安心感がある。
見どころ3:ハリソン・フォードとアーノルド・シュワルツェネッガーの競演
ハリソン・フォードとアーノルド・シュワルツェネッガーが同じ作品に登場することも、大きな魅力だ。
フォードはCIAのマックス・ドラマーとして任務を動かす役割を担い、シュワルツェネッガーはトレンチ役でシリーズに再登場する。
アクション映画だけでなく、SFや冒険映画の歴史を彩ってきたスターたちが集まる構図は、このシリーズならではの楽しみといえる。
見どころ4:ロンダ・ラウジーら新世代の躍動感
若手メンバーの加入によって、アクションの見せ方にも変化が生まれた。
ロンダ・ラウジーのルナは、身体能力を生かした戦闘スタイルが印象的。ケラン・ラッツ演じるスマイリーや、グレン・パウエル演じるソーンらも、旧メンバーとは違った個性を見せる。
ベテランの経験と若手の機動力を対比させることで、作品に新しいリズムが加わっている。
見どころ5:列車暴走や建物崩壊を盛り込んだ大規模アクション
本作には、肉弾戦や銃撃戦だけでなく、列車の暴走や建物の崩壊といった大規模なアクション演出も用意されている。
監督のパトリック・ヒューズは、アクション映画らしいスケール感を重視し、世界各地を舞台にした追跡劇を展開する。
126分という上映時間のなかに、多数のキャラクターとアクションシーンが詰め込まれているため、物語の細かな展開よりもスターたちの共演や大迫力の見せ場を楽しむタイプの映画だ。
【評価・評判】エクスペンダブルズ3は面白い?国内外の評価と賛否を検証
『エクスペンダブルズ3』の評価は、豪華キャストを楽しめるという肯定的な意見と、前2作に比べてアクションの過激さや勢いが弱まったという否定的な意見に分かれている。
日本国内の映画評価
映画.comでは、作品評価が5点満点中3.7点で、レビューは203件掲載されている。また、KINENOTEでは70.9点となっており、854人による評価が掲載されている。
これらはユーザー評価を中心とした数値であり、集計対象や評価方式が異なるため、単純に同じ尺度として比較することはできない。ただし、日本国内でも一定の支持を得ていることがうかがえる。
海外では批評家と観客の評価に差
海外の映画評価サイトRotten Tomatoesでは、2026年時点で批評家スコアが32%、観客スコアが48%と掲載されている。批評家172件、観客5万件以上の評価を集計した数値だ。
批評家側の総評では、往年のアクションスターが集まる楽しさは認めつつも、これだけの出演者をそろえた作品としては、物語や演出の面で期待を下回ったという評価が見られる。
つまり、出演者の豪華さと映画としての完成度は、必ずしも同じ評価にはならなかったということだ。
評価されているポイント
- スター競演の豪華さ:スタローン、ステイサム、フォード、ギブソンらが一堂に会する特別感。
- 敵役の魅力:メル・ギブソンが演じるストーンバンクスの存在感。
- 新旧メンバーの共演:若手俳優が加わったことで、シリーズに新しい方向性が生まれた。
- 娯楽性:銃撃戦や爆発、肉弾戦など、アクション映画らしい見せ場が多い。
批判されやすいポイント
- アクション表現の変化:PG-13指定に合わせた表現が、従来のシリーズの過激さを期待するファンには物足りなく感じられた。
- 若手チームへの時間配分:新メンバーの紹介に時間を割くため、旧メンバーの活躍をもっと見たかったという不満が生まれやすい。
- キャラクターの多さ:出演者が多く、それぞれの人物を深く描くことが難しい。
- ストーリーの既視感:王道の傭兵アクションであるため、意外性のある展開を求める人には物足りない可能性がある。
ロサンゼルス・タイムズも公開当時、新しく参加した若手俳優と従来のスターたちとの知名度や存在感の違い、PG-13への変更などを作品の課題として取り上げていた。
どんな人におすすめ?
おすすめできる人
- スタローンやステイサムのアクションが好きな人
- メル・ギブソンやハリソン・フォードの出演作を楽しんできた人
- 1980~1990年代のハリウッドアクション映画に思い入れがある人
- 新旧のアクションスターが共演する作品を見たい人
- 複雑な設定よりも、豪華なキャストと派手なアクションを楽しみたい人
あまりおすすめできない人
- 前2作以上に過激で血なまぐさい戦闘描写を期待する人
- 少人数の登場人物を丁寧に掘り下げるドラマを好む人
- 現実的で緻密な戦闘描写を重視する人
- ストーリーの意外性や複雑な心理描写を最優先する人
作品を評価する際には、単純に前作より面白いかどうかだけでなく、シリーズが新しい観客層を取り込もうとした変化を理解することも大切だ。
【よくある質問】エクスペンダブルズ3に関するFAQ
Q1:エクスペンダブルズ3の日本公開日はいつですか?
A1:2014年11月1日です。アメリカでは同年8月15日に公開されました。日本での上映時間は126分です。
Q2:エクスペンダブルズ3のラスボスは誰ですか?
A2:メル・ギブソン演じるコンラッド・ストーンバンクスです。かつてバーニー・ロスとともにエクスペンダブルズを創設した人物で、後に武器商人となった過去を持ちます。
Q3:エクスペンダブルズ3の日本語吹き替え声優は誰ですか?
A3:バーニー役がささきいさお、リー役が山路和弘、ストーンバンクス役が磯部勉、マックス・ドラマー役が村井國夫です。ルナ役は佐古真弓、ガルゴ役は東地宏樹が担当しています。DVD・Blu-ray版の主要吹き替えキャストは本文の一覧を参照してください。
Q4:エクスペンダブルズ2と3では何が違いますか?
A4:第2作はジャン=クロード・ヴァン・ダム演じるジャン・ヴィランとの戦いが中心です。第3作では、メル・ギブソン演じる元仲間ストーンバンクスとの対決に加え、ロンダ・ラウジーら若手メンバーの加入と世代交代が大きなテーマになっています。
Q5:エクスペンダブルズ3はシリーズを見ていなくても楽しめますか?
A5:第3作だけでも基本的な物語は理解できます。ただし、バーニーとリーの関係やストーンバンクスとの過去をより深く理解したいなら、第1作、第2作から順番に見るのがおすすめです。
まとめ:エクスペンダブルズ3は旧世代と新世代が交差する重要作
『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』は、2014年11月1日に日本公開されたシリーズ第3作であり、上映時間126分のアクション大作だ。
シルヴェスター・スタローンとジェイソン・ステイサムを中心とする旧メンバーに、メル・ギブソン、ハリソン・フォード、ロンダ・ラウジーらが加わり、豪華なキャスト陣を実現した。
最大の見どころは、バーニーとストーンバンクスの過去に根差した対決、そして若手チームの加入によって描かれる世代交代である。
一方、前2作からのPG-13への変更やアクション表現の変化には賛否があり、シリーズのファン全員が同じように評価しているわけではない。豪快なアクションを求める人には物足りない部分がある一方、豪華スターの競演や新旧メンバーの共闘を楽しみたい人には魅力的な作品となっている。
【プロの結論】第3作をシリーズの転換点として見る
本作を理解するうえで重要なのは、単なるアクション映画の続編としてではなく、長年シリーズを支えてきたスターたちが、自分たちの後を継ぐ世代を物語に迎え入れた作品として見ることだ。
ストーンバンクスとの戦いは、バーニー自身が過去と向き合う物語でもある。旧メンバーを守るために新しいチームを作り、それでも最後には仲間との絆を再確認する。この構造が、第3作に独自の意味を与えている。
2026年現在、シリーズは『エクスペンダブルズ ニューブラッド』まで展開されている。第3作を見ておけば、旧メンバー中心だった物語が、どのように次世代へ引き継がれていったのかも理解しやすい。
往年のアクションスターへの敬意、新世代へのバトンタッチ、そして仲間を守るために戦う傭兵たちの姿。これらを楽しむことこそ、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』を鑑賞する最大のポイントだ。