「まっすー」の正式名称は?『まっすぐにいこう。』との違いと漫画・アニメの全貌
「まっすー」という言葉を検索すると、NEWSのメンバーとして知られる増田貴久と、漫画・テレビアニメ作品『まっすぐにいこう。』に関する情報が混在することがある。しかし、この2つはまったく別の対象だ。
「まっすー」は、歌手・俳優として活動する増田貴久の愛称。一方、『まっすぐにいこう。』は、漫画家・きらが1991年に『ザ マーガレット』(集英社)で発表したデビュー作である。1993年12月号から『別冊マーガレット』で連載され、2002年からは『コーラス』へ掲載誌を移した。2000年には第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の優秀賞を受賞している。
2026年現在も作品の基本情報を調べる読者にとって、特に押さえておきたいのは、1991年のデビューと1993年の連載開始が別の出来事であること、そして2002年は作品全体の終了年ではなく、掲載誌の転換点に当たることだ。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- まっすーの正式名称: 芸能人の愛称としての「まっすー」は、NEWSの増田貴久を指す。
- 漫画の基本情報: 『まっすぐにいこう。』は漫画家・きらのデビュー作。1991年に発表され、1993年12月号から『別冊マーガレット』で連載された。
- 代表的な実績: 2000年に第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。マーガレットコミックス全26巻、集英社文庫コミック版全15巻が刊行された。
【最初に確認】まっすーの正式名称は?『まっすぐにいこう。』との違い

まず、検索キーワードの混同を整理しておきたい。
まっすーはNEWSの増田貴久の愛称
芸能関連の検索で「まっすー」と入力した場合、一般的に該当するのは、歌手・俳優・タレントとして活動する増田貴久(ますだ・たかひさ)だ。
STARTO ENTERTAINMENTの公式プロフィールでは「増田貴久」の名前で掲載されている。CDジャーナルなどのアーティスト情報でも、愛称として「まっすー」が紹介されている。
つまり、「まっすー」は正式な芸名や作品名ではなく、増田貴久を親しみを込めて呼ぶ際のニックネームである。
『まっすぐにいこう。』は漫画家・きらの作品
一方、今回の中心となる『まっすぐにいこう。』は、集英社の少女漫画誌を中心に展開された漫画作品だ。
作者は漫画家のきら。犬のマメタロウを中心に、飼い主の若月郁子や周囲の人々の日常、恋愛模様を描いている。
両者を整理すると、次のようになる。
| 比較項目 | まっすー | まっすぐにいこう。 |
|---|---|---|
| 正式な名称・作品名 | 増田貴久 | まっすぐにいこう。 |
| 分類 | 人物の愛称 | 漫画作品 |
| 関係者 | 増田貴久 | 作者・きら |
| 主な関連分野 | 音楽・芸能 | 漫画・テレビアニメ |
| 関連組織 | NEWS、STARTO ENTERTAINMENT | 集英社、読売テレビ、ゆめ太カンパニー |
このように、読み方の一部が似ていても、人物と作品という根本的な違いがある。
検索するときは、芸能情報なら「増田貴久」「まっすー」、漫画情報なら「まっすぐにいこう。」「きら」と入力すると、目的の情報を見つけやすい。
【作品の経緯】1991年のデビューから2002年の掲載誌移籍まで
『まっすぐにいこう。』の歴史を理解するうえで重要なのが、1991年、1993年、2002年という3つの時期だ。
1991年:『ザ マーガレット』で漫画家デビュー
作者のきらは、1991年に集英社の『ザ マーガレット』で『まっすぐにいこう。』を発表した。
集英社の別冊マーガレット公式アーカイブ「別マメモリーズ」でも、この作品が1991年のデビュー作として紹介されている。
ここで注意したいのは、1991年は作者のデビューと作品の発表に関する年であり、長期連載が始まった年とは異なる点だ。
1993年12月号:『別冊マーガレット』で連載開始
その後、作品は『別冊マーガレット』に掲載され、1993年12月号から2002年7月号まで連載された。
集英社の公式作品アーカイブには、作者名とともに掲載期間が明記されている。
また、1993年12月号の雑誌アーカイブにも、本作が連載開始作品として掲載されている。
2002年以降:『コーラス』へ掲載誌を移す
『別冊マーガレット』での掲載が2002年7月号までとなった後、作品は集英社の女性向け漫画誌『コーラス』へと掲載の場を移した。
したがって、2002年をもって作品そのものが終了したと理解するのは正確ではない。
実際、アニメ制作会社ゆめ太カンパニーの制作実績にも、原作が集英社の『コーラス』で連載されていた作品として記載されている。
作品の歴史を年表で整理
| 年・時期 | 出来事 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| 1991年 | 『ザ マーガレット』で発表 | きらのデビュー作 |
| 1993年12月号 | 『別冊マーガレット』で連載開始 | 長期連載のスタート |
| 2000年 | 第4回文化庁メディア芸術祭優秀賞 | マンガ部門で受賞 |
| 2002年7月号 | 『別冊マーガレット』での掲載終了 | 掲載誌の転換点 |
| 2002年以降 | 『コーラス』で掲載 | 作品の展開が継続 |
| 2003年 | テレビアニメ第1期 | 全4話 |
| 2004年 | テレビアニメ第2期 | 全5話 |
| 2005年3月25日 | マーガレットコミックス第26巻発売 | シリーズ完結 |
特に重要なのは、デビュー年・連載開始年・掲載誌移籍年を区別することだ。
1991年にデビューし、1993年に『別冊マーガレット』で連載を開始。2002年には『コーラス』へと移り、単行本は2005年に全26巻で完結した。この流れが作品の基本的な経緯となる。
【2000年の受賞】文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞の意味
『まっすぐにいこう。』の代表的な実績として知られるのが、2000年の第4回文化庁メディア芸術祭における受賞だ。
第4回文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞
本作は、2000年の第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞に選ばれた。
文化庁メディア芸術祭の公式アーカイブには、作品名『まっすぐにいこう。』、作者・きら、集英社マーガレットコミックスの作品として記録されている。
なお、受賞区分は「優秀賞」であり、「大賞」ではない。
同じ第4回のマンガ部門では、井上雄彦の『バガボンド』が大賞を受賞している。本作は複数の優秀賞受賞作品の一つとして選ばれた。
評価されたのは犬と人間の異なる視点
文化庁メディア芸術祭の贈賞理由では、本作の大きな特徴として、人間の視点と犬の視点という2つの世界が描かれていることが挙げられている。
物語の中心にいるのは、飼い主の郁子を大切に思う犬のマメタロウだ。
人間同士の恋愛や人間関係を、犬という異なる立場から見つめることで、普段は見過ごしてしまう感情や日常の出来事に別の意味が生まれる。
また、派手な事件を次々と起こすのではなく、日常を丁寧に積み重ねる作風も特徴として評価された。
受賞理由から読み取れるのは、単に犬が登場する漫画としての面白さではない。人間と動物の間にある視点の違いを、物語の表現そのものに取り込んだ点が作品の独自性につながっている。
受賞実績から見える作品の魅力
少女漫画というジャンルの中で、恋愛だけを物語の中心に据えるのではなく、犬の存在を通じて人間関係を描いたことは、本作の大きな特徴だ。
マメタロウは単なる脇役ではなく、物語を動かす視点そのものを担っている。
この構成によって、読者は人間同士の感情だけでなく、動物が人間社会をどのように見ているのかという想像も楽しめる。
文化庁の評価は、こうした作品の表現上の特徴を裏付ける重要な記録となっている。
【漫画の基本情報】きらが描いたマメタロウと人間たちの物語
『まっすぐにいこう。』の物語を理解するには、主人公と人間関係、そして作品の視点を押さえておきたい。
主人公は雑種犬のマメタロウ
集英社の公式コミックス紹介によると、本作は雑種犬のマメタロウと、その飼い主である若月郁子、郁子の恋人・秋吉純一を中心に展開する物語だ。
マメタロウは、飼い主の郁ちゃんが大好きな犬。
郁子の恋愛や日常生活を見守りながら、犬ならではの感覚で周囲の出来事に関わっていく。
人間にとっては何気ない日常でも、マメタロウにとっては新しい発見や心配事になる。
この視点の違いが、作品全体に独特の温かさを生み出している。
作品の主要人物と関係性
| 人物・要素 | 役割 | 物語における位置づけ |
|---|---|---|
| マメタロウ | 雑種犬 | 物語の中心となる視点人物 |
| 若月郁子 | マメタロウの飼い主 | 人間側の物語の中心人物 |
| 秋吉純一 | 郁子の恋人 | 郁子との恋愛模様を描く重要人物 |
| はなこ | 犬 | マメタロウと関わる存在 |
| 人間と犬の関係 | 作品全体のテーマ | 異なる視点から日常を描く |
マーガレットコミックスは全26巻
本作の単行本は、集英社のマーガレットコミックスから全26巻が刊行されている。
集英社の公式書誌情報によれば、第1巻の紙版は1993年9月24日発売。第26巻は2005年3月25日に発売され、作品の完結巻となった。
第26巻の紹介では、郁子の周囲の人々がそれぞれ新しい道へ進んでいく様子が描かれている。
長期連載作品らしく、登場人物たちの関係や生活環境の変化を追いながら、物語が一つの区切りを迎える構成になっている。
集英社文庫コミック版は全15巻
マーガレットコミックスとは別に、集英社文庫のコミック版も刊行されている。
こちらは全15巻で、単行本とは巻数が異なる。
初めて読む場合は、全26巻のマーガレットコミックス版と全15巻の文庫版のどちらを選ぶかによって、購入する冊数が変わる。
内容を追いたい場合は、巻数だけでなく、版の違いにも注目するとよい。
【テレビアニメ版】2003年・2004年に全9話が放送
『まっすぐにいこう。』は漫画だけでなく、テレビアニメにもなっている。
アニメ制作はゆめ太カンパニー、制作は読売テレビとゆめ太カンパニーが担当した。
第1期は2003年、第2期は2004年
テレビアニメは2期に分けて放送された。
AT-Xの番組情報によれば、2003年から2004年にかけて放送された全9話の作品で、第1期が4話、第2期が5話という構成だ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原作 | きら |
| 原作掲載誌 | コーラス(集英社) |
| アニメーション制作 | ゆめ太カンパニー |
| 制作 | 読売テレビ、ゆめ太カンパニー |
| 監督 | 井硲清高 |
| 構成 | 加藤陽一 |
| キャラクターデザイン | つなきあき |
| 音楽 | 大島ミチル |
| 第1期 | 2003年8月・全4話 |
| 第2期 | 2004年3月~4月・全5話 |
| 合計 | 全9話 |
主要キャラクターと声優
アニメ版では、実力派声優が主要キャラクターを演じている。
| キャラクター | 声優 |
|---|---|
| マメタロウ | 吉野裕行 |
| はなこ | 小島幸子 |
| 若月郁子 | 折笠富美子 |
| 秋吉純一 | 野島健児 |
| 伊集院たけし | 鈴村健一 |
| 早乙女直 | 下屋則子 |
| 小林恵 | 豊口めぐみ |
| セバスチャン | 鈴木真仁 |
| 空 | 半場友恵 |
| 渡部京介 | 森川智之 |
声優陣の顔ぶれを見ると、2000年代前半のテレビアニメ作品としても興味深い。
特に、主人公マメタロウを演じる吉野裕行をはじめ、野島健児、鈴村健一、森川智之など、幅広い作品で知られる声優が参加している。
主題歌はaikoが担当
音楽面で注目したいのが、主題歌をaikoが担当している点だ。
制作会社ゆめ太カンパニーの公式制作実績によると、オープニングテーマは「どろぼう」。
エンディングテーマは、第1期が「花火」、第2期が「れんげ畑」となっている。
いずれもaikoが作詞・作曲・歌唱を担当した楽曲だ。
作品の穏やかな日常描写と、aikoの楽曲が組み合わさっていることも、アニメ版の特徴の一つといえる。
【よくある誤解】2002年に作品が終了したわけではない?
『まっすぐにいこう。』の検索情報で、特に混同されやすいのが2002年という年だ。
2002年は『別冊マーガレット』での掲載終了年
集英社の公式アーカイブに記録されている掲載期間は、1993年12月号から2002年7月号まで。
これは『別冊マーガレット』での連載期間を示している。
その後は『コーラス』に掲載誌を移しているため、作品全体が2002年に完結したという意味ではない。
単行本の完結は2005年
集英社の公式書誌情報では、第26巻が2005年3月25日に発売されており、紹介文にも完結巻であることが記されている。
この情報を踏まえると、2002年と2005年は次のように区別できる。
- 2002年:『別冊マーガレット』での連載終了と『コーラス』への移行。
- 2005年:マーガレットコミックス第26巻の発売とシリーズ完結。
この違いを理解しておけば、作品の連載期間についての誤解を避けられる。
2021年には関連作品も登場
さらに、集英社からは2021年6月24日に『OH MY DOG! まっすぐにいこう。~キキの場合~』が刊行されている。
作者は同じくきら。
集英社の公式紹介では、オリジナル作品の後継作として位置づけられ、主人公のキキと個性豊かな5匹の犬たちを中心とする物語が紹介されている。
これは1990年代から2000年代にかけて展開された本編とは別の作品として、シリーズの世界観がその後も受け継がれていることを示す。
【プロの結論】『まっすぐにいこう。』を正しく理解するための3つのポイント
作品の歴史を整理すると、押さえておきたいポイントは3つある。
第一に、1991年は作者・きらのデビュー年であり、1993年12月号は『別冊マーガレット』での連載開始時期ということ。
第二に、2000年の文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞は、犬と人間という異なる視点を物語の中で共存させた表現が評価された実績である。
第三に、2002年は掲載誌の移行時期であり、作品の完結はマーガレットコミックス第26巻が発売された2005年に位置づけられる。
また、作品をこれから読む人には、次のような判断基準が役立つ。
- 犬の視点から人間関係を楽しみたい人: マメタロウを中心とした物語が魅力になる。
- 少女漫画の恋愛と日常描写が好きな人: 郁子と秋吉の関係を軸に読み進められる。
- 受賞作品や1990年代の少女漫画を研究したい人: 1991年のデビューから2005年の完結までを時系列で追うと、作品の変遷が理解しやすい。
- アニメから作品に触れたい人: 全9話のテレビアニメから世界観を知る方法もある。
本作の魅力は、恋愛漫画でありながら、犬の視点を物語の中心に置いた独自の構成にある。2000年の受賞理由を確認すると、その特徴が作品の評価にもつながっていたことが分かる。
【まっすー・まっすぐにいこう。】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:まっすーの正式名称は何ですか?
A1:芸能人の愛称としての「まっすー」は、NEWSのメンバーである増田貴久を指す。正式な名前は増田貴久(ますだ・たかひさ)で、「まっすー」は愛称である。
Q2:『まっすぐにいこう。』の作者は誰ですか?
A2:漫画家のきら。1991年に『ザ マーガレット』で同作を発表し、漫画家としてデビューした。
Q3:『まっすぐにいこう。』の連載はいつからいつまでですか?
A3:『別冊マーガレット』では1993年12月号から2002年7月号まで連載。その後、2002年から『コーラス』へ掲載誌を移した。単行本は2005年発売の第26巻で完結している。
Q4:『まっすぐにいこう。』は何か賞を受賞していますか?
A4:2000年の第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞している。
Q5:漫画は全部で何巻ありますか?
A5:マーガレットコミックス版は全26巻。集英社文庫コミック版は全15巻で刊行されている。
Q6:テレビアニメは何年に放送されましたか?
A6:第1期が2003年、第2期が2004年に放送された。合計9話で、マメタロウ役は吉野裕行、若月郁子役は折笠富美子、秋吉純一役は野島健児が担当した。
まとめ:まっすーと『まっすぐにいこう。』は別の存在
「まっすー」という検索語で人物情報と漫画情報が混在する場合、最初に整理したいのは、それぞれが異なる対象であるという点だ。
芸能人の「まっすー」は増田貴久の愛称。そして『まっすぐにいこう。』は、漫画家・きらが1991年に発表したデビュー作である。
作品の歴史は、1991年のデビュー、1993年12月号の『別冊マーガレット』での連載開始、2000年の文化庁メディア芸術祭優秀賞、2002年の『コーラス』への移行、そして2005年の全26巻完結という流れで整理できる。
さらに2003年・2004年には全9話のテレビアニメも制作された。
特に、2002年を作品全体の終了年と誤解しないことが、正確な作品情報を理解するうえで大切だ。
マメタロウという犬の視点から人間の恋愛や日常を描いた『まっすぐにいこう。』は、単なる少女漫画にとどまらず、動物と人間の関係を独自の視点で表現した作品として、2000年の受賞記録にも残っている。