サイモン・ペッグ映画の代表作を年代順に総覧、出演・声優・脚本作と2026年最新活動を徹底解説
サイモン・ペッグは、『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ』『ワールズ・エンド』で知られるイギリス出身の俳優・脚本家・コメディアンです。さらに、『ミッション:インポッシブル』シリーズのベンジー・ダン役、『スター・トレック』シリーズのスコッティ役でも世界的な知名度を獲得しました。コメディからSF、アクション、ドラマ、アニメーションまで、出演ジャンルの幅広さが大きな魅力です。
2026年10月現在、映画キャリアを振り返るうえで注目したいのは、2025年公開の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』と、2026年に公開された『Only What We Carry』です。さらに、2026年の『The Sixty-Year Mission』への参加や、今後の『アイス・エイジ』シリーズへの復帰も話題になっています。ここでは代表作、歴代出演作、声優作品、脚本参加作品を年代順に整理し、初めて作品を見る人に向けたおすすめランキングも紹介します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 代表作:『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ』『ワールズ・エンド』は、エドガー・ライトとの共同制作によるコルネット三部作。
- ハリウッドでの活躍:『ミッション:インポッシブル』ではベンジー・ダン、『スター・トレック』ではスコッティを演じた。
- 声優・脚本活動:『アイス・エイジ』のバック役や『ナルニア国物語』のリーピチープ役でも知られ、『ポール』などでは脚本も担当。
- 2025年の最新代表作:『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』に出演。
- 2026年の活動:『Only What We Carry』や『The Sixty-Year Mission』など、新たな映画・映像作品にも参加。
【年代順】サイモン・ペッグ出演映画一覧とキャリアの転換点

サイモン・ペッグの映画キャリアは、イギリスのコメディ映画やテレビ作品を出発点に、国際的な大作シリーズへと広がっていきました。
初期には小規模な作品や脇役を経験し、2004年の『ショーン・オブ・ザ・デッド』で俳優・脚本家として大きく注目されます。その後、2006年の『ミッション:インポッシブルIII』をきっかけにハリウッド作品への出演が増えました。
1999年~2005年:イギリスでの活動とブレイク
映画出演の初期には、『Guest House Paradiso』(1999年)、『The Parole Officer』(2001年)、『24アワー・パーティー・ピープル』(2002年)などに参加しています。
転機となったのが、2004年の『ショーン・オブ・ザ・デッド』です。ペッグは主人公ショーンを演じるだけでなく、エドガー・ライトと共同で脚本を執筆しました。ゾンビ映画の定番を踏まえながら、日常生活の滑稽さや人間関係を描いた作品として、イギリス発のコメディ映画を代表する一本になりました。
2005年には『The League of Gentlemen's Apocalypse』や『ランド・オブ・ザ・デッド』にも出演。ジャンル映画での存在感を高めていきます。
2006年~2010年:ハリウッド進出と国際的な知名度
2006年の『ミッション:インポッシブルIII』では、IMFの技術担当ベンジー・ダンを演じました。トム・クルーズ演じるイーサン・ハントとの関係を通じて、アクション映画における新たな持ち味を発揮します。
2007年には『ホット・ファズ』でエドガー・ライトと再び組み、同年の『ラン・ファットボーイ・ラン』では主演に加えて脚本にも参加。2008年には『スターを夢見る男』として知られる『How to Lose Friends & Alienate People』でシドニー・ヤングを演じました。
2009年にはJ・J・エイブラムス監督の『スター・トレック』でスコッティ役を担当。同年の『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』ではイタチのバック役を務め、声優としての活動も広がります。
2010年の『バーク アンド ヘア』ではウィリアム・バークを演じ、『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』ではリーピチープの声を担当しました。
2011年~2018年:人気シリーズと多彩なジャンルへの挑戦
2011年は、ペッグの多才さを理解するうえで重要な年です。ニック・フロストと共同脚本・主演を務めたSFコメディ『ポール』を公開したほか、『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』ではトンプソン役、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ではベンジー・ダン役を演じました。
2013年には『スター・トレック イントゥ・ダークネス』と『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』に出演。2014年は『ヘクターと幸福のミステリー』『キル・ミー・スリー・タイムズ』『ボックストロール』などに参加しています。
2015年には『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』、『マン・アップ!60億分の1のサイテーな恋のはじまり』、『Absolutely Anything』に出演。2016年には『スター・トレック BEYOND』でスコッティ役を続投し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ではアンカー・プラット役を演じました。
2018年は『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』、『レディ・プレイヤー1』、『ターミナル』、『スローターハウス・ルールズ』などに出演。『レディ・プレイヤー1』ではオグデン・モローという重要人物を演じ、スティーヴン・スピルバーグ監督作品にも参加しました。
2019年~2025年:ドラマ性の高い役柄とシリーズの集大成
2019年以降は、コメディだけでなく、心理的な葛藤を抱える人物やドラマ性の強い役にも挑戦しています。『ロスト・トランスミッションズ』(2019年)ではテオ・ロスを演じ、『インヘリタンス』(2020年)ではモーガン・ワーナー役を担当しました。
2021年にはアニメーション映画『アメリカ:ザ・モーション・ピクチャー』でキング・ジェームズの声を担当。2022年はApple TV+のアニメーション映画『Luck』でボブ役、『The Ice Age Adventures of Buck Wild』でバック役を演じています。
2023年には『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』と『Nandor Fodor and the Talking Mongoose』に出演。そして2025年、シリーズ第8作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』で再びベンジー・ダンを演じました。
主な出演歴・役柄・制作参加の早見表
以下は、主要な映画とキャリアの節目をまとめた年表です。出演だけでなく、脚本や声の出演も区別して確認できます。
| 公開年 | 作品名 | 役柄・参加内容 |
|---|---|---|
| 1999年 | Guest House Paradiso | Mr. Nice役 |
| 2002年 | 24アワー・パーティー・ピープル | ジャーナリスト役 |
| 2004年 | ショーン・オブ・ザ・デッド | ショーン役・共同脚本 |
| 2005年 | ランド・オブ・ザ・デッド | カメオ出演 |
| 2006年 | ミッション:インポッシブルIII | ベンジー・ダン役 |
| 2007年 | ホット・ファズ | ニコラス・エンジェル役・共同脚本 |
| 2007年 | ラン・ファットボーイ・ラン | 主演・脚本参加 |
| 2009年 | スター・トレック | スコッティ役 |
| 2009年 | アイス・エイジ3 | バック役・声の出演 |
| 2010年 | ナルニア国物語/第3章 | リーピチープ役・声の出演 |
| 2011年 | ポール | グレアム役・共同脚本 |
| 2011年 | ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル | ベンジー・ダン役 |
| 2013年 | ワールズ・エンド | ゲイリー・キング役・共同脚本 |
| 2015年 | ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション | ベンジー・ダン役 |
| 2016年 | スター・トレック BEYOND | スコッティ役・脚本 |
| 2018年 | レディ・プレイヤー1 | オグデン・モロー役 |
| 2018年 | ミッション:インポッシブル/フォールアウト | ベンジー・ダン役 |
| 2022年 | Luck | ボブ役・声の出演 |
| 2023年 | ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE | ベンジー・ダン役 |
| 2025年 | ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング | ベンジー・ダン役 |
| 2026年 | Only What We Carry | ジュリアン・ジョンズ役 |
| 2026年 | The Sixty-Year Mission | 本人として出演 |
この年表から分かるのは、ペッグが単に人気シリーズに出演してきた俳優ではないということです。脚本家として作品の企画や物語づくりに参加しながら、声優や国際的な大作のキャラクター俳優としても活動してきました。
【代表作】コルネット三部作『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ』『ワールズ・エンド』
サイモン・ペッグの映画を語るうえで、最も重要な存在がコルネット三部作です。エドガー・ライト監督、ニック・フロスト、サイモン・ペッグという長年の協力関係から生まれた作品群で、イギリス映画らしいユーモアとジャンル映画への愛情が詰まっています。
3作品はストーリー上の直接的な続編ではありません。共通するスタッフや出演者、ジャンル映画へのオマージュ、作品内に登場するコルネットアイスクリームなどの要素で結び付いたシリーズです。
1. 『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)
ジャンル:ゾンビ・ホラーコメディ
役柄:ショーン
監督:エドガー・ライト/脚本:サイモン・ペッグ、エドガー・ライト
物語の主人公ショーンは、仕事にも恋愛にも煮え切らない日常を送る青年です。しかし、街にゾンビが出現したことで、友人エドとともに恋人や家族を守るための行動を起こします。
本作の面白さは、ゾンビの恐怖と平凡な日常生活のギャップにあります。世界が崩壊しかけているのに、登場人物たちは普段の習慣からなかなか抜け出せません。
ペッグの演技には、頼りなさと人間的な温かさが共存しています。ホラー映画としてもコメディ映画としても成立する絶妙なバランスが、現在まで支持される理由です。
初めてサイモン・ペッグ作品を見る人に、まずおすすめしたい一本です。
2. 『ホット・ファズ』(2007年)
ジャンル:アクション・コメディ・犯罪
役柄:ニコラス・エンジェル
ロンドンで優秀な実績を上げていた警察官ニコラス・エンジェルは、周囲との能力差を理由に地方の村へ異動させられます。
赴任先の村は一見すると平和そのもの。しかし、不可解な事故や事件が続き、エンジェルは相棒ダニーとともに真相を追い始めます。
ペッグは主人公の生真面目さを巧みに表現しています。ニック・フロスト演じるダニーとの対照的な掛け合いも魅力です。
前半の小さな伏線が後半の大規模なアクションにつながる構成は、エドガー・ライト監督の編集技術と演出力が際立つ部分です。警察映画やアクション映画が好きな人に向いています。
3. 『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(2013年)
ジャンル:SF・コメディ・アクション
役柄:ゲイリー・キング
若いころに成し遂げられなかったパブ巡りを実現するため、ゲイリー・キングは昔の仲間たちを集めて故郷へ戻ります。ところが、街の様子には不自然な点があり、やがて想像を超える事態に巻き込まれていきます。
これまでの2作品と異なり、本作は大人になること、過去への執着、友情の変化といったテーマを強く打ち出しています。
ペッグが演じるゲイリーは、単純に陽気な主人公ではありません。過去にしがみつく姿や、周囲との関係を修復できない不器用さが物語の核心です。
3作品のなかでも、登場人物の内面を深く味わいたい人におすすめできます。
コルネット三部作はどの順番で見るべき?
公開順に見るのが最もおすすめです。『ショーン・オブ・ザ・デッド』で監督と俳優陣の基本的な作風を理解し、『ホット・ファズ』でアクション演出の進化を楽しみ、最後に『ワールズ・エンド』で作品世界のテーマ性を味わうと、3作品の変化がよく分かります。
なお、3作品は同じ世界の連続した物語ではありません。登場人物や設定が共通する続編として見るのではなく、同じクリエイター陣による独立した作品群として楽しむのが正しい理解です。
【人気シリーズ】ミッション:インポッシブルのベンジー・ダン役と出演順
サイモン・ペッグのハリウッドでの知名度を決定的に高めた役が、ベンジー・ダンです。
2006年の『ミッション:インポッシブルIII』で初登場したベンジーは、IMFの技術担当としてイーサン・ハントを支える人物です。シリーズが進むにつれて、単なる技術スタッフから現場でも行動する重要なチームメンバーへと存在感を増していきました。
ベンジー・ダンの映画出演順
出演作は以下の6作品です。
- 2006年:『ミッション:インポッシブルIII』
- 2011年:『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
- 2015年:『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
- 2018年:『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
- 2023年:『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
- 2025年:『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
この順番で鑑賞すれば、ベンジーとイーサンの関係、IMFチームの変化、シリーズ全体のストーリーを自然に理解できます。
ベンジー・ダンがシリーズで果たした役割
ベンジーの特徴は、技術的な専門知識と人間味のあるユーモアを兼ね備えていることです。
トム・クルーズ演じるイーサン・ハントが身体能力や判断力を生かして危険な任務に挑む一方、ベンジーは情報収集、通信、装備の操作などを担当します。
しかし、シリーズが進むにつれてベンジー自身も危険な現場に立つようになりました。彼の成長は、シリーズの長期的な魅力を支える要素の一つです。
2025年5月のCBS Newsのインタビューでは、ペッグが約20年にわたるシリーズへの参加を振り返り、一区切りを迎えた感慨を語りました。最初の撮影シーンは2005年11月だったと報じられています。
ただし、2026年7月のインタビューでは、ペッグはシリーズが完全に終わったとは考えていない趣旨の発言もしています。将来の続編については、脚本や撮影期間などの条件が重要になるという姿勢です。これは続編への正式参加発表とは異なります。
『ファイナル・レコニング』は、ベンジー役の長い歩みを振り返るうえで重要な作品ですが、今後のシリーズ展開まで確定したわけではありません。
【もう一つの代表作】スター・トレックのスコッティとハリウッド大作への出演
『ミッション:インポッシブル』と並ぶ代表的な出演シリーズが『スター・トレック』です。
ペッグが演じたのは、宇宙船エンタープライズの機関主任モンゴメリー・スコット、通称スコッティです。オリジナルシリーズから親しまれてきたキャラクターを、新しい映画シリーズで演じました。
スコッティ役の出演映画3作品
『スター・トレック』(2009年)
J・J・エイブラムス監督による新シリーズの第1作です。クリス・パイン演じるジェームズ・T・カークや、ザカリー・クイント演じるスポックとともに、新しいエンタープライズの乗組員として登場します。
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(2013年)
エンタープライズのクルーが、より大きな危機に直面する続編です。スコッティは技術面で重要な役割を担います。
『スター・トレック BEYOND』(2016年)
ジャスティン・リン監督によるシリーズ第3作。ペッグはスコッティ役に加え、ダグ・ユングとともに脚本も担当しました。俳優としてだけでなく、シリーズの物語づくりにも深く関わった作品です。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にも出演
ペッグは2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にも参加しています。
演じたのは、ジャクーの廃品商アンカー・プラットです。主要人物ではありませんが、人気SFシリーズへの出演という点で興味深い経歴です。
『レディ・プレイヤー1』ではオグデン・モロー役
2018年の『レディ・プレイヤー1』では、オグデン・モローを演じました。
同作はスティーヴン・スピルバーグ監督によるSFアドベンチャーで、仮想現実世界を舞台に、ゲームや映画などのポップカルチャーへのオマージュを多数盛り込んでいます。
この作品は、ペッグがコメディ俳優やシリーズの脇を支える人物という枠に収まらず、世界的なエンターテインメント作品に出演する俳優であることを示しています。
【声優作品・脚本参加作】ポールやアイス・エイジで見せた多才な一面
サイモン・ペッグの映画を調べると、実写映画の出演だけでなく、アニメーション映画の声優としての仕事も数多く見つかります。また、自ら脚本を執筆した作品も少なくありません。
『ポール』(2011年)は声優作品?役柄の正確な関係
『ポール』は、サイモン・ペッグとニック・フロストが共同脚本・主演を務めたSFコメディ映画です。
物語は、アメリカを旅行するSF好きのイギリス人2人が、政府に追われる宇宙人と遭遇するところから始まります。
ペッグが演じるのはグレアム・ウィリー、ニック・フロストが演じるのはクライヴ・ゴリングスです。宇宙人ポールの声を担当したのは、セス・ローゲンです。
ここは間違えやすいポイントです。『ポール』はペッグの出演作・脚本参加作ですが、宇宙人ポール本人の声を演じたわけではありません。
作品の魅力は、SF映画への愛情と、イギリス人2人の独特な会話のテンポです。『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ホット・ファズ』が好きな人なら、同じコンビが作り出すユーモアを楽しめます。
『アイス・エイジ』シリーズのバック役
ペッグの声優作品で特に人気が高いのが、『アイス・エイジ』シリーズのバック役です。
バックは片目のイタチで、恐竜が生息する地下世界に詳しい冒険好きなキャラクター。2009年の『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』で登場しました。
その後も以下の作品でバックを演じています。
- 『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』(2009年)
- 『アイス・エイジ4/パイレーツ大冒険』(2012年)
- 『アイス・エイジ5/止めろ!惑星大衝突』(2016年)
- 『The Ice Age Adventures of Buck Wild』(2022年)
2027年公開予定の『Ice Age: Boiling Point』でもバック役への復帰が発表されています。ディズニーの公式作品情報でも、ペッグの続投が紹介されています。
そのほかの主な声優作品
『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』(2010年)
ネズミの騎士リーピチープを担当。勇敢で誇り高いキャラクターに、ペッグらしい表情豊かな演技を加えています。
『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(2011年)
トンプソン役を担当。モーションキャプチャーと声の演技を組み合わせた作品への参加です。
『ボックストロール』(2014年)
アニメーション作品でハーバート・トラブショーの声を担当しました。
『アメリカ:ザ・モーション・ピクチャー』(2021年)
キング・ジェームズの声を担当。歴史上の人物を大胆にアレンジしたアニメーションコメディです。
『Luck』(2022年)
ボブ役を担当。運の良し悪しをテーマにしたアニメーション映画です。
脚本家としてのサイモン・ペッグ
ペッグのキャリアを理解するうえで、脚本家としての実績も欠かせません。
- 『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年):エドガー・ライトとの共同脚本
- 『ホット・ファズ』(2007年):エドガー・ライトとの共同脚本
- 『ラン・ファットボーイ・ラン』(2007年):脚本参加
- 『ポール』(2011年):ニック・フロストとの共同脚本
- 『ワールズ・エンド』(2013年):エドガー・ライトとの共同脚本
- 『スター・トレック BEYOND』(2016年):ダグ・ユングとの共同脚本
俳優が自分の役柄だけでなく、物語全体の設計にも関わっている点がペッグの特徴です。特にコルネット三部作では、脚本家としての個性が作品のテンポやキャラクター造形に強く反映されています。
【2025年・2026年最新】ファイナル・レコニングから新作映画まで
2025年以降の活動を見ると、ペッグは長年続けてきた人気シリーズの節目を迎える一方、ドラマ作品やドキュメンタリーにも活動の幅を広げています。
2025年:『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
2025年5月23日に劇場公開された『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は、ペッグの近年の代表的な出演映画です。
トム・クルーズ演じるイーサン・ハントとともに、ベンジー・ダンが再び重要な任務に参加します。AIを利用した脅威「エンティティ」をめぐる物語が展開され、シリーズの過去作から続く人物関係にも注目が集まりました。
2006年の『ミッション:インポッシブルIII』から約19年。長期間にわたり同じキャラクターを演じ続けたことは、ペッグのキャリアにおける大きな実績です。
2026年:『Only What We Carry』
2026年の注目作が、ジェイミー・アダムズ監督のドラマ映画『Only What We Carry』です。
サイモン・ペッグはジュリアン・ジョンズを演じ、ソフィア・ブテラ、シャルロット・ゲンズブール、リジー・マカルパイン、クエンティン・タランティーノらと共演しています。
舞台はフランスのノルマンディー地方。かつて名声を得た振付師ジュリアンのもとに、元教え子のダンサー、シャーロットが戻ってくることで、過去の記憶や人間関係が動き始めます。
2026年のトライベッカ映画祭ではワールドプレミア上映作品として紹介されました。撮影はわずか6日間で行われ、即興性を取り入れた演出が特徴です。
アクションやコメディとは異なり、人間関係や過去への向き合い方を描く作品であり、ペッグの俳優としての新たな側面を知るうえで興味深い一本です。
2026年:『The Sixty-Year Mission』
2026年には、SFシリーズ『スター・トレック』の歴史を振り返るドキュメンタリー『The Sixty-Year Mission: How Star Trek Changed Television and the World』にも本人として参加しています。
ウィリアム・シャトナーをはじめ、ジョナサン・フレイクス、ブレント・スパイナーなど、シリーズに関わった俳優や関係者が登場する作品です。
ペッグ自身も映画版でスコッティを演じてきたため、シリーズの歴史を語る参加者としても自然な位置付けです。2026年10月には劇場公開情報も確認されています。
2026年発表の『Dr. Mason Miller』
サイモン・ペッグの公式サイトでは、2026年5月に『Dr. Mason Miller』の予告映像が掲載され、「Coming in 2026」と案内されています。ペッグとカリーヌ・ヴァナッスが出演する作品です。
ただし、公式サイトの掲載情報だけでは、具体的な公開日や配給・公開規模などの詳細までは確定できません。2026年の活動を追ううえで注目すべき発表の一つです。
今後の『アイス・エイジ』シリーズにも注目
2027年公開予定の『Ice Age: Boiling Point』では、ペッグが再びバックの声を担当する予定です。
『アイス・エイジ3』から長く続いているキャラクターとの関係は、ベンジーやスコッティとは異なる意味で、ペッグのキャリアを象徴しています。
ミッション:インポッシブルの続編出演は決定している?
2026年7月のインタビューで、ペッグは『ファイナル・レコニング』がシリーズ最後の作品になるとは限らないという見方を示しました。
一方、次回作の制作や出演が正式に決まったわけではありません。したがって、ベンジー・ダンの復帰は現段階では将来の可能性として捉える必要があります。
【おすすめ映画ランキング】初めて見るならどの作品から?
サイモン・ペッグの出演映画はジャンルが幅広く、どれから見るかによって印象が変わります。ここでは知名度だけではなく、ペッグの魅力を理解しやすいか、作品としての完成度や個性が伝わるかを基準に、おすすめの5作品を選びました。
第1位:ショーン・オブ・ザ・デッド
おすすめ:コメディとホラーの両方が好きな人
俳優・脚本家としてのペッグの原点を知るなら最適です。日常的な人物が異常事態に巻き込まれる展開と、細部に仕込まれたユーモアが魅力です。
第2位:ホット・ファズ
おすすめ:テンポの良いアクション映画が好きな人
警察映画の定番を巧みに取り入れた作品です。ペッグとニック・フロストの掛け合い、後半のアクション、緻密な伏線を楽しめます。
第3位:ミッション:インポッシブル/フォールアウト
おすすめ:本格的なスパイアクションが好きな人
ベンジー・ダンの魅力を知るにはおすすめの一本です。イーサンを支えるチームの一員として、ペッグのユーモアと緊迫感のある演技が生きています。
第4位:ワールズ・エンド
おすすめ:ブラックユーモアと人間ドラマが好きな人
コルネット三部作の最後を飾る作品です。笑いだけでなく、友情や人生の変化を描いた物語としても楽しめます。
第5位:ポール
おすすめ:SF映画やニック・フロストとの共演が好きな人
ペッグの脚本家としての個性がよく表れています。SF映画へのオマージュと、自由奔放な宇宙人をめぐる騒動が魅力です。
このランキングは、映画の公式人気投票や興行収入の順位ではなく、ペッグの個性を理解するための編集上のおすすめ順です。
目的別に選ぶならこの作品
- サイモン・ペッグの原点:『ショーン・オブ・ザ・デッド』
- 笑いとアクションの両立:『ホット・ファズ』
- 人生や友情を深く味わう:『ワールズ・エンド』
- ベンジー・ダンの魅力を知る:『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
- SFコメディを楽しむ:『ポール』
- 声優としての演技を楽しむ:『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』
- SF大作への出演を楽しむ:『スター・トレック』(2009年)
一方、シリアスな人間ドラマを中心に見たい人は、『ロスト・トランスミッションズ』や『Only What We Carry』も候補に入ります。ペッグをコメディ俳優というイメージだけで判断すると、キャリアの重要な部分を見落としてしまいます。
【サイモン・ペッグ映画】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:サイモン・ペッグの代表作は何ですか?
A1:『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ』『ワールズ・エンド』のコルネット三部作が代表的です。また、『ミッション:インポッシブル』シリーズのベンジー・ダン役や、『スター・トレック』シリーズのスコッティ役も世界的に知られています。
Q2:サイモン・ペッグの映画はどの順番で見るべきですか?
A2:初めてなら『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ』『ワールズ・エンド』の公開順がおすすめです。ベンジー・ダンの物語を追いたい場合は、『ミッション:インポッシブルIII』から『ファイナル・レコニング』まで公開順に見ると理解しやすくなります。
Q3:サイモン・ペッグは『ポール』で宇宙人の声を担当していますか?
A3:いいえ。ペッグが演じたのは主人公のグレアム・ウィリーです。宇宙人ポールの声はセス・ローゲンが担当しています。ペッグはニック・フロストとともに脚本も執筆しました。
Q4:サイモン・ペッグは『アイス・エイジ』で何の声を担当していますか?
A4:片目のイタチ、バックの声を担当しています。2009年の『アイス・エイジ3』から複数作品に出演しており、2027年公開予定の『Ice Age: Boiling Point』でも続投が発表されています。
Q5:2025年に公開されたサイモン・ペッグの最新映画は何ですか?
A5:代表的な2025年公開作は『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』です。ペッグはベンジー・ダン役で出演しています。
Q6:サイモン・ペッグは2026年も映画に出演していますか?
A6:はい。2026年の映画『Only What We Carry』ではジュリアン・ジョンズ役を演じています。また、『The Sixty-Year Mission』という『スター・トレック』のドキュメンタリーにも本人として参加しています。
Q7:サイモン・ペッグは脚本も書いていますか?
A7:はい。『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ』『ワールズ・エンド』などでエドガー・ライトと共同脚本を担当しました。『ポール』ではニック・フロストと共同脚本を執筆し、『スター・トレック BEYOND』でも脚本に参加しています。
まとめ:サイモン・ペッグの映画はコメディから大作・ドラマまで楽しめる
サイモン・ペッグの映画キャリアは、イギリス発のコメディ映画から始まり、ハリウッドの大作シリーズ、アニメーションの声優、脚本家としての活動へと広がってきました。
特に『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ』『ワールズ・エンド』は、彼のユーモアと脚本家としての個性を理解するために欠かせない3作品です。一方、『ミッション:インポッシブル』のベンジー・ダン役や『スター・トレック』のスコッティ役は、国際的な人気を確立した重要な実績です。
2025年の『ファイナル・レコニング』に続き、2026年には『Only What We Carry』や『The Sixty-Year Mission』にも参加。さらに2027年には『Ice Age: Boiling Point』でバック役への復帰が予定されています。
【プロの結論】サイモン・ペッグの映画を選ぶ際は、出演者としての知名度だけでなく、脚本家としての参加作品と声優作品まで視野を広げることが大切です。コメディ、SF、アクション、ドラマという異なるジャンルを横断することで、彼が長く支持されている理由が見えてきます。
まずはコルネット三部作から鑑賞し、その後に『ミッション:インポッシブル』と『スター・トレック』へ進むのがおすすめです。2026年以降の新作を追いながら、俳優としての次の挑戦にも注目したいところです。