【全10話のあらすじ】鳥栖哲雄が殺人犯になってから最終話までの展開

目次

ドラマ版は、原作漫画の第一部にあたるエピソードを中心に構成されています。物語の時間軸は、哲雄が延人を殺害してから始まる約1週間。第1話から第10話にかけて、鳥栖家の隠蔽工作と犯罪組織との駆け引きが加速していきます。

ここからは最終回の重要なネタバレを含め、各話の流れを順番に紹介します。

第1話「殺人犯になった父親」

マイホームヒーロードラマあらすじ

会社員の鳥栖哲雄は、47歳の誕生日に久しぶりに娘の零花と会うことを楽しみにしていました。しかし、再会した零花の顔には殴られたようなあざがあり、父親として異変を感じます。

心配した哲雄が零花のマンションを訪れると、そこには恋人の麻取延人がいました。哲雄はクローゼットに身を隠し、延人が過去に元交際相手を殺害したことや、零花にも暴力を振るっていることを知ります。

娘の命を守るため、哲雄は延人を殺害するという取り返しのつかない決断を下します。普通の父親が殺人犯へと変わる衝撃的な幕開けです。

第2話「妻と協力して死体を隠す」

延人を殺害した哲雄は、推理小説を読み込んできた知識を生かし、妻の歌仙とともに事件の隠蔽に取りかかります。

しかし、延人が所属していた犯罪組織の仲間・間島恭一が零花の部屋に現れ、哲雄は大きな危機に直面します。

さらに、延人の父である麻取義辰も息子と連絡が取れないことを不審に思い、組織の中心人物・窪に捜索を急がせます。哲雄の犯行を知られれば、家族全員が危険にさらされる状況が生まれます。

第3話「犯罪組織の疑いが鳥栖家に向かう」

事件から丸2日が経過し、哲雄は精神的に追い詰められていきます。街を歩く人々の視線さえ、自分を疑っているように感じるほどです。

一方、恭一は哲雄に疑いを持ち、麻取義辰から金曜日までに延人を見つけ出すよう命令されます。組織による捜索の手は零花にも伸び始め、鳥栖家は逃げ場を失っていきます。

家族を守るための隠蔽工作が、逆に家族を危険へ近づけてしまう展開です。

第4話「哲雄と恭一が一時的に手を組む」

追い詰められた哲雄は、意外にも恭一に協力関係を持ちかけます。延人を見つけるための共闘を提案し、組織の疑いをかわそうとするのです。

2人は延人について事情を知っている女性・響(水上京香)が働くキャバクラへ向かいます。しかし、そこには哲雄を危機に陥れる罠が仕掛けられていました。

家族には真実を隠しながら、犯罪組織の人間と行動をともにする哲雄。敵と味方の境界が曖昧になる、緊張感の高いエピソードです。

第5話「妻・歌仙の大胆な偽装作戦」

窪らの犯罪組織によって、哲雄は窪が殺害した組員の死体処理動画を押しつけられ、さらに窮地に立たされます。

そんななか、哲雄は自宅に戻り、零花から遅れていた誕生日プレゼントを受け取ります。何気ない家族の時間が、哲雄にとって戦い続ける理由になっていきます。

歌仙は延人がまだ生きているように見せるため、学生時代の演劇仲間・田端(原田龍二)の協力を得て偽装工作を開始。一方、哲雄は延人のSNSにログインする手掛かりを求めてバーへ向かいますが、そこで義辰と対面してしまいます。

第6話「恭一が鳥栖家に潜入する」

哲雄と歌仙が仕掛けた偽装動画作戦は失敗に終わります。家族を守るために残された手段は、延人殺害の罪を恭一に着せることでした。

恭一は哲雄を犯人だと疑い、証拠を探すため鳥栖家に潜入します。そして寝室に置かれた植木鉢に違和感を覚えます。

さらに、帰宅した零花と恭一が直接対面する事態に発展。哲雄と歌仙は、恭一の実家にいる母・恵子(神野三鈴)にも関わる作戦を進めます。ここで恭一の過去も明らかになっていきます。

第7話「零花が両親の秘密に近づく」

恭一が残したメモを見つけた零花は、彼と連絡を取り合い、指定された場所へ向かいます。両親が何かを隠しているのではないかという疑念が、零花の中で強まっていきます。

その頃、哲雄は手錠につながれた状態で監禁されていました。零花に危険が及ぶ可能性を察した哲雄は、歌仙と協力しながら恭一の目を欺こうとします。

物語は、哲雄と恭一のどちらかが命を落としかねない決戦へ向けて動き始めます。

第8話「運命の金曜日が迫る」

恭一の家に入り込むことに成功した哲雄ですが、相手に隙がなく、簡単には計画を実行できません。

哲雄は突然の事故で亡くなった警察官の父親を思い出し、改めて家族を守る決意を固めます。

そして、最大の敵である恭一に「最後の晩餐」を提案。自分か恭一のどちらかが命を落とすかもしれない金曜日を迎え、哲雄は人生を懸けた勝負に挑みます。

第9話「延人殺害の罪を恭一に着せる」

哲雄は窪や竹田ら犯罪組織の目を欺き、延人殺害の罪を恭一に着せることに成功します。これによって哲雄は組織から解放され、歌仙も夫の無事を知って安堵します。

しかし、ここで物語が完全に終わるわけではありません。

哲雄と歌仙がどのような計画を実行し、延人の遺骨を恭一の家の金庫に隠したのか、その全貌が明らかになります。一方、濡れ衣を着せられた恭一は、組織から追われる立場となり、必死の逃亡を図ります。

第10話「最終話・父親同士の最後の死闘」

零花のマンションに侵入したのは、延人の父・麻取義辰でした。

哲雄はクローゼットに隠れていましたが、義辰がALSライトで床を照らし、延人の血痕を発見したことで状況が一変します。

息子が殺害された場所を知り、激しく取り乱す義辰。その姿を見た哲雄は、ついに延人を殺したのは自分だと告白します。

義辰は犯罪組織を利用して哲雄の家族まで殺そうと考え、哲雄と激しく対立します。2人はもみ合いになり、義辰は哲雄の首を絞めます。

しかし、義辰は最後に自ら包丁で命を絶つという衝撃的な結末を迎えます。哲雄は義辰の遺体を山中に埋め、家族のもとへ戻ります。

こうして最初の1週間にわたる戦いはいったん幕を閉じます。ただし、哲雄が犯した罪そのものが消えたわけではありません。物語の本当の完結は、7年後を描く映画版へと引き継がれます。

【キャスト一覧】佐々木蔵之介・高橋恭平・齋藤飛鳥らの役柄と関係

本作の魅力は、単純な善悪の対立ではなく、それぞれの人物が家族や大切な人を守ろうとする点にあります。

特に鳥栖哲雄と麻取義辰は、息子や娘を思う父親という共通点を持ちながら、異なる立場から対峙する人物です。

主要キャスト・人物相関一覧

登場人物 出演者 役柄・人物関係 鳥栖哲雄 佐々木蔵之介 主人公。零花の父親で、平凡な会社員から殺人犯になる。 間島恭一 高橋恭平 半グレ組織のメンバー。延人の仲間で哲雄を疑う。 鳥栖零花 齋藤飛鳥 哲雄と歌仙の娘。延人の恋人。 鳥栖歌仙 木村多江 哲雄の妻。夫と協力して家族を守ろうとする。 麻取延人 内藤秀一郎 零花の恋人。哲雄に殺害される。 窪 音尾琢真 犯罪組織の中心人物。哲雄に圧力をかける。 竹田 淵上泰史 半グレ組織の古参メンバー。 麻取義辰 吉田栄作 延人の父親。哲雄と対立する。 間島恵子 神野三鈴 恭一の母親。 響 水上京香 延人について事情を知る女性。 田端 原田龍二 歌仙の学生時代の演劇仲間。

佐々木蔵之介が演じる鳥栖哲雄の見どころ

哲雄は、推理小説を読むことが趣味のごく普通の会社員です。犯罪の専門家でも、格闘技の達人でもありません。

それでも、家族を守るために自分の知識を総動員し、犯罪組織の人間と知恵比べを繰り広げます。

佐々木蔵之介の演技で印象的なのは、追い詰められた父親の恐怖と、家族を守ろうとする冷静さが同時に表現されているところです。MBSのキャスト紹介でも、哲雄が警察と犯罪組織の双方から狙われる役柄であることが紹介されています。

高橋恭平が演じる間島恭一の存在感

恭一は、哲雄にとって最も厄介な相手の一人です。組織の人間として冷静に行動し、延人の失踪に疑問を抱いて哲雄を追い詰めていきます。

一方で、単純な悪役ではありません。母親との関係や過去の事情が描かれることで、人物としての複雑さも浮かび上がります。

高橋恭平は、なにわ男子としての活動で知られていますが、本作では普段のイメージとは異なる半グレ役に挑戦。恭一の冷徹さと内面にある人間らしさを表現しています。

齋藤飛鳥と木村多江が担う家族の視点

齋藤飛鳥が演じる零花は、両親の行動の裏側にある秘密を知らない娘です。視聴者は哲雄と歌仙の事情を知っていますが、零花はそうではありません。この情報の差が物語に緊張感を生み出しています。

木村多江が演じる歌仙は、夫の犯行を知った後も家族を守るために行動する妻です。偽装工作に演劇仲間を巻き込むなど、哲雄とは異なる大胆さを見せます。

夫婦の協力関係が成立しているからこそ、鳥栖家は犯罪組織との攻防を続けられるのです。

【最終回ネタバレ】ドラマの結末と哲雄・義辰の運命

最終回で最も大きな意味を持つのは、哲雄と義辰という2人の父親が向き合う場面です。

哲雄は娘を守るために延人を殺害しました。一方、義辰は息子を失った父親として、哲雄に強い怒りを向けます。2人は異なる事情を抱えながらも、子どもを思う気持ちという共通点を持っています。

義辰はなぜ自ら命を絶ったのか

義辰は、息子の死を知って取り乱し、哲雄を追い詰めます。哲雄にとって、義辰は延人殺害の真相を知る危険人物であると同時に、同じく子どもを失った父親でもありました。

義辰は哲雄を苦しめながら、自身の過去を回想します。親の敷いたレールに従って生きてきたこと、延人との関係がうまく築けなかったこと、そして犯罪組織に関わるようになった経緯が描かれます。

最後には義辰が自ら包丁を腹に突き刺し、その命を絶ちます。哲雄は目の前で起きた出来事に衝撃を受けます。

この場面は、単なる敵役の退場ではありません。子どもを守るために行動した2人の父親が、取り返しのつかない選択の末に迎えた悲劇として描かれています。

ドラマ版の結末で解決したこと・残されたこと

項目 ドラマ最終回の状況
延人殺害 哲雄が犯人であると義辰に告白
恭一 延人殺害の罪を着せられ、組織から追われる
義辰 哲雄との対立の末に自ら命を絶つ
哲雄 義辰の遺体を山中に埋めて家族のもとへ戻る
鳥栖家 ひとまず危機を脱する
事件の責任 哲雄の罪が法的に清算されたわけではない

ここで押さえたいのは、ドラマの最終回が哲雄の完全な無罪や解放を意味しているわけではないことです。

延人の殺害、遺体の隠蔽、犯罪組織との関係など、哲雄が抱えた問題は残されています。家族が一時的に平穏を取り戻したとしても、過去の罪が消えたわけではありません。

この未解決の部分が、映画版へと続く重要な伏線になっています。

【原作漫画との違い】ドラマは第一部を中心に実写化

『マイホームヒーロー』の原作は、山川直輝が原作、朝基まさしが作画を担当する講談社「ヤングマガジン」連載の漫画です。

ドラマ版の大きな特徴は、原作の第一部と呼ばれる部分を映像化の中心に据えたことです。

ドラマと漫画の違いを理解するポイント

TBSスパークルの青山貴洋監督は、2024年3月のインタビューで、ドラマについて原作のストーリーラインをなるべく忠実に再現することを意識したと説明しています。

その一方で、実写化では映像としてのテンポや登場人物の表現が必要になります。漫画で描かれる心理描写や情報の提示と、俳優の表情・演技・映像演出による見せ方には違いがあります。

ドラマ版の特徴は、哲雄の視点を軸にしながら、歌仙や零花、恭一の行動を映像として同時進行で見せている点です。これにより、家族が何を知らず、誰が何を疑っているのかが分かりやすくなっています。

また、漫画のストーリーをそのまま最後まで映像化した作品ではありません。ドラマは原作第一部を中心に描き、映画では異なる展開を採用しています。

青山貴洋監督が語った映像化の方向性

TBSのインタビューによると、青山監督は原作のクライムサスペンスとしての緊張感だけでなく、コメディ要素や家族ドラマとしての側面も大切にしていました。

つまり、本作は単純に殺人事件の犯人が追われる物語ではありません。家族を守るという目的が、犯罪という手段に結びついてしまった父親の物語でもあります。

この二重構造こそ、一般的な犯罪サスペンスとは異なる本作の個性です。

【映画とのつながり】ドラマ最終回の7年後に何が起きる?

ドラマ『マイホームヒーロー』を最後まで見た人にとって、次に確認したいのが映画版との関係です。

映画『マイホームヒーロー』は、2024年3月8日公開。ドラマのエンディングから7年後を舞台とする続編で、物語の完結編に位置づけられています。

映画では何が起きるのか

ドラマ最終回で哲雄は義辰の遺体を山中に埋めました。ところが、それから7年後、その遺体が発見されてしまいます。

警察は事件の捜査に乗り出し、犯罪組織も遺体とともに消えた10億円の行方を追います。

さらに、かつて大学生だった零花は刑事になり、父親の哲雄に疑惑の目を向けることになります。

ドラマでは父親が娘を守るために秘密を抱えていましたが、映画では娘が警察官として事件の真相を追う立場になります。親子の関係が大きく変化することが、映画版の重要なポイントです。

ドラマと映画の位置づけ

比較項目 ドラマ 映画
公開・放送 2023年10月24日放送開始 2024年3月8日公開
物語の時間 延人殺害から約1週間 ドラマの7年後
主な対立 哲雄VS半グレ犯罪組織 哲雄VS警察VS犯罪組織
零花の立場 大学生 刑事
主なテーマ 家族を守るための隠蔽と攻防 父親の罪と家族の真実
位置づけ 原作第一部を中心とした物語 ドラマの完結編

映画は原作漫画の続きをそのまま映像化した作品ではない

ここには、原作ファンが知っておきたい制作上のポイントがあります。

青山監督はTBSのインタビューで、映画はほぼオリジナルストーリーであり、出だしでは原作の要素を生かしながら、結末はオリジナルにしたと説明しています。

そのため、映画を原作漫画の第三部の完全な実写化と理解するのは正確ではありません。ドラマから映画へは物語が連続していますが、映画独自の脚本によって結末まで描かれています。

ドラマの最終回だけでは哲雄の物語が完全に終わらない理由も、この制作構成を知ると理解しやすくなります。

【放送日・主題歌・作品情報】2023年のドラマを振り返る

2026年時点で、本作は2023年に放送された全10話のドラマです。放送開始日や主題歌などの基本情報を整理します。

項目 内容
作品名 マイホームヒーロー
放送開始日 2023年10月24日
最終回 2023年12月19日
話数 全10話
放送枠 MBS・TBS系ドラマイズム
MBS放送時間 毎週火曜深夜0時59分
TBS放送時間 毎週火曜深夜1時28分
主演 佐々木蔵之介
原作 山川直輝・朝基まさし
監督 青山貴洋、棚澤孝義、山本大輔、森裕史
脚本 櫻井剛、船橋勧
音楽 堤博明
主題歌 THE ORAL CIGARETTES「YELLOW」

主題歌はTHE ORAL CIGARETTESの「YELLOW」


「YELLOW」

ドラマ主題歌/ポニーキャニオン

ドラマの主題歌は、ロックバンドTHE ORAL CIGARETTESの「YELLOW」です。2023年9月21日にMBSの公式番組サイトで主題歌決定が発表されました。

家族を守ろうとする哲雄の心理と、犯罪組織に追われる緊迫感が同居する本作。作品のサスペンス性を印象づける楽曲として、ドラマを構成する重要な要素になっています。

2026年に初めて見るなら、どこまで視聴すべき?

初めて本作に触れる人には、ドラマ全10話を見た後に映画版を視聴する順番がおすすめです。

映画はドラマの7年後を描くため、先に映画を見ると、ドラマで積み重ねられる哲雄と零花の関係や、犯罪組織との攻防の意味が分かりにくくなります。

また、ドラマの最終回で物語が完全に終わったと思ってしまうと、映画で描かれる事件の再燃を理解しにくくなります。ドラマと映画をひと続きの物語として見ることが、本作を楽しむポイントです。

【よくある質問】マイホームヒーローのドラマあらすじに関するFAQ

Q1:ドラマ『マイホームヒーロー』は全何話ですか?

A1:全10話です。2023年10月24日にMBS・TBS系のドラマイズム枠で放送が始まり、同年12月19日に最終話が放送されました。

Q2:ドラマの最終回で哲雄は捕まりますか?

A2:ドラマ最終回では、哲雄は義辰との対決を終えて家族のもとに戻ります。ただし、殺人や遺体の隠蔽について法的な決着がついたわけではありません。その後の展開は映画版で描かれます。

Q3:間島恭一を演じている俳優は誰ですか?

A3:なにわ男子の高橋恭平です。犯罪組織のメンバーで、延人の失踪を疑い、哲雄を追い詰める重要人物を演じています。

Q4:鳥栖歌仙を演じているのは誰ですか?

A4:木村多江です。哲雄の妻であり、夫の犯行を知った後は、家族を守るために大胆な隠蔽工作に協力します。

Q5:ドラマと映画はどちらを先に見るべきですか?

A5:ドラマを先に見るのがおすすめです。映画はドラマ最終回から7年後の物語で、2024年3月8日に公開されました。ドラマで描かれた事件の後日談と完結編を楽しめます。

Q6:ドラマの主題歌は何ですか?

A6:THE ORAL CIGARETTESの「YELLOW」です。ドラマ版の主題歌として2023年9月に発表されました。

Q7:ドラマ版と原作漫画の結末は同じですか?

A7:ドラマは原作の第一部を中心に映像化しています。映画は原作をそのまま再現した続編ではなく、原作の設定や構想を取り入れながら独自のストーリーと結末を描いています。

まとめ:マイホームヒーローはドラマと映画を合わせて楽しみたい作品

ドラマ『マイホームヒーロー』は、娘の恋人を殺害した父親・鳥栖哲雄が、妻の歌仙と協力しながら犯罪組織の追跡から家族を守ろうとする全10話のファミリーサスペンスです。

佐々木蔵之介が演じる哲雄の知恵と葛藤、高橋恭平が演じる恭一との心理戦、齋藤飛鳥が演じる零花の知らないところで進む家族の秘密、そして木村多江が演じる歌仙の大胆な行動が、物語を複雑に展開させます。

最終回では、延人の父・義辰との対決に決着がつきます。しかし、哲雄が抱える罪は残り、物語は7年後の映画版へと続いていきます。

作品を理解するうえで大切なのは、ドラマだけを独立した完結作品として捉えないことです。ドラマで家族を守るための戦いを見届け、映画でその選択がもたらした未来を確認することで、『マイホームヒーロー』という物語の全体像が見えてきます。

家族愛と犯罪、正義と罪の境界を問いかける本作は、単なる犯人捜しでは終わらないサスペンスドラマです。