ゆりやんレトリィバァの現在は?2026年LA生活と映画『禍禍女』、海外挑戦の全貌

目次

お笑い芸人として数々の賞レースを制し、Netflixシリーズ『極悪女王』ではダンプ松本役を熱演。さらに2026年には初監督映画『禍禍女(まがまがおんな)』を公開し、映画監督として海外の映画祭でも評価を獲得したゆりやんレトリィバァ。現在はアメリカ・ロサンゼルスを活動拠点に、芸人、俳優、映画監督、アーティストという複数の顔を持つ表現者へと進化している。

2024年12月の渡米から約2年。2026年夏には日米合作ミュージカル『フル・モンティ』にも出演し、10月にはJ-WAVEのポッドキャストも継続更新されている。なぜ彼女は日本で確立したキャリアを離れてアメリカに挑戦したのか。『禍禍女』の評価はどうなのか。関西大学時代から現在までの経歴をたどりながら、その活動の全貌を整理する。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 2026年現在:ロサンゼルスを拠点に活動し、2026年夏にはミュージカル『フル・モンティ』で初舞台を経験。
  • 映画監督デビュー:2026年2月6日公開の『禍禍女』が海外映画祭で5冠を達成。U-NEXTでも配信されている。
  • 芸能活動:THE W、R-1グランプリの優勝経験に加え、音楽プロジェクト「YURIYAN TIME」やブランド「YURYUR」も展開。

【2026年現在】ゆりやんレトリィバァは何をしている?LA生活と最新活動

ゆりあんレトリバー

2026年10月31日現在、ゆりやんレトリィバァはアメリカ・ロサンゼルスを活動拠点としながら、日本のエンターテインメント業界でも仕事を続けている。

2026年の活動を象徴する出来事が、日米合作ブロードウェイミュージカル『フル・モンティ』への出演だ。2026年8月19日から9月7日まで東京国際フォーラム ホールC、9月10日から14日まで大阪の新歌舞伎座で上演された本作は、彼女にとって初めての本格的なミュージカル出演となった。

主演の山本耕史をはじめ、ブロードウェイで活動する俳優たちと共演。ゆりやんはジョージー役を演じた。全編英語で上演され、日本語字幕が付く形式だったことも注目点だ。お笑いの英語ネタとは異なり、歌唱、発声、演技を組み合わせる舞台表現への挑戦だった。英語を使って笑わせる芸人から、英語で物語を演じる俳優へと活動領域を広げた経験でもある。公演情報は主催者の公式発表で確認できる。

また、J-WAVEのポッドキャスト『ゆりやんレトリィバァの最近どう?』も継続している。2026年10月22日配信の第134回までエピソードが公開されており、渡米後の日常や興味関心をリスナーと共有する場になっている。

つまり、2026年のゆりやんは単純にアメリカへ移住して活動を休止しているわけではない。映画、舞台、音楽、音声コンテンツを横断しながら、日本と海外の双方に接点を持ち続けている。

2026年の主な活動一覧

  • 2月6日:初監督映画『禍禍女』が全国公開。
  • 4月29日:同作がブラジルの映画祭で最優秀特殊効果賞を受賞。
  • 6月6日:U-NEXTで『禍禍女 豪華版』の独占配信開始。
  • 8月19日〜9月14日:日米合作ミュージカル『フル・モンティ』に出演。
  • 10月:J-WAVEのポッドキャストを継続更新。

特に注目したいのは、映画監督としての実績を積みながら、舞台という新しいジャンルにも挑戦している点だ。これまでの芸人としての知名度を活用するだけでなく、表現者として新しい評価軸を獲得しようとしている。

【なぜアメリカへ?】ゆりやんレトリィバァの渡米理由とロサンゼルス生活の実態

ゆりやんレトリィバァが日本からアメリカへ活動拠点を移したのは、2024年12月。渡米を決めた背景には、子どもの頃から抱いていたアメリカへの憧れと、ハリウッドで仕事をしたいという夢があった。

幼少期からのアメリカへの憧れ

2024年6月に出演したJ-WAVEの番組では、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を見たことなどをきっかけに、幼少期からアメリカに関心を持っていたと語っている。

芸人として活動を始めたことで、いったんはアメリカで暮らす夢を諦めたような気持ちになっていたという。しかし、国内で仕事を重ねるうちに、芸人になったからこそ海外でも挑戦できるのではないかと考えるようになった。

2024年9月の「めざまし8」のインタビューでも、渡米を決断した理由について話している。単なる海外旅行や短期滞在ではなく、現地に住み、仕事をするという大きな方向転換だった。

ロサンゼルスを選んだ理由は映画の街だから

2026年2月9日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』では、黒柳徹子からロサンゼルスを選んだ理由を尋ねられ、次のように説明している。

「ハリウッドスターになりたくってですね、アメリカに行きたいと思いまして」

ニューヨークとロサンゼルスで迷ったものの、映画が好きだったことからハリウッドのあるロサンゼルスを選んだという。渡米前からの夢と、映画監督としての活動が結び付いていることが分かるエピソードだ。

また、両親から渡米について反対されることはなかったと話し、移住後も毎日のように電話で近況を伝えていると明かした。海外生活を送りながらも、日本の家族とのつながりは維持している。

LA生活は華やかなハリウッド生活だけではない

一方で、現地での生活は決して順風満帆ではない。

2026年2月放送の日本テレビ系『アナザースカイ』では、ロサンゼルスで定期的にスタンダップコメディのステージに立ち、英語でネタを披露している様子が紹介された。

アメリカでは日本と異なり、俳優の仕事を得るためにマネージャーだけでなくエージェントとの関係構築も重要になる。ゆりやん自身も、現地で俳優としての仕事を得る難しさに直面していた。

さらに、英語でネタを披露する際には、単に言葉が伝わるだけでは十分ではない。アメリカの観客がどのような文化的背景や言葉のニュアンスで笑うのかを理解する必要がある。

『徹子の部屋』では、現地のスーパーで商品の区別に戸惑ったことや、病院で英語を十分に理解できず、相手の説明に「Yes」と返事を続けてしまった体験も披露している。

こうしたエピソードから見えてくるのは、海外進出の難しさを実感しながらも、現場に立ち続けている姿だ。日本で成功した芸人という肩書きを持っていても、現地では一から信頼や実績を築かなければならない。

彼女が目指しているのは、単にアメリカに住むことではない。英語によるスタンダップコメディや映画出演など、現地のエンターテインメント市場で自分の表現を成立させることだ。

【映画監督デビュー】『禍禍女』のあらすじ・キャスト・評判と評価を徹底解説

2026年のゆりやんレトリィバァを語るうえで欠かせないのが、初監督映画『禍禍女(まがまがおんな)』だ。

本作は2026年2月6日に全国公開された恋愛ホラー作品。自身の恋愛経験を出発点に、恋愛感情が妄想や執着、狂気へと変化していく様子を描いている。

『禍禍女』の基本情報

  • 作品名:禍禍女(まがまがおんな)
  • 公開日:2026年2月6日
  • 上映時間:113分
  • 監督:ゆりやんレトリィバァ
  • 脚本:内藤瑛亮
  • 企画・配給:K2 Pictures
  • 主演:南沙良
  • 主な出演者:前田旺志郎、アオイヤマダ、髙石あかり、九条ジョー、鈴木福、斎藤工、田中麗奈ほか

主人公は、南沙良が演じる美大生の上原早苗。早苗は同級生の増村宏に恋をするが、その気持ちは次第に強くなり、やがて常軌を逸した執着へと変化していく。

好きな相手から逃れられない恐怖と、恋愛感情の危うさをホラーというジャンルで表現した作品だ。ゆりやん自身の恋愛経験を土台にしている点も大きな特徴となっている。

監督になったきっかけはテレビ番組での一言

関西大学の卒業生インタビューによると、映画監督への挑戦は2021年頃のテレビ番組で「映画監督をやりたい」と発言したことから動き始めた。

その番組を見ていたのが、後に『禍禍女』のプロデューサーとなる高橋大典だった。高橋が吉本興業に連絡したことで企画が動き始めたという。

企画について話し合うなかで、ゆりやんが熱心に語っていたのが自身の恋愛経験だった。話を聞いた高橋から「それ、ホラーですね」と指摘されたことが、恋愛ホラー映画という方向性につながった。

この制作経緯は、作品の独特な世界観を理解するうえでも興味深い。芸人として培った観察力や、日常の出来事を独自の角度から捉える感覚が、映画という別の表現手段に転換されたのである。

海外映画祭で5冠を達成した実績

『禍禍女』は国内公開前から海外映画祭で上映され、2026年4月29日にはブラジルの第22回ポルト・アレグレ国際ファンタスティック映画祭で最優秀特殊効果賞を受賞した。

K2 Picturesの公式発表によれば、この受賞によって海外映画祭での受賞は合計5冠となった。

  • 第54回モントリオール・ニュー・シネマ国際映画祭:Temps Ø部門観客賞
  • 第45回ハワイ国際映画祭:ハレクラニ・ヴァンガード・アワード
  • 第8回モンスターズ・ファンタスティック映画祭:最優秀作品賞
  • 第62回台北金馬映画祭:NETPAC賞
  • 第22回ポルト・アレグレ国際ファンタスティック映画祭:最優秀特殊効果賞

特に台北金馬映画祭のNETPAC賞は、日本人監督として初めての受賞と発表されている。

また、海外の映画祭では監督本人も現地で舞台挨拶や観客との交流に参加している。映画を完成させて終わりではなく、自分自身で海外の観客に作品を届ける活動も行ってきた。

『禍禍女』の評判・評価は?Filmarksでは3.5点

国内の映画ファンによる評価を見ると、Filmarksでは2026年10月下旬時点で5点満点中3.5点、レビュー数は4,500件超となっている。

投稿された感想には、ホラーとコメディを組み合わせた独特のテンポや、予想を裏切る展開を評価する声がある。一方、ホラーとしての恐怖演出やコメディとのバランスについて、好みが分かれるという意見も見られる。

この評価から読み取れるのは、万人向けの王道ホラーというよりも、監督独自の感性が強く出た作品として受け止められていることだ。Filmarksの点数は一般ユーザーによる投稿評価であり、映画祭の受賞歴や専門家による批評とは別の評価軸である。

つまり、海外映画祭での受賞実績は確かな一方、国内の観客評価については、作品の個性的な表現をどう受け止めるかによって感想が変わる。

現在はU-NEXTでも視聴できる

『禍禍女』は劇場公開後も展開を続けている。

2026年6月6日には、U-NEXTで『禍禍女 豪華版』の購入版限定独占配信がスタート。ゆりやん監督、主演の南沙良、斎藤工によるオーディオコメンタリーが収録されている。

さらに2026年8月7日にはBlu-ray・DVDも発売された。映画本編だけでなく、撮影の裏側や制作に関する特典映像を楽しめる商品展開となっている。

初監督作が映画祭で評価され、配信やパッケージ商品にも展開されたことは、芸人としての活動とは異なる映画監督としてのキャリアを築くうえで大きな一歩だ。

【芸歴・経歴まとめ】関西大学からTHE W、R-1グランプリ、極悪女王まで

ゆりやんレトリィバァは、1990年11月1日生まれ、奈良県出身。本名は吉田有里。吉本興業所属のお笑い芸人で、関西大学文学部を卒業している。

大学在学中にNSC大阪校35期生としてお笑いを学び、2013年に首席で卒業。その後、賞レースで結果を残しながら、海外進出、俳優業、音楽活動へと進んできた。

ゆりやんレトリィバァの年代別キャリア年表

時期 出来事・実績 キャリア上の意味
1990年 奈良県生まれ 本名は吉田有里
大学在学中 関西大学文学部映像文化専修で学ぶ 映画や映像への関心を深める
2013年 NSC大阪校35期を首席で卒業 本格的に芸人として活動
2017年 第1回THE W優勝 女芸人No.1の称号を獲得
2019年 アメリカズ・ゴット・タレント出演 海外のオーディション番組に挑戦
2021年 R-1グランプリ優勝 ピン芸人として日本一に
2024年9月 Netflix『極悪女王』配信 ダンプ松本役で主演
2024年12月 アメリカへ活動拠点を移す ハリウッドを目指す挑戦が本格化
2025年3月 トレーニングウェアブランドYURYURを展開 デザイナーとしても活動
2025年7月 『YURIYAN TIME』でメジャーデビュー ソロアーティスト活動を本格化
2026年2月 初監督映画『禍禍女』公開 映画監督としてデビュー
2026年8〜9月 ミュージカル『フル・モンティ』出演 ミュージカルに初挑戦

この年表から分かるように、ゆりやんのキャリアは一つのジャンルにとどまっていない。お笑いの賞レースで実績を作り、その知名度を土台に海外、演技、音楽、映画制作へと挑戦を広げている。

THE W優勝で全国区へ

2017年12月、ゆりやんは第1回「女芸人No.1決定戦 THE W」で優勝した。

独特の英語ネタ、表情や動作を大胆に使ったパフォーマンス、海外映画や洋楽の要素を取り入れた表現など、ほかの芸人とは異なる芸風が特徴だった。

THE Wの初代優勝者となったことで、テレビ出演やイベントへの露出が増加。お笑い芸人としての知名度を大きく高めた。

R-1グランプリ優勝でピン芸人としての実力を証明

2021年には「R-1グランプリ2021」で優勝。THE Wに続き、ピン芸人としても大きなタイトルを手にした。

R-1では、ファーストステージで666点、ファイナルステージで663点を獲得して優勝。決勝ではZAZYら強力な出場者を抑えて頂点に立った。

女性芸人としての枠だけでなく、ピン芸人全体の中でも競争力を持つ存在であることを示した結果だった。

アメリカズ・ゴット・タレントへの挑戦

2019年にはアメリカの人気オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』に出演した。

同番組への出演は、後の渡米を考えるうえでも重要な経験だった。海外の観客に自分の芸を見せることで、日本国内とは異なる笑いの文化や反応を知る機会になった。

ただし、番組への出演と優勝・受賞は別の事実である。ゆりやんの実績として正確なのは、2019年に同番組へ挑戦したことだ。

Netflix『極悪女王』でダンプ松本役を熱演

2024年9月19日に世界配信されたNetflixシリーズ『極悪女王』では、実在の女子プロレスラー・ダンプ松本を演じた。

作品は1980年代の女子プロレスブームを背景に、松本香が悪役レスラーのダンプ松本へと変貌していく過程を描いたもの。ゆりやんは主演として、唐田えりか演じる長与千種、剛力彩芽演じるライオネス飛鳥らと共演した。

この役への挑戦では、見た目だけでなく筋力トレーニングやプロレスの訓練にも取り組んだ。Netflixの公式発表では、トレーナーやプロレス関係者の指導を受けながら、約1年にわたって身体づくりを行ったことが紹介されている。

『極悪女王』への出演は、映画監督デビュー以前から、ゆりやんが俳優としての活動を本格化させていたことを示す代表的な仕事だ。

【YURIYAN TIME・YURYUR】芸人以外の活動も広がる理由

ゆりやんレトリィバァの活動を理解するうえでは、お笑いと映画だけでなく、アーティスト活動やファッション事業にも目を向けたい。

彼女は自分の考えや価値観を、舞台上のネタだけでなく、音楽や商品、映像作品という異なる形で発信している。

メジャーデビュー曲『YURIYAN TIME』とは?

2025年7月16日、ゆりやんはユニバーサルミュージックから1stデジタルシングル『YURIYAN TIME』をリリースした。

これがYURIYAN RETRIEVER名義でのメジャーデビュー作品となる。

楽曲はトラックメイカーyonkey(Klang Ruler)らと共同制作。作詞にはゆりやん本人も参加している。

ユニバーサルミュージックの公式発表では、本人がこの曲について、自分の人生や考えを表現した自己紹介のような作品だと説明している。

「『YURIYAN TIME』は自己紹介の曲ですね。」

歌詞には、人生に影響を与えた人物としてダンプ松本やトレーナーの岡部友の名前も登場する。『極悪女王』やトレーニングを含む自身の経験を、音楽という形で表現した作品だ。

お笑い芸人が音楽活動をすること自体は珍しくないが、ゆりやんの場合は、本人の人生や価値観を伝える表現手段として音楽を位置付けている点が特徴的だ。

トレーニングウェアブランド「YURYUR(ユーユー)」

2025年3月には、ゆりやんがデザイナーを務めるトレーニングウェアブランド「YURYUR(ユーユー)」がデビューした。

ブランドのコンセプトは、自分を大切にし、より自分を好きになって、自信を持って生きていくこと。

日常的にトレーニングを行う中で感じた、ウェアへの具体的な要望が商品づくりに反映されている。

例えば、白色でも透けにくい素材、お腹まわりをしっかり支える設計、汗をかいた後でも着脱しやすい仕様など、実際の使用者目線に立った商品開発が特徴だ。

2025年3月には大阪のルクア イーレで期間限定のポップアップストアも開催された。

YURYURは、芸人としてのキャラクターを商品にするだけではなく、本人のトレーニング経験や自己肯定感に対する考え方をブランドに落とし込んだ取り組みといえる。

なぜ活動ジャンルを増やしているのか

ゆりやんの活動に共通しているのは、自分の感性を一つのジャンルに閉じ込めない姿勢だ。

お笑いでは観客を笑わせ、音楽では自身の考えを伝え、映画では物語を作り、ファッションでは日常生活に関わる商品を提案する。それぞれの活動が別々に見えても、中心にあるのは自分の価値観を表現したいという意欲である。

特に海外進出を目指す場合、日本のテレビ番組への出演だけに依存しない活動基盤を持つことには意味がある。

音楽配信、映画祭、映像配信、ブランド展開、ポッドキャストなど、表現を届ける経路を複数持つことで、国境や言語の壁を越える機会を増やせるからだ。

ただし、活動の幅が広いことと、それぞれの市場で継続的に成功することは別問題である。今後は、芸人としての知名度をどのように海外の映画・コメディ市場での評価へ結び付けるかが大きな課題になる。

【プロの結論】ゆりやんレトリィバァの海外進出は成功する?今後の注目点

2026年の実績を振り返ると、ゆりやんレトリィバァは海外進出の過程で、すでにいくつもの成果を積み重ねている。

特に映画『禍禍女』の海外映画祭5冠は、単なる芸人の知名度だけでは説明できない実績だ。映画監督として作品を完成させ、国際映画祭に出品し、複数の賞を獲得したことは、独立したクリエイターとして評価されるための重要な足掛かりとなった。

今後注目すべき3つのポイント

1. アメリカでのスタンダップコメディの実績

現地のコメディクラブでネタを披露する活動が、どのように仕事へつながるかが注目される。英語で話せることだけでなく、アメリカの観客に継続して笑ってもらえる独自の芸風を確立できるかが重要だ。

2. 映画監督としての次回作

『禍禍女』で海外映画祭から評価を得たことで、次の作品への期待も高まる。次回作でも自身の経験を題材にするのか、異なるジャンルに挑戦するのか。監督としての作家性がどのように発展するかは大きな見どころだ。

3. 日本とアメリカをつなぐ活動

2026年の『フル・モンティ』出演は、日本での舞台活動と海外志向を結び付けた仕事だった。今後も日本とアメリカの制作現場を行き来しながら、映画や舞台、音楽などで国際的な仕事を増やせるかが注目される。

ゆりやんレトリィバァの活動を評価する判断基準

彼女の海外進出を評価するときは、話題性やSNS上の反応だけで判断しないことが大切だ。

  • 芸人として:現地の観客から継続的に支持され、英語のネタで独自の笑いを確立できるか。
  • 映画監督として:映画祭での受賞だけでなく、次回作の制作や作品そのものへの評価につながるか。
  • 俳優として:日本での知名度に依存せず、海外作品の出演機会を獲得できるか。
  • アーティストとして:音楽やブランドを継続的な活動として育てられるか。

海外で活動しているという事実だけを成功の証明とするのではなく、各分野でどのような成果を残しているかを見る必要がある。

その意味で、2026年は『禍禍女』の映画祭受賞、ミュージカル初出演、音楽活動の継続など、複数の分野で実績を確認できる年になった。一方、ハリウッドでの俳優活動やアメリカでのコメディアンとしての大きなブレイクについては、これからの展開を見守る段階だ。

【ゆりやんレトリィバァの現在】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ゆりやんレトリィバァは2026年現在どこに住んでいる?
A1:2024年12月に活動拠点をアメリカ・ロサンゼルスへ移している。2026年夏には日本でミュージカル『フル・モンティ』に出演するなど、仕事に応じて日本でも活動している。

Q2:ゆりやんレトリィバァの初監督映画『禍禍女』はいつ公開された?
A2:2026年2月6日に全国公開された。主演は南沙良で、ゆりやんは監督を担当。海外映画祭で5冠を達成し、U-NEXTではオーディオコメンタリー付きの豪華版も配信されている。

Q3:ゆりやんレトリィバァはTHE WとR-1グランプリの両方で優勝している?
A3:両方で優勝している。2017年に第1回THE W、2021年にR-1グランプリ2021で優勝した。2019年にはアメリカズ・ゴット・タレントにも出演している。

まとめ:ゆりやんレトリィバァは2026年も世界へ挑戦を続ける表現者

ゆりやんレトリィバァの2026年現在を整理すると、彼女はロサンゼルスを活動拠点にしながら、お笑い、俳優業、映画監督、音楽、舞台など複数の分野で活動している。

2024年12月の渡米は、子どもの頃からのアメリカへの憧れと、ハリウッドで活躍したいという夢を実現するための大きな決断だった。

2026年2月公開の初監督映画『禍禍女』は海外映画祭で5冠を獲得。夏にはミュージカル『フル・モンティ』で初舞台を経験し、10月にはポッドキャストの更新も続いている。

THE WやR-1グランプリで優勝した実力派芸人という出発点から、世界を舞台にするクリエイターへ。彼女のキャリアは、成功した場所にとどまらず、新しい環境で自分の可能性を試し続ける歩みそのものだ。

今後の最大の注目点は、アメリカでのスタンダップコメディやハリウッドでの俳優活動が、どのような具体的な成果につながるか。そして『禍禍女』に続く映画監督としての新作が生まれるかどうかだ。

2026年10月時点で、ゆりやんレトリィバァの海外挑戦はまだ道半ば。しかし、映画祭での受賞や日米合作舞台への出演など、すでに形になった実績もある。これからどの国で、どのジャンルで、どんな新しい表現を見せるのか。引き続き注目したい。