【阿部航斗の出場記録・成績】J1・J2で積み重ねた実績
阿部のキャリアを数字で見ると、J2での出場経験が大きな割合を占めている。
Jリーグ公式のシーズン別記録と、各クラブの移籍発表を照合すると、J1・J2で合計49試合のリーグ戦出場を記録している。GKというポジションのため、得点数は0だ。
年度別の出場記録

出典:Jリーグ公式選手データ、アルビレックス新潟・セレッソ大阪の公式発表。2026年10月30日までの記録を基準に整理。
J1・J2での通算成績
2026年6月のセレッソ大阪加入発表時点で公表された国内通算記録は次のとおり。
| 大会 | 出場数 | 得点 |
|---|---|---|
| J1リーグ | 9試合 | 0 |
| J2リーグ | 40試合 | 0 |
| カップ戦 | 15試合 | 0 |
| J2・J3百年構想リーグ | 1試合 | 0 |
なお、天皇杯については2024年12月の新潟発表が12試合、2026年6月のC大阪加入発表が7試合と異なる数字を掲載している。集計基準の違いは公表資料から判断できないため、単純に合算することは避けたい。
2026年10月14日、C大阪で公式戦に先発
2026年における阿部の現在地を知るうえで、重要なのが10月14日のルヴァンカップ3回戦だ。
セレッソ大阪はガイナーレ鳥取と対戦し、3対2で勝利した。
この試合で阿部は背番号31のGKとして先発出場し、90分間プレーした。
Jリーグ公式の試合記録にも、阿部の先発出場が掲載されている。J1リーグ戦の出場数は10月30日時点で0試合だが、カップ戦では公式戦の出場機会を得ている。
この実績は、C大阪で実際に公式戦を任されたという意味で重要だ。
ただし、カップ戦での先発だけを根拠に、J1リーグでも正GKの座を獲得したと判断することはできない。今後はリーグ戦での起用状況も合わせて追う必要がある。
【日本代表歴】U-16からU-21まで選ばれたGK
阿部航斗には、年代別日本代表としての経歴もある。
代表歴は以下の4カテゴリーだ。
- U-16日本代表
- U-17日本代表
- U-18日本代表
- U-21日本代表
U-17日本代表として2013年のW杯を経験
阿部の代表歴で注目されるのが、2013年のFIFA U-17ワールドカップUAE大会だ。
日本サッカー協会の大会記録には、当時16歳だった阿部がアルビレックス新潟ユース所属のGKとして登録されている。
この大会への選出は、育成年代から高い評価を受けていたことを示す実績の一つだ。
U-18日本代表では試合にも先発
2015年1月5日のバレンティン・グラナトキン記念国際ユースフットボールトーナメントでは、U-18日本代表のGKとしてロシア戦に先発出場した。
日本はこの試合を3対1で勝利している。
代表メンバーに選ばれただけでなく、年代別代表の試合で先発を任された経験がある点も押さえておきたい。
U-21日本代表では筑波大学から選出
2018年には、筑波大学に在籍しながらU-21日本代表に選出された。
AFC U-23選手権中国大会の招集メンバーにも名前があり、当時の登録所属は筑波大学だった。
大学サッカーから年代別代表に選ばれたことは、阿部のキャリアを考えるうえで重要なポイントだ。
日本代表A代表の出場歴とは区別が必要
ここで注意したいのが、年代別日本代表とA代表の違いだ。
阿部にはU-16、U-17、U-18、U-21の代表歴がある一方、Jリーグ公式プロフィールに掲載されている日本代表出場試合数は0試合となっている。
つまり、年代別代表経験は豊富だが、フル代表での出場歴があるわけではない。
この2つを混同しないことが、プロフィールを正しく理解するポイントになる。
【2026年最新の現在地】セレッソ大阪で問われる次のステップ
2026年10月31日現在、阿部航斗はセレッソ大阪に所属している。
背番号は31。磐田からの期限付き移籍期間は2027年6月30日までだ。
今回の移籍によって、阿部はJ2での経験を持ちながら、J1クラブの一員としてプレーする環境を得た。
注目点1:J1リーグ戦での出場機会
まず注目したいのは、リーグ戦で出場機会を獲得できるかどうかだ。
10月14日のルヴァンカップでは90分間プレーした一方、J1リーグ戦の出場記録はまだない。
GKは1試合ごとにポジションが固定されやすく、途中交代もフィールドプレーヤーほど頻繁ではない。
そのため、練習での安定感や監督からの信頼、公式戦での結果が起用を左右する。
注目点2:J2での経験をJ1でどう生かすか
阿部はJ2リーグで40試合、J1リーグで9試合の出場経験を持つ。
J2で32試合に出場した2021年は、若手GKとして実戦経験を積んだ重要なシーズンだった。
その後、J1での出場も経験し、2025年には磐田で再びJ2の舞台に立った。
異なるカテゴリーやクラブで経験を重ねてきたことは、今後の成長を考えるうえで注目できる。
注目点3:守備だけでなくビルドアップへの貢献
新潟が2019年の加入内定時に評価したのは、俊敏性や跳躍力だけではなかった。
正確なフィードによって攻撃の起点になれる点も特徴として挙げていた。
現代のサッカーでは、GKにも後方からのパスワークへの参加が求められる。
セレッソ大阪でどのような配球や守備範囲を見せるのかは、今後チェックしたいポイントだ。
阿部航斗を評価するときの3つの判断基準
プロフィールや移籍情報だけで選手の実力を判断するのは難しい。今後の試合では、次の3点を確認すると選手としての現在地が見えやすくなる。
1. セービング能力: シュートへの反応やポジショニング、クロスへの対応が安定しているか。
2. ビルドアップ能力: 味方への配球や相手のプレスを受けた際の判断が適切か。
3. 継続的な出場機会: カップ戦だけでなく、J1リーグでも起用されるようになるか。
特に3つ目は、C大阪加入後の成長を判断するうえで重要な指標になる。
【阿部航斗に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:阿部航斗の読み方は?
A1:あべこうと。英語表記はKoto ABE。1997年8月1日生まれの新潟県出身のプロサッカー選手だ。
Q2:阿部航斗は現在どこのチームに所属している?
A2:2026年10月現在、セレッソ大阪に所属している。2026年6月27日にジュビロ磐田から期限付き移籍で加入し、移籍期間は2027年6月30日までとなっている。
Q3:阿部航斗の身長・体重とポジションは?
A3:身長186cm、体重82kg。ポジションはゴールキーパー(GK)で、セレッソ大阪では背番号31を着用している。
Q4:阿部航斗に日本代表歴はある?
A4:U-16、U-17、U-18、U-21日本代表の経歴がある。2013年のFIFA U-17ワールドカップUAE大会にも選出された。ただし、A代表での出場歴はない。
Q5:阿部航斗はアルビレックス新潟から直接セレッソ大阪に移籍した?
A5:直接ではない。2024年12月にアルビレックス新潟からジュビロ磐田へ完全移籍し、2026年6月に磐田からセレッソ大阪へ期限付き移籍した。
まとめ:阿部航斗の今後はJ1での出場機会が鍵
阿部航斗は、新潟の育成組織から筑波大学へ進み、アルビレックス新潟、ジュビロ磐田を経てセレッソ大阪に加入したゴールキーパーだ。
身長186cm・体重82kgの体格を持ち、U-16からU-21までの年代別日本代表歴がある。J1・J2で通算49試合のリーグ戦出場経験を積み、2026年10月14日にはC大阪の一員としてルヴァンカップにも先発出場した。
今後の最大の注目点は、J1リーグ戦でどれだけ出場機会を得られるかだ。期限付き移籍期間は2027年6月30日まで。新潟で育ったGKが、磐田での経験を経てC大阪でどのような成長を見せるのか、引き続き注目したい。
【プロの結論】
阿部航斗を評価する際に重要なのは、年代別代表歴や身体的なスペックだけでなく、実際の公式戦出場とパフォーマンスを結び付けて見ることだ。
J2で40試合、J1で9試合というリーグ経験は、キャリアを評価するうえでの土台になる。さらに2026年のC大阪加入は、新たな競争環境に身を置く転機となった。
2026年はJ1での新たな挑戦が始まった年。今後、リーグ戦での出場機会を増やし、セービングとビルドアップの両面で存在感を示せるかが、阿部航斗のキャリアを占う重要なポイントになる。
主な情報源: セレッソ大阪公式サイト、ジュビロ磐田公式サイト、アルビレックス新潟公式サイト、Jリーグ公式選手データ、日本サッカー協会(JFA)。