JNN世論調査2026年10月最新|高市内閣支持率63.0%と政党支持率・調査方法を徹底解説
2026年10月のJNN世論調査で、高市内閣の支持率は63.0%となった。前月から0.5ポイント上昇し、支持しないと答えた人は33.9%で、前月比1.0ポイント低下している。調査を実施したのは10月3日・4日で、TBS NEWS DIGが10月4日夜に結果を公表した。
注目したいのは、内閣支持率だけではない。自民党の政党支持率は34.7%、支持政党なしは41.4%となり、内閣への評価と政党への支持には大きな違いが表れている。また、固定電話と携帯電話を利用するRDD方式による調査では、2,757人を対象に1,022人の有効回答を得た。2026年10月31日時点で公表済みの最新結果と、次回調査の予定、他社の調査結果を照らし合わせながら、その数字が示す政治状況を読み解く。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 最新の内閣支持率:高市内閣は63.0%で、前月比0.5ポイント上昇。
- 政党支持率:自民党は34.7%。一方、支持政党なしは41.4%で、単独政党を上回る。
- 調査方法:固定電話・携帯電話を対象とするRDD方式を採用。有効回答数は1,022人、回答率は37.1%。
- 調査結果の見方:調査日、質問内容、回答者数、調査方式を確認し、他社の数字と単純比較しないことが大切。
【2026年10月最新】JNN世論調査の高市内閣支持率は63.0%!前月比と最新データ

2026年10月のJNN世論調査で最も注目されたのは、高市内閣の支持率が63.0%となったことだ。
TBS NEWS DIGが10月4日22時19分に公表した速報によると、支持率は前月から0.5ポイント上昇。一方、支持しないと回答した人は33.9%で、前月から1.0ポイント低下した。
大幅な上昇ではないものの、支持率は6割を超える水準を維持している。
高市内閣の支持率・不支持率
| 調査項目 | 2026年10月 | 前月比 |
|---|---|---|
| 内閣支持率 | 63.0% | +0.5ポイント |
| 内閣不支持率 | 33.9% | -1.0ポイント |
この数字から読み取れるのは、内閣への支持が引き続き一定の水準を保っていることだ。
ただし、支持率が高いことと、政府の個別政策が幅広く支持されていることは同じではない。
実際、TBSの10月調査を分析した記事では、高市総理の外交について評価する回答が60%だった一方、内閣改造や自民党役員人事については、評価しない人が40%となり、評価する人の31%を上回った。
また、政治資金収支報告書の不記載があった議員の入閣については、問題があると答えた人が58%だった。
つまり、政権全体への支持と、個別の人事・政治課題への評価は分けて考える必要がある。
2026年10月の政党支持率一覧
続いて、各政党の支持率を確認しよう。
TBS NEWS DIGが公表した10月のJNN調査では、自民党が34.7%でトップとなった。
| 政党・回答 | 支持率 | 前月比 |
|---|---|---|
| 自民党 | 34.7% | +2.5 |
| 日本維新の会 | 3.2% | +1.0 |
| 国民民主党 | 2.9% | +0.3 |
| 立憲民主党 | 2.5% | -0.2 |
| 参政党 | 3.4% | -1.0 |
| 公明党 | 2.8% | +1.6 |
| 民主 | 0.4% | 増減なし |
| チームみらい | 0.6% | -1.3 |
| 共産党 | 2.5% | +0.5 |
| いのちの党 | 0.3% | 増減なし |
| 日本保守党 | 0.8% | -0.5 |
| 社民党 | 0.3% | -0.2 |
| その他 | 0.6% | 増減なし |
| 支持政党なし | 41.4% | -1.7 |
特に注目したいのは、次の3点だ。
- 自民党:34.7%となり、前月から2.5ポイント上昇。
- 公明党:2.8%で、前月比1.6ポイント上昇。
- 支持政党なし:41.4%となり、引き続き単独政党の支持率を上回る。
支持政党なしが4割を超えていることは、政党への帰属意識が必ずしも強くない有権者が多いことを示す。
また、内閣支持率63.0%に対して自民党支持率は34.7%という差も見逃せない。
高市内閣を支持する人が全員、自民党を支持しているわけではない。内閣支持と政党支持は別の質問によって測定される、異なる政治意識だからだ。
【調査データを徹底検証】JNN世論調査の日程・有効回答数・調査対象
世論調査の数字を評価する際、支持率だけを見てしまうと重要な情報を見落とす。
調査日、回答者数、回答率、固定電話と携帯電話の内訳を確認することで、その結果がどのような条件で得られたのかが分かる。
2026年10月のJNN世論調査の基本情報
今回の調査は、2026年10月3日(土)と4日(日)の2日間に実施された。
対象は全国の18歳以上の男女で、固定電話と携帯電話の両方を利用している。
| 調査項目 | 2026年10月の実績 |
|---|---|
| 調査主体 | JNN・TBSテレビ |
| 調査日 | 2026年10月3日・4日 |
| 調査対象 | 全国18歳以上の男女 |
| 調査対象者数 | 2,757人 |
| 固定電話の対象 | 735人 |
| 携帯電話の対象 | 2,022人 |
| 有効回答数 | 1,022人 |
| 有効回答率 | 37.1% |
| 固定電話の有効回答 | 434人 |
| 携帯電話の有効回答 | 588人 |
| 調査方式 | RDD方式 |
出典はTBS NEWS DIGの2026年10月4日付調査結果である。
有効回答数1,022人は少ないのか?
全国規模の世論調査として、1,022人という回答者数は特別に珍しい規模ではない。
世論調査では、全国の有権者全員に質問するのではなく、一定の条件で抽出したサンプルから全体の傾向を推計する。
重要なのは、単純に回答者数が多いか少ないかだけではない。
- 誰を調査対象に選んだのか
- 固定電話と携帯電話の双方をカバーしているか
- 回答しなかった人にどのような偏りがあるか
- 年齢や地域などの構成が適切か
こうした条件を含めて判断する必要がある。
10月31日・11月1日の次回調査にも注目
TBS NEWS DIGのJNN世論調査一覧では、2026年10月30日付で、10月31日(土)・11月1日(日)にJNN/TBS世論調査を実施するとの告知が掲載された。
そのため、10月31日時点では、10月3日・4日実施分が公表済みの最新結果となっている。
次回調査では、10月の政治情勢や政策課題に対する有権者の評価が、どのように数字へ反映されるかが注目される。
【RDD方式とは?】固定電話・携帯電話を使ったJNN世論調査の仕組み
JNN世論調査を理解するうえで欠かせないのが、RDD方式という調査手法だ。
RDDとは「Random Digit Dialing」の略称で、コンピューターによって電話番号を無作為に組み合わせ、調査対象となる番号に電話をかける方式を指す。
JNNでは固定電話だけでなく、携帯電話にも調査を実施している。
RDD方式で調査する理由
固定電話だけを利用した調査では、固定電話を持たない人や、日常的に携帯電話を中心に生活する人の意見を十分に反映できない可能性がある。
特に、年齢層や生活スタイルによって電話の利用状況が異なるため、固定電話だけに依存すると回答者の属性に偏りが生まれるおそれがある。
そこでJNNは固定電話と携帯電話の両方を対象にしている。
自動音声ではなく調査員が直接聞き取り
もう一つの特徴は、調査員が直接聞き取りを行うことだ。
TBS NEWS DIGの調査方法の説明によると、JNNでは機械による自動音声ではなく、調査員が回答者に質問する方式を採用している。
固定電話についても、電話に出た人が必ず回答者になるわけではない。
同居する家族が複数いる場合には、乱数を使って対象者を指定し、特定の年齢層や家族構成の人に回答が集中しないよう配慮している。
固定電話と携帯電話の回答内訳
10月調査の有効回答1,022人の内訳は次のとおりだ。
| 電話の種類 | 調査対象 | 有効回答 | 有効回答率 |
|---|---|---|---|
| 固定電話 | 735人 | 434人 | 約59.0% |
| 携帯電話 | 2,022人 | 588人 | 約29.1% |
| 合計 | 2,757人 | 1,022人 | 37.1% |
※電話種別ごとの割合は公表された人数から計算した概算値。
携帯電話への調査対象が全体の大部分を占めていることが分かる。
一方、固定電話の有効回答率は携帯電話より高い。
この違いは、電話の利用状況や回答への協力姿勢など、調査環境が異なることを示している。
ただし、固定電話の回答者がそのまま高齢者を代表し、携帯電話の回答者が若年層を代表するという単純な関係ではない。
両方を利用することによって対象範囲を広げ、回答者の偏りを抑えることがRDD方式の大きな目的となっている。
【他社メディアと徹底比較】JNN・ANN・FNNの内閣支持率はなぜ違う?
世論調査を検索すると、同じ高市内閣について、JNN、ANN、FNN、NHK、読売新聞などが異なる支持率を発表している。
こうした違いを見ると、どの調査が正しいのか疑問に感じる人もいるはずだ。
しかし、世論調査は実施日や質問文、調査対象、集計方法が異なるため、数字が一致しないこと自体は不自然ではない。
2026年10月の主要メディア比較
特に注目されるのが、10月中旬に実施された他社の調査だ。
| メディア | 調査日 | 高市内閣支持率 |
|---|---|---|
| JNN | 10月3日・4日 | 63.0% |
| FNN | 10月17日・18日 | 62.6% |
| ANN | 10月17日・18日 | 47.1% |
| NNN・読売新聞 | 10月調査 | 57% |
出典:TBS NEWS DIG、FNNプライムオンライン、テレビ朝日、日テレNEWS NNN。
この比較で注意したいのは、JNNの調査日が他社より早いことだ。
JNNは10月3日・4日、FNNとANNは10月17日・18日に実施している。
その間には政治的な出来事や政権運営に対する評価が変化する可能性がある。
また、同じ10月17日・18日の調査でも、FNNは62.6%、ANNは47.1%と15.5ポイントの差が生じている。
同じRDD方式でも数字が一致しない理由
FNNもRDD方式を採用しており、固定電話と携帯電話を調査対象にしている。
10月調査では全国の18歳以上の男女1,014人が回答し、国勢調査の全国データに近づくよう年齢構成や男女比、居住地域などを抽出・補正したと公表している。
一方、ANNは10月17日・18日に電話調査を実施し、対象者3,141人、有効回答率32.4%と公表した。
調査方式が似ていても、結果が異なる要因には次のようなものがある。
1. 質問文の違い:「支持するか」「支持できるか」など、聞き方によって回答が変わる可能性がある。
2. 質問の順番:直前にどの政策や政治問題について尋ねたかによって、回答者の判断に影響する場合がある。
3. 回答者の構成:年齢、地域、性別などの構成や補正方法が異なる。
4. 回答しない人の偏り:政治への関心や政権への評価によって、電話に応じる確率が変わる可能性がある。
重要なのは、数字が違うからといって、直ちにどちらかの調査が間違っていると判断しないことだ。
特定の調査だけを切り取るより、複数の調査を同じ時期で比較し、支持率の方向性を確認するほうが政治情勢を正確に把握しやすい。
【質問内容と過去の推移】JNN世論調査は何を聞いている?
JNN世論調査では、内閣支持率や政党支持率だけでなく、外交、経済、社会保障、政治資金など、その時々の政治課題についても質問している。
こうした個別質問を確認すると、支持率の数字だけでは分からない有権者の関心が見えてくる。
JNN世論調査の主な質問内容
基本となる質問は、内閣支持の有無と支持政党についてだ。
それに加えて、時期に応じた政策課題が取り上げられる。
2026年10月の調査では、次のようなテーマが報じられた。
- 高市内閣の支持・不支持
- 各政党の支持率
- 高市総理の外交への評価
- 食料品の消費税引き下げへの賛否
- 物価高対策への評価
- 臨時国会で優先的に取り組んでほしい政策
特に外交については、評価する人が60%、評価しない人が26%だった。
また、食料品の消費税を8%から1%へ引き下げる方針については、賛成が54%、反対が36%となった。
一方、物価高対策として効果があるかという質問では、「効果がある」が43%、「効果がない」が55%だった。
政策そのものへの賛否と、政策の実効性に対する評価が一致していない点は興味深い。
2026年の高市内閣支持率の推移
JNNの過去の調査結果を確認すると、2026年の高市内閣支持率には変動がある。
TBS NEWS DIGの過去の公表記事を整理すると、次のようになる。
- 2026年5月:74.2%
- 2026年6月:70.0%
- 2026年7月:65.9%
- 2026年8月:59.2%
- 2026年9月:62.5%
- 2026年10月:63.0%
この推移からは、5月から8月にかけて支持率が低下した後、9月と10月に回復していることが分かる。
特に8月の59.2%は、同年の調査で初めて6割を下回った水準だった。
その後、9月に62.5%、10月には63.0%となり、再び6割台に戻っている。
ただし、支持率の回復だけで政権への評価が全面的に改善したと判断するのは早い。
外交、人事、物価対策などの個別評価には、それぞれ異なる傾向が表れているからだ。
【世論調査の信頼性と評判】JNNの数字はどこまで信用できる?
JNN世論調査の信頼性を考える際には、調査方法の透明性と、調査結果の限界を両方見る必要がある。
RDD方式は、無作為に電話番号を抽出することで、特定の調査会社に登録した人だけを対象にする方式とは異なる母集団への接触を目指している。
固定電話と携帯電話の併用、調査員による直接聞き取りも、回答者の偏りを抑えるための工夫だ。
一方、電話調査だから完全に偏りがないというわけではない。
JNN世論調査の評価できるポイント
1.調査日と回答者数が公表されている
いつ調査を実施し、何人から回答を得たのかが確認できる。
2.固定電話と携帯電話を併用している
異なる電話利用環境にある人を調査対象に含めることで、対象者の範囲を広げている。
3.調査員による直接聞き取りを採用している
自動音声による調査とは異なる方法で回答を集めている。
4.政策別の質問も公表している
内閣支持率だけでなく、外交や経済政策などについても結果を確認できる。
注意すべき3つの限界
一方で、調査結果を読むときには次の点に注意したい。
回答率が100%ではない
10月の有効回答率は37.1%だった。残りの人がどのような政治意識を持っていたのかは、回答結果だけでは分からない。
回答した人と回答しなかった人の意識が異なれば、結果に影響する可能性がある。
標本誤差が存在する
1,022人の回答を全国の有権者全体に当てはめる以上、一定の統計的な誤差が生じる。
内閣府も世論調査結果の読み方について、回答者数や回答比率によって標本誤差が変わると説明している。
ただし、単純無作為抽出を仮定した誤差と、実際のRDD調査における誤差は必ずしも一致しない。
調査方法だけでは質問の影響を排除できない
RDD方式であっても、質問文や質問順序によって回答が変わる可能性がある。
したがって、調査結果を評価するには、支持率だけでなく質問内容も確認する必要がある。
JNNとインターネット世論調査はどちらを見るべき?
インターネット調査は、回答者が自分から参加する形式が多く、特定の政治テーマに関心の高い人が集まりやすい場合がある。
一方、電話によるRDD調査にも、電話に出ない人や回答を断る人の意見を十分に把握できないという課題がある。
そのため、電話調査だけが正しく、インターネット調査は信用できないという単純な判断は適切ではない。
調査対象の選び方、回答者の属性、補正方法、質問内容を比較することが大切だ。
【JNN世論調査のよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年10月のJNN世論調査で高市内閣の支持率は何%ですか?
A1:2026年10月のJNN世論調査では、高市内閣の支持率は63.0%です。前月比0.5ポイント上昇しました。不支持率は33.9%で、前月比1.0ポイント低下しています。
Q2:JNN世論調査の有効回答数と回答率はどれくらいですか?
A2:2026年10月3日・4日の調査では、対象者2,757人のうち1,022人から有効回答を得ています。有効回答率は37.1%で、固定電話434人、携帯電話588人という内訳です。
Q3:JNN世論調査のRDD方式とは何ですか?
A3:コンピューターで電話番号を無作為に組み合わせ、固定電話や携帯電話に電話をかける調査方式です。JNNでは調査員が直接聞き取りを行い、固定電話についても回答する人を無作為に指定する工夫をしています。
Q4:JNN世論調査の最新結果はいつ発表されますか?
A4:2026年10月31日時点では、10月3日・4日実施分が公表済みの最新結果です。JNNは10月31日・11月1日の調査実施を告知しており、その結果発表が次の注目点となります。
Q5:JNNと他社の内閣支持率が違うのはなぜですか?
A5:調査日、質問文、質問順序、回答者の構成、集計・補正方法などが異なるためです。特に調査日が離れている場合は政治情勢も変化するため、同じ時期の調査を比較する必要があります。
まとめ:【プロの結論】JNN世論調査は支持率だけでなく調査方法と質問内容で判断する
2026年10月のJNN世論調査では、高市内閣の支持率が63.0%となり、前月から0.5ポイント上昇した。
自民党の政党支持率は34.7%、支持政党なしは41.4%。内閣への支持と政党への支持が異なる動きを見せていることも、今回の調査の重要なポイントだ。
また、調査方法については、固定電話と携帯電話を併用するRDD方式を採用。有効回答数1,022人、回答率37.1%という具体的なデータが公表されている。
今後、JNN世論調査を正しく読み解くためには、次の3つを意識したい。
1. 支持率と政党支持率を区別する。 内閣を支持することと、与党を支持することは同じではない。
2. 調査日と有効回答数を確認する。 古い数字と最新の数字を混同しない。
3. 複数メディアの結果を比較する。 調査方法や質問内容の違いを理解したうえで、政治情勢の方向性を判断する。
特に次回のJNN調査では、10月の政治問題や高市内閣の政策運営に対する評価がどのように反映されるかが焦点になる。
世論調査の数字は、政権の人気を測るだけのものではない。政治が国民の期待や不満にどこまで応えているのかを読み解くための重要な資料でもある。
今後も支持率の変化だけでなく、政党支持率、政策別の回答、回答者数、他社との調査結果の違いを合わせて確認することが、世論を正しく理解する近道となる。