【2026年最新】日本シリーズの延長は何回まで?第7戦と第8戦の違い
日本シリーズの延長ルールは、試合が第何戦まで進んでいるかによって異なります。NPBが発表した2026年の開催要項では、次のように定められています。
第1戦~第7戦12回

12回終了時に同点なら引き分け。第7戦も例外ではありません。
第8戦以降無制限
勝敗が決まるまで延長戦を続けます。
ここで押さえたいのは、第7戦だけ延長回数が特別に増えるわけではないという点です。たとえ日本一が決まる可能性のある最終戦でも、12回を終えて同点なら引き分けになります。
一方、第8戦以降は12回で終了する規定がありません。13回、14回、15回と進んでも、決着がつくまで試合を続ける仕組みです。
この規定は2026年の開催要項にも明記されており、前年までのルールを大きく変更したものではありません。
12回終了時に同点だったらどうなる?
第1戦から第7戦までの試合で、9回終了時に同点なら延長戦に入ります。その後、12回の攻撃を終えても同点だった場合、その試合は引き分けです。
例えば、DeNAとソフトバンクが3対3のまま12回を終えた場合、両チームに勝敗はつきません。試合を13回へ進めることも、翌日に同じ試合の続きを行うこともありません。
引き分けになってもシリーズそのものが終了するわけではなく、次の試合へ進みます。優勝が決まらなければ、第8戦以降が開催されます。
【引き分けの仕組み】日本シリーズは何勝すれば日本一?
日本シリーズは、先に4勝した球団が日本一になる4勝先取方式です。試合数は基本的に最大7試合ですが、引き分けが発生した場合は8試合目以降に進むことがあります。
引き分けは勝利にも敗北にもカウントされません。何試合引き分けても、優勝に必要な勝利数は4勝のままです。
第7戦終了時の勝敗によって第8戦が決まる
分かりやすい例が、第7戦終了時点で3勝3敗1分となったケースです。
この場合、両チームとも3勝で、4勝に到達していません。したがって、第8戦を開催して優勝チームを決めます。
さらに引き分けが複数発生した場合も考えてみましょう。3勝2敗2分で第7戦を終えた場合、3勝のチームが第8戦に勝てば4勝に到達して優勝です。しかし、敗れれば3勝3敗2分となり、第9戦が必要になります。
つまり、引き分けが発生するほど、日本シリーズは当初の7試合という枠を超えて長期化する可能性があります。
日本シリーズの延長・勝敗ルール比較表
2026年のNPB開催要項と2018年のルール改正を整理すると、次のようになります。
この表で特に重要なのは、延長回数の制限と優勝条件が別々の規定であることです。12回で引き分けになっても4勝先取の原則は変わりません。
【第8戦・第9戦】開催条件と日程はどう決まる?
日本シリーズが第8戦まで進む条件は、第7戦を終了しても、どちらの球団も4勝に到達していないことです。
通常、引き分けがなければ第4戦から第7戦までの間に日本一が決まります。しかし、12回引き分けが1試合以上発生すると、7試合を消化しても優勝が決まらないケースが生まれます。
第8戦は第7戦の翌日に同じ球場で開催
NPBの2026年開催要項では、引き分けがあったため第7戦終了時点で優勝が決まらなかった場合、翌日に第7戦を行った球場で第8戦を開催すると定めています。
例えば、第7戦が横浜スタジアムで行われ、3勝3敗1分で終了した場合、翌日の第8戦も横浜スタジアムで開催するのが基本です。
第8戦は延長無制限です。第7戦までのように12回で引き分けにはならず、勝敗が決まるまで試合を続けます。
第9戦が必要なら1日の移動日を挟む
第8戦を終えても、どちらも4勝に達していない場合には第9戦へ進みます。
例えば、第7戦終了時点で3勝2敗2分だったチームが第8戦で敗れれば、3勝3敗2分となります。そこで第9戦を開催し、4勝目を目指すことになります。
第9戦は1日の移動日を設けたうえで、もう一方のチームの本拠地球場で行われます。第8戦と第9戦では開催球場が異なる点にも注意が必要です。
2026年の基本日程と対戦球場
2026年のSMBC日本シリーズは、横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークスの対戦でした。NPBが発表した当初の日程は次の通りです。
ただし、これは当初の予定日程です。実際の2026年シリーズでは、福岡ソフトバンクホークスが第1戦から第4戦まで4連勝し、10月28日に2年連続13度目の日本一を決めました。そのため、第5戦以降は開催されず、第8戦・第9戦も実施されていません。
このように、開催要項に第8戦の日程があらかじめ固定されているわけではありません。シリーズの勝敗と引き分けの発生状況によって、追加試合が必要になる仕組みです。
【2018年ルール改正】延長15回から12回に変更された理由
日本シリーズの延長ルールは、2018年に大きく変更されました。それ以前は、第7戦までの試合で延長15回まで実施する方式でした。
2018年1月22日のプロ野球実行委員会で、第7戦までの延長規定を15回から12回に変更することが決定。12回終了時に同点なら引き分けとする現在の方式に移行しました。
この変更の背景には、レギュラーシーズンの延長規定との統一があります。第8戦以降は従来通り、勝敗が決まるまで延長を続ける方式が維持されました。
2017年までと2018年以降の違い
2017年まで延長15回
第7戦まで15回を上限として実施
2018年以降延長12回
第7戦まで12回終了時に同点なら引き分け。第8戦以降は無制限。
ルール改正の直接的な理由として報道されているのは、レギュラーシーズンの規定に合わせることです。実際の運用面では、15回まで続ける可能性がなくなり、投手の起用や救援陣の準備、試合時間の管理にも影響する変更となりました。
12回制の導入前には長時間の試合もあった
2010年の中日対ロッテによる日本シリーズ第6戦は、2対2のまま延長戦に突入し、5時間43分に及ぶ長時間の試合となりました。
こうした過去の長時間試合を振り返ると、延長15回制から12回制への変更が、試合運営の面でも大きな転換だったことが分かります。
【見落としやすい注意点】サスペンデッド・ゲームと延長無制限の違い
日本シリーズの開催要項には、延長回数以外にも重要な規定があります。それがサスペンデッド・ゲームを行わないというルールです。
サスペンデッド・ゲームとは、試合を途中で停止し、後日その時点の状況から再開する方式です。しかし、2026年の日本シリーズではこの方式を採用しません。
したがって、延長戦が長くなった場合でも、試合をいったん中断して翌日に続きを行うという運用にはなりません。
雨天中止の場合はどうなる?
雨天などの理由で試合が中止になった場合は、原則としてその球場で順延します。第1戦・第2戦で中止になった場合と、第3戦以降で中止になった場合では、移動日の扱いも異なります。
また、2026年の開催要項には、第9戦が当初予定された日程より後にずれ込む場合、原則として本拠地球場で開催する一方、必要に応じて両球団とNPBの事前協議で開催球場を変更できる規定もあります。
間違えやすい3つのポイント
- 第7戦は延長無制限ではない: 優勝決定戦でも12回で引き分けになります。
- 引き分けで日本一は決まらない: 引き分けは勝利数に含まれず、4勝が必要です。
- 第8戦は自動的に開催されない: 第7戦終了時に4勝したチームがなければ開催されます。
特に注意したいのは、第7戦が最終戦だからといって、延長回数が変わるわけではないことです。第7戦までと第8戦以降を分けて覚えておくと、試合中のルールを正確に理解できます。
【よくある質問】日本シリーズの延長に関するFAQ
Q1:日本シリーズの延長は何回までですか?
A1:第7戦までは延長12回までです。12回終了時点で同点の場合は引き分けとなります。第8戦以降は延長回数に制限がありません。
Q2:日本シリーズ第7戦で12回まで同点だったらどうなりますか?
A2:引き分けになります。第7戦であっても12回を超えて試合を続けることはありません。優勝が決まらなければ、第8戦が開催されます。
Q3:日本シリーズの第8戦は何回までですか?
A3:延長回数に上限はありません。勝敗が決まるまで試合を続けます。13回、14回、15回以降に進む可能性もあります。
Q4:日本シリーズで引き分けになった場合、勝利数はどうなりますか?
A4:引き分けは両チームの勝利数に加算されません。先に4勝した球団が日本一になるルールは変わりません。
Q5:第8戦はどこの球場で開催されますか?
A5:第7戦を開催した球場と同じ球場です。原則として第7戦の翌日に開催されます。
Q6:第9戦になった場合、球場はどうなりますか?
A6:1日の移動日を挟み、もう一方のチームの本拠地球場で開催されます。
Q7:日本シリーズの延長12回制はいつから始まりましたか?
A7:2018年からです。2017年までは第7戦まで延長15回制でしたが、レギュラーシーズンの規定に合わせて12回制に変更されました。
まとめ:【プロの結論】日本シリーズの延長は第7戦と第8戦で覚える
日本シリーズの延長ルールを理解するために、覚えておくべきポイントは3つです。
第一に、第1戦から第7戦までは延長12回までで、12回終了時に同点なら引き分けです。第7戦であっても例外はありません。
第二に、第8戦以降は延長無制限です。決着がつくまで試合を続けるため、長時間の延長戦になる可能性があります。
第三に、優勝条件は一貫して4勝先取です。引き分けが発生して第7戦終了時点で優勝チームが決まらなければ、第8戦へ進みます。
2018年のルール改正によって、第7戦までの延長上限は15回から12回に短縮されましたが、第8戦以降の無制限ルールは維持されています。2026年のNPB開催要項でも、この基本構造に変更はありません。
横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークスが対戦した2026年シリーズは、ソフトバンクの4連勝で幕を閉じました。第8戦は実現しませんでしたが、引き分けが重なればシリーズがさらに続く可能性はあります。試合を見る際は、現在が第7戦までなのか、第8戦以降なのかを確認することが、延長ルールを正しく理解する一番のポイントです。