ピーコックスマッシャーの正体とは?クマスト性能とガンダム由来説を2026年検証
「ピーコックスマッシャー」とは、『スプラトゥーン3』のサーモンランに登場する特殊ブキ「クマサン印のストリンガー」を指す、プレイヤー間の俗称です。9本の矢を同時発射する独特の構造と圧倒的な攻撃力から、ガンダムシリーズに登場する「ピーコック・スマッシャー」を連想するプレイヤーも少なくありません。
実際、両者には9つの射出口を持つ武器という興味深い共通点があります。しかも、ガンダム側の武器を使用するのは『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』に登場するトビア・アロナクスが搭乗するクロスボーン・ガンダムX1フルクロスです。単なる名前の偶然なのか、形状や攻撃方法まで似ているのか。2026年11月時点のゲーム情報と関連資料から、その関係を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 正体:ピーコックスマッシャーはクマサン印のストリンガーの俗称。任天堂の正式名称ではありません。
- 性能:9本の矢を同時発射し、フルチャージ時は理論上最大1350ダメージを狙えます。
- インク消費:ノーチャージ9%、1周チャージ12%、フルチャージ24%と非常に重い仕様です。
- ガンダムとの関係:クロスボーン・ガンダムX1フルクロスの9連装ビーム砲と構造・攻撃範囲に共通点があります。
- 2026年最新情報:Ver.11.3.0までの更新履歴では塗り性能に調整が入っていますが、9本同時発射と基本ダメージの特徴は維持されています。
【正体と由来】ピーコックスマッシャーはクマサン印のストリンガーのこと?

正式名称はクマサン印のストリンガー
まず押さえておきたいのは、ピーコックスマッシャーという名前がゲーム内の正式名称ではないことです。
任天堂の『スプラトゥーン3』での正式名称はクマサン印のストリンガー。サーモンラン専用の特殊ブキであり、クマサン商会から支給される「クマサン印のブキ」シリーズの一つです。
プレイヤーの間では「クマ弓」「クマスト」「クマサンストリンガー」などの呼び方が使われています。攻略コミュニティの略称一覧には「ピーコックスマッシャー」も掲載されており、ガンダムの武装を連想させる俗称として認識されています。
クマサン印のブキが持つ特殊な設定
クマサン印のブキは、一般的なブキの性能を少し強化しただけの装備ではありません。通常のブキとは異なる大胆な改造が施され、攻撃力や連射性能などが極端に引き上げられています。
ファミ通が2022年10月2日に掲載した紹介記事では、クマサン印のブキについて、インク消費が大量になる代わりに超高速の連射や超威力を実現する特殊な武器群として紹介しています。同記事では、プロデューサーの野上氏が過去のインタビューで、クマサン印のブキを「公式では認められていない、改造部品のようなもの」と説明したことにも触れています。
クマサン印のストリンガーも、この独特な設定を象徴する存在です。ベースとなったトライストリンガーの構造を大幅に変更し、発射口を3本から9本に増やしています。
ピーコックスマッシャーという呼び名の由来
この俗称の由来として有力なのが、ガンダムシリーズに登場するピーコック・スマッシャーとの外見上の類似です。
英語のPeacockは「孔雀」を意味します。ガンダム側のピーコック・スマッシャーは、複数のビーム砲口を備え、左右の砲門を展開できる構造が特徴です。孔雀が尾羽を広げたようなシルエットと、複数方向へ攻撃する武装の性格が名前にも結び付いています。
一方、クマサン印のストリンガーも複数の射出口が横方向に広がった特徴的な外観を持ちます。さらに、一度に9本の矢を放つという性能まで共通しています。
このため、ガンダムの武器を知っているプレイヤーが両者を重ね合わせ、俗称として使うようになったと考えるのが自然です。ただし、最初に誰が呼び始めたのか、任天堂がガンダムを元ネタとして設定したのかについて、公式な説明は確認できません。
つまり、ガンダム由来説は形状と武装の共通点から生まれた有力な解釈ですが、公式に認められた元ネタではありません。
【性能を徹底解剖】クマサン印のストリンガーは9本同時発射で最大1350ダメージ
クマサン印のストリンガーが注目される最大の理由は、通常のストリンガーとは比較にならないほどの攻撃性能です。
通常のトライストリンガーが3本の矢を放つのに対し、クマサン印のストリンガーは一度の射撃で9本の矢を同時に発射します。しかも、チャージ段階に応じて1本あたりのダメージが変化します。
チャージ段階ごとのダメージ比較
基本的なダメージ性能は次のとおりです。
| チャージ段階 | 1本あたりの直撃ダメージ | 9本全弾命中時 | インク消費量 |
|---|---|---|---|
| ノーチャージ | 35 | 315 | 9% |
| 1周チャージ | 72 | 648 | 12% |
| フルチャージ | 150 | 1350 | 24% |
特筆すべきは、フルチャージ時の150×9=1350ダメージという火力です。全弾を一体のシャケに命中させれば、通常のブキでは難しい高体力のオオモノシャケにも大きなダメージを与えられます。
ただし、1350ダメージは9本すべてが直撃した場合の理論値です。射撃時の拡散が大きいため、離れた位置から撃つと全弾命中は難しくなります。
フルチャージでも照準が完全には収束しない
普通のストリンガーは、チャージすることで矢の集弾性や射程が向上します。しかし、クマサン印のストリンガーはフルチャージしても9本の矢が完全に一箇所へ集まりません。
照準の高さや向きもそれぞれ異なり、見た目以上に狙いを定めるのが難しい武器です。これは単純な欠点ではなく、広範囲に攻撃をばらまけるという長所にもつながっています。
インク消費量はどれくらい?
高火力の代償となるのが、非常に大きなインク消費です。
ノーチャージでもインクタンクの9%を消費し、フルチャージでは24%を使用します。つまり、インク満タンの状態からフルチャージ射撃を連続で行える回数は、理論上わずか4回です。
チャージ段階ごとの装弾数は次のようになります。
- ノーチャージ:約11発
- 1周チャージ:約8発
- フルチャージ:約4発
連射していると、想像以上の速さでインクがなくなります。特にフルチャージばかりを繰り返す立ち回りは危険です。高火力を出せる場面を見極め、必要に応じてインク回復を挟むことが求められます。
【実践攻略】ピーコックスマッシャーの使い方と強い場面
クマサン印のストリンガーは、単純にチャージして撃てば強いという武器ではありません。9本の矢が広がる特性を理解し、敵との距離や攻撃方向を調整することが重要です。
1. 近距離ではジャンプ撃ちを活用する
最も大きなダメージを狙うなら、ジャンプ中の縦撃ちが有効です。
地上では横方向に広がる射撃になりますが、空中では縦方向に矢を並べるように発射できます。縦長のオオモノシャケに対しては、複数の矢を命中させやすくなります。
ただし、ジャンプ直後から完全な縦撃ちになるわけではありません。ジャンプの上昇中は射撃方向が徐々に切り替わるため、射撃タイミングも意識しましょう。
2. ノーチャージは塗りと素早い攻撃に使う
ノーチャージ射撃は1本あたり35ダメージ、合計315ダメージです。フルチャージと比較すると威力は低いものの、短いチャージ時間で素早く撃てる利点があります。
9本の矢が広がるため、足場の確保や広い範囲の塗りにも使えます。敵が接近しているときや、細かな塗り残しを補いたいときにも便利です。
ただし、ノーチャージでもインク消費は9%。通常のストリンガーと同じ感覚で連射するとインク不足になりやすいため、撃つ目的を明確にする必要があります。
3. 1周チャージは攻撃と燃費のバランスがよい
1周チャージでは1本あたり72ダメージ、全弾命中時には648ダメージになります。インク消費量は12%で、フルチャージの半分です。
フルチャージほどの威力はありませんが、チャージ時間が短く、攻撃とインク効率のバランスを取りやすい段階です。複数の敵が接近している場面でも使いやすくなります。
4. オカシラシャケ戦では大きな火力を発揮
クマサン印のストリンガーが特に活躍するのが、オカシラシャケとの戦闘です。
オカシラは通常のオオモノシャケよりも大きく、複数の矢を同時に当てやすいという特徴があります。通常の敵に対しては全弾命中が難しい武器ですが、大型の敵には攻撃性能を発揮しやすくなります。
ファミ通の2022年10月の紹介記事でも、クマサン印のストリンガーはヨコヅナに対して金イクラによる攻撃より効率的にダメージを与えられる武器として紹介されました。
5. インク切れを避ける立ち回りが重要
高火力を追求するあまり、インク残量を無視するのは避けたいところです。
特にサーモンランでは、攻撃だけでなく金イクラの回収や味方の救助も必要です。フルチャージを撃ち切った直後にインクが不足すると、緊急時の対応が難しくなります。
敵の密集時には広範囲攻撃、ボスには集中攻撃、移動経路には塗りを使うなど、状況に応じて射撃方法を変えることが上達への近道です。
【性能比較】クマストとトライストリンガーの違い・評価を一覧で解説
クマサン印のストリンガーはトライストリンガーをベースにしていますが、実際の運用方法は大きく異なります。
両者の関係を理解するには、発射数だけでなく、射撃の収束性やインク消費、用途まで比較する必要があります。
トライストリンガーとの違い
| 比較項目 | クマサン印のストリンガー | トライストリンガー |
|---|---|---|
| 発射数 | 9本 | 3本 |
| 主な特徴 | 広範囲・高火力 | 射程・精密な狙撃 |
| フルチャージ | 完全には収束しない | 矢が集束する |
| 最大直撃ダメージ | 150×9=1350 | 35×3=105 |
| インク消費 | フルチャージ24% | 異なる射撃仕様 |
| 使用できるモード | サーモンラン限定 | 通常のバトルなど |
| 得意な状況 | 近距離・大型の敵・広範囲攻撃 | 中遠距離からの攻撃・精密な狙撃 |
※トライストリンガーの105ダメージは、3本の矢がすべて直撃した場合の数値です。両者は使用環境や仕様が異なるため、単純なダメージ比較だけで優劣を決めることはできません。
クマストの評価は?強みと弱みを整理
クマサン印のストリンガーの評価を一言で表すなら、攻撃性能は非常に高いものの、扱いには明確な技術と状況判断が必要な特殊ブキです。
評価できるポイント
- 圧倒的な瞬間火力:フルチャージの全弾命中で1350ダメージを狙える。
- 広範囲への攻撃:9本の矢が広がるため、複数のシャケに同時に攻撃できる。
- オカシラ戦で活躍:大型の敵に複数の矢を当てやすい。
- 塗り性能:ノーチャージでも広い範囲を塗れる。
- 機動性:クマサン印のストリンガーは中量級の武器として扱われ、チャージ中の移動速度にも調整が入っている。
注意したいポイント
- インク効率が悪い:フルチャージでは4発しか撃てない。
- 照準が特殊:9本の矢が完全には収束しないため、精密な射撃が難しい。
- 遠距離で火力が落ちやすい:単体に全弾命中させることが難しい。
- チャージキープができない:チャージを保持して状況を見極める運用には向かない。
特に重要なのは、最大火力と実戦での火力を混同しないことです。1350という数値は魅力的ですが、実際の戦闘では何本命中したかによってダメージが変わります。
そのため、クマストは単純に最大ダメージだけを追い求めるプレイヤーよりも、敵との距離や照準の広がりを把握し、適切なチャージ段階を選べるプレイヤーに向いています。
【ガンダムとの共通点】ピーコック・スマッシャーとクロスボーン・ガンダムX1フルクロスを検証
ピーコックスマッシャーという俗称の面白さは、ガンダム側の武装を調べるとさらに明確になります。
比較対象は、漫画作品『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』に登場するクロスボーン・ガンダムX1フルクロスが装備するピーコック・スマッシャーです。
ガンダム側のピーコック・スマッシャーとは?
ピーコック・スマッシャーは、海賊軍が既存兵器の部材を集めて製作した携行式の連装ビーム砲です。ボウガンのような外観を持ち、9門の砲口からビームを発射します。
左右の砲口を展開することで、攻撃範囲を広げることも可能です。単一の敵に対する攻撃だけでなく、広範囲への射撃にも対応する武装となっています。
また、BANDAI SPIRITSの公式商品情報でも、クロスボーン・ガンダムX1フルクロスの特徴的な武装としてピーコック・スマッシャーが紹介されています。
搭乗者はトビア・アロナクス
クロスボーン・ガンダムX1フルクロスのパイロットはトビア・アロナクスです。
バンダイナムコエンターテインメントの『GUNDAM VERSUS』公式機体紹介でも、X1フルクロスの搭乗者としてトビアが記載されています。同ページには、ピーコック・スマッシャーの一斉発射や手動リロードなどの武装も掲載されています。
作品内では、キンケドゥの意志を継いだトビアが新生木星帝国との決戦に臨みます。X1フルクロスは、残存していたX1シリーズの予備パーツを利用して組み上げられた最終決戦仕様です。
両者の共通点と相違点
2つの武器を比較すると、単なる名前の類似以上に興味深い共通点が見つかります。
- 9つの射出口:どちらも9本の矢・ビームを発射する構造を持つ。
- 広範囲攻撃:複数の弾を広げることで、広い範囲に攻撃できる。
- 独特な外観:複数の砲口を備えた弓状のシルエットが印象的。
- 高い攻撃性能:複数の射撃を同時に命中させることで大きなダメージを狙える。
一方、根本的な違いもあります。
ガンダム側はビーム砲であり、砲口を展開する機構を持つ携行武器です。対してスプラトゥーン側は、インクを矢状に射出するストリンガーです。武器の世界観も、攻撃の仕組みも異なります。
したがって、両者は9連装という構造と攻撃範囲の類似性が非常に高いものの、公式に同一の設定や世界観を共有する武器ではありません。
【2026年最新情報】クマサン印のストリンガーはアップデートで弱体化した?
2026年11月1日時点で、任天堂の更新情報に掲載されている『スプラトゥーン3』の最新バージョンはVer.11.3.0(2026年8月20日配信)です。
2026年の調整で注目したい変更点
クマサン印のストリンガーの武器別更新履歴では、Ver.11.3.0に落下するインクによる塗り範囲の縮小が記録されています。幅と長さがそれぞれ約6%縮小された調整です。
これは塗り性能に関する変更であり、9本同時発射という基本構造や、フルチャージ時の1本150ダメージという特徴を変更するものではありません。
なお、任天堂のVer.11.3.0公式更新情報では、通常のトライストリンガー系統についても落下するインクの塗り範囲の調整が掲載されています。クマサン印のストリンガーについては、武器別の更新履歴と区別して確認する必要があります。
2026年時点でも評価される理由
クマサン印のストリンガーが現在も注目される理由は、単純な攻撃力だけではありません。
9本同時発射という他のブキにはない特徴に加え、近距離での瞬間火力、広範囲の塗り、オカシラシャケへの対応力など、複数の役割を持っています。
一方、インク消費の重さや照準の特殊さは依然として扱いにくい部分です。使いこなすには、敵との距離、チャージ段階、インク残量を同時に判断する必要があります。
2026年の評価においても、クマストは誰でも簡単に最大火力を出せる万能ブキではなく、性能を理解したプレイヤーほど真価を発揮できる特殊ブキという位置付けです。
【ピーコックスマッシャーに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:ピーコックスマッシャーはスプラトゥーン3の正式なブキ名ですか?
A1:いいえ。正式名称は「クマサン印のストリンガー」です。ピーコックスマッシャーはプレイヤー間で使われる俗称で、ガンダムのピーコック・スマッシャーに似た外観や9連装の構造から呼ばれていると考えられます。
Q2:クマサン印のストリンガーは本当に1350ダメージ出せますか?
A2:理論上は可能です。フルチャージ時の矢1本の直撃ダメージは150で、9本すべてが同じ敵に命中すると150×9=1350になります。ただし、照準が完全には収束しないため、全弾命中には至近距離での射撃などが必要です。
Q3:ピーコック・スマッシャーの元ネタはガンダムですか?
A3:ガンダム側の武器を連想させる俗称であることは、プレイヤーコミュニティの略称一覧からも確認できます。ただし、任天堂が公式にガンダムを元ネタとして認めた事実は確認できません。両者の9連装構造や広範囲攻撃という共通点が、俗称の背景にあると考えられます。
まとめ:ピーコックスマッシャーの正体は9連装のクマサン印ストリンガー
ピーコックスマッシャーの正体は、『スプラトゥーン3』のサーモンランに登場するクマサン印のストリンガーです。正式名称ではなく、ガンダムシリーズのピーコック・スマッシャーを連想させるプレイヤー間の俗称として使われています。
その最大の特徴は、9本同時発射による圧倒的な攻撃性能です。フルチャージ時には理論上1350ダメージを狙える一方、インク消費量は24%と大きく、照準も完全には収束しません。
また、クロスボーン・ガンダムX1フルクロスのピーコック・スマッシャーにも9門の砲口があり、広範囲へ攻撃できる構造が共通しています。トビア・アロナクスが操る機体の特徴的な武装と、クマサン商会の特殊ブキが似ているという点は、ゲームファンとガンダムファンの両方にとって興味深い部分です。
2026年11月現在も、クマサン印のストリンガーは高火力と扱いの難しさを併せ持つ個性的なクマブキです。最大火力だけで判断するのではなく、9本の矢をどう当てるか、どのタイミングでインクを回復するかまで理解することが、使いこなすための重要なポイントになります。