【予選参加国一覧】A組・B組に出場した12か国を紹介

目次

2023年WBCの予選は、欧州で行われたA組と中米で開催されたB組の2つに分かれていました。それぞれ6か国が参加し、各組から2か国ずつ、合計4か国が本大会に進出する仕組みです。

予選A組:レーゲンスブルク(ドイツ)

wbc 2023予選参加国

A組に出場したのは次の6か国です。

国名 開催地との関係
ドイツ 開催国
チェコ共和国 予選参加国
フランス 予選参加国
イギリス 予選参加国
南アフリカ 予選参加国
スペイン 予選参加国

欧州勢が中心となったグループで、開催国ドイツに加え、チェコ共和国やスペイン、イギリスなどが本大会への出場権を争いました。

注目されたのはチェコ共和国です。スペインに7対21で敗れる厳しいスタートとなりましたが、その後の敗者復活戦でドイツやスペインを破り、最終的に本大会への出場を決めました。

予選B組:パナマシティ(パナマ)

B組に出場したのは以下の6か国です。

国名 開催地との関係
パナマ 開催国
アルゼンチン 予選参加国
ブラジル 予選参加国
ニュージーランド 予選参加国
ニカラグア 予選参加国
パキスタン 予選参加国

中南米勢を中心に、オセアニアのニュージーランドやアジアのパキスタンも参加しました。

開催国パナマは地元の声援を受けて勝ち進み、ブラジルとの直接対決を4対0で制して本大会進出を決定。ニカラグアも敗者復活の道を勝ち上がり、最後の出場枠を獲得しました。

【WBC予選日程・開催地】ドイツとパナマで開催された2大会

WBC 2023の予選日程は、2022年9月から10月にかけて設定されました。

ワールド・ベースボール・クラシック公式発表および大会公式日本語サイトによると、開催地と会場は次のとおりです。

項目 予選A組 予選B組
開催地 ドイツ・レーゲンスブルク パナマ・パナマシティ
開催期間 2022年9月16~21日 2022年9月30日~10月5日
会場 アーミン・ウルフ・アレーナ ロッド・カルー・スタジアム
参加国数 6か国 6か国
試合数 9試合 9試合
本大会進出 イギリス・チェコ共和国 パナマ・ニカラグア

レーゲンスブルク予選の特徴

ドイツ南部のレーゲンスブルクにあるアーミン・ウルフ・アレーナが舞台となりました。

開催期間は9月16日から21日まで。欧州各国が集まり、6か国による予選が行われました。

大会序盤ではスペインがチェコ共和国に21対7で大勝。イギリスもフランスに14対4、開催国ドイツに8対1で勝利し、存在感を示しました。

しかし、最終的に本大会進出を決めたのはイギリスとチェコ共和国でした。

パナマシティ予選の特徴

B組は9月30日から10月5日まで、パナマのロッド・カルー・スタジアムで開催されました。

開催国パナマにとっては、地元ファンの前で本大会への切符を獲得できるかが大きな注目点でした。

一方、ニカラグアは初戦でブラジルに1対4で敗れたものの、そこからパキスタン、アルゼンチンを破り、最後はブラジルとの再戦にも勝利しています。

この敗戦からの立て直しが、B組の大きな見どころとなりました。

【WBC 2023予選結果】本大会進出4か国が決まるまでの経緯

2022年の予選で特徴的だったのは、単純な総当たり戦ではなく、ダブルイリミネーション方式が採用されたことです。

各チームは2敗するまで敗退せず、勝者側のトーナメントで敗れても、敗者側から本大会出場を目指すことができました。

A組の結果:イギリスとチェコ共和国が突破

A組では、イギリスが攻撃力を発揮しました。

特に印象的だったのが、9月20日に行われたスペインとの対戦です。

イギリスは試合中に8対3とリードを許しましたが、終盤に追い上げ、延長10回の末に10対9で逆転勝利。これによって本大会進出を決めました。

MLB公式の予選振り返り記事でも、この試合はイギリスの劇的な逆転劇として紹介されています。

もう1枠を獲得したチェコ共和国も、簡単な道のりではありませんでした。

スペインに21対7で敗れた後、フランスに7対1、ドイツに8対4で勝利。最終戦では再びスペインと対戦し、3対1で勝利しました。

この結果、A組からはイギリスとチェコ共和国が本大会に進みました。

B組の結果:パナマとニカラグアが突破

B組では、ブラジルがニュージーランドを12対7、ニカラグアを4対1で破り、序盤から好調でした。

一方、パナマはアルゼンチンに11対0で勝利。地元開催の強みを生かして勝ち上がります。

特に注目されたのが、10月4日のパナマ対ブラジル戦です。

パナマはブラジルを4対0で完封し、本大会出場を決定。ロッド・カルー・スタジアムに集まった観客の前で、開催国としての役割を果たしました。

残る1枠を争ったニカラグアは、敗者側から勝ち上がりました。

10月4日にはアルゼンチンを6対5で下し、翌5日のブラジル戦では3対1で勝利。これにより最後の本大会出場権を獲得しています。

予選結果と本大会進出国の関係一覧

予選 主な勝ち上がりの経緯 進出国 2023年本大会の所属プール
A組 イギリスがスペインに10対9で勝利 イギリス C組
A組 チェコ共和国がスペインに3対1で勝利 チェコ共和国 B組
B組 パナマがブラジルに4対0で勝利 パナマ A組
B組 ニカラグアがブラジルに3対1で勝利 ニカラグア D組

この表から分かるように、予選を勝ち抜いた4か国は、それぞれ本大会の異なるプールに配置されました。

予選を突破した国同士が本大会でも同じグループに集中しない組み分けとなっていた点も特徴です。

【WBC予選の仕組み】ダブルイリミネーション方式とは?

WBCの予選を理解するうえで欠かせないのが、ダブルイリミネーション方式です。

これは、1度負けても即座に敗退とはならず、2度目の敗戦で大会から姿を消す方式です。

通常の一発勝負のトーナメントと比べて、初戦で強豪と当たったチームにも巻き返しの機会が残されています。

1敗しても本大会進出の可能性が残る

例えば、ニカラグアはB組の初戦でブラジルに敗れました。

しかし、その後パキスタンを12対0で下し、アルゼンチンにも6対5で勝利。さらにブラジルとの再戦を3対1で制しました。

初戦の敗北だけで大会が終わっていれば、ニカラグアの本大会進出はありませんでした。

この仕組みが、予選における逆転劇を生み出したのです。

ダブルイリミネーションと本大会の総当たり戦は別物

混同しやすいのが、予選と本大会の試合方式です。

比較項目 2022年予選 2023年本大会の1次ラウンド
基本方式 ダブルイリミネーション 総当たり戦
参加規模 各組6か国 各組5チーム
敗戦後 1敗では敗退しない 勝敗数で順位決定
目的 本大会出場権の獲得 準々決勝への進出
次の段階 本大会 準々決勝

つまり、予選は出場国を決めるための選抜大会、本大会は世界一を決めるための競技大会という役割の違いがあります。

【2023年大会出場20チーム】2017年の16チームが予選免除になった理由

2023年大会では、WBC史上初めて参加チーム数が20に拡大しました。

2017年大会までの16チーム制から4チーム増えた背景には、国際大会としての参加枠拡大があります。

WBC主催者の発表によると、2017年大会に参加した16チームには2023年大会への出場権が与えられ、残る4枠を2022年の予選で争う方式が採用されました。

したがって、2022年予選の12か国は、4つの追加枠をめぐって競い合ったことになります。

2023年WBC本大会の20チーム一覧

本大会は5チームずつ、4つのプールに分けて実施されました。

プール 参加チーム
A組・台中 チャイニーズ・タイペイ、オランダ、キューバ、イタリア、パナマ
B組・東京 日本、韓国、オーストラリア、中国、チェコ共和国
C組・フェニックス アメリカ、メキシコ、コロンビア、カナダ、イギリス
D組・マイアミ プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、イスラエル、ニカラグア

この20チームのうち、パナマ、チェコ共和国、イギリス、ニカラグアが予選から勝ち上がった国です。

予選突破国の本大会での位置づけ

4か国の本大会出場には、それぞれ異なる意味がありました。

- イギリス:WBC本大会初出場。A組を勝ち抜き、フェニックス開催のC組に配置。
- チェコ共和国:WBC本大会初出場。A組での苦戦を乗り越え、東京開催のB組に配置。
- パナマ:2009年以来の本大会復帰。台湾開催のA組に配置。
- ニカラグア:WBC本大会初出場。パナマ予選で最後の出場枠を獲得し、マイアミ開催のD組に配置。

特にチェコ共和国の初出場は、欧州野球の広がりを示す出来事として注目されました。

また、パナマは2009年以来の復帰となり、長く待ち望んだ舞台への再登場を果たしています。

【プロの結論】WBC 2023予選が示した国際野球の変化

2023年大会の予選を振り返ると、単に4か国が新たに出場権を得たというだけではありません。

注目すべきは、国際野球の競争範囲が広がっていることです。

イギリス、チェコ共和国、ニカラグアという初出場国が生まれたことは、WBCが従来の強豪国だけで構成される大会ではなくなっていることを示しています。

特にチェコ共和国は、スペインに大差で敗れた後も立て直し、最終的に本大会出場を実現しました。

ニカラグアも初戦の敗北から巻き返し、ブラジルとの再戦を制しています。

こうした結果は、国際大会において初戦の勝敗だけでチームの実力や可能性を判断できないことを示しています。

また、20チーム制への拡大は、各国にとってWBC本大会を目指す新たな機会を生み出しました。

2026年時点で過去の大会を比較する際も、2017年の16チーム制と2023年の20チーム制を区別して見ることが大切です。

2023年大会の予選は、出場枠の拡大によって生まれた4つのチャンスを、12か国が競い合った大会でした。

【WBC 2023予選参加国】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:WBC 2023の予選には何か国が参加しましたか?
A1:2022年に開催された予選には合計12か国が参加しました。A組とB組に6か国ずつ分かれ、それぞれ2か国が本大会へ進出しました。

Q2:WBC 2023の予選を突破した4か国はどこですか?
A2:イギリス、チェコ共和国、パナマ、ニカラグアです。イギリスとチェコ共和国はドイツのレーゲンスブルク予選、パナマとニカラグアはパナマシティ予選から勝ち上がりました。

Q3:WBC 2023の予選はいつ、どこで開催されましたか?
A3:A組は2022年9月16日から21日までドイツのレーゲンスブルクで、B組は9月30日から10月5日までパナマのパナマシティで開催されました。

Q4:WBC 2023の予選で採用された方式は何ですか?
A4:ダブルイリミネーション方式です。2敗するまで敗退しない仕組みで、敗者側からも本大会出場を目指すことができました。

Q5:2017年大会に出場した16チームは2023年大会の予選に参加しましたか?
A5:参加していません。2017年大会に出場した16チームには2023年大会への出場権が与えられ、予選では残り4枠を争いました。

Q6:WBC 2023に初出場した国はどこですか?
A6:イギリス、チェコ共和国、ニカラグアの3か国です。パナマは2009年以来の本大会復帰でした。

まとめ:WBC 2023予選参加国と4つの出場枠を振り返る

WBC 2023の予選は、2022年9月から10月にかけてドイツとパナマで開催されました。

参加した12か国は次のとおりです。

- A組:ドイツ、チェコ共和国、フランス、イギリス、南アフリカ、スペイン
- B組:パナマ、アルゼンチン、ブラジル、ニュージーランド、ニカラグア、パキスタン

そして、本大会進出を決めたのはイギリス、チェコ共和国、パナマ、ニカラグアの4か国でした。

2017年大会の16チームに予選突破国4チームを加えたことで、2023年大会は初めて20チーム制を実現しました。

この予選を知っておくと、2023年大会の組み分けだけでなく、欧州や中南米を中心とした国際野球の広がりも理解しやすくなります。

WBCの歴史を振り返るうえで、2022年の予選は20チーム制への転換を支えた重要な大会だったのです。

主な出典・公式記録

- WBC 2023公式日本語サイト「予選A組・予選B組 試合結果」
- World Baseball Classic, Inc. 2022年9月1日付予選日程発表
- MLB公式「2022 World Baseball Classic Qualifiers Recap」
- MLB公式「World Baseball Classic 2023 FAQ」「Tournament Pools Finalized」