【全17公演を総まとめ】2024年の日程・会場一覧とツアーの全体像
「Concert Tour 2024 ~きみとわたしのうた~」は、2024年9月7日から12月4日まで全国各地で開催されました。
ビクターエンタテインメントの作品紹介でも、全国17公演のホールツアーとして紹介されています。ライブ情報サービスLiveFansに掲載された公演記録から、開催日と会場を整理すると次のとおりです。
薬師丸ひろ子 Concert Tour 2024 日程・会場一覧
NHKホールは3日程で開催された

今回のツアーで特に注目したいのが、東京のNHKホール公演です。
同会場では9月25日、10月23日、10月24日の3公演が記録されています。
そのうち、映像・ライブCDとして商品化されたのが10月23日(水)の公演です。
したがって、2026年発売の「薬師丸ひろ子 2024コンサート」は、17公演すべてを収録した映像集ではなく、NHKホールで行われた特定日のステージをパッケージ化した作品です。
【全20曲を掲載】2024年10月23日NHKホール公演のセットリスト
薬師丸ひろ子の2024年コンサートを振り返るうえで、最も気になるのがセットリストです。
ビクターエンタテインメントが公表したBlu-ray・DVDの収録曲とライブCDの曲順を照合すると、次の20曲が確認できます。
NHKホール公演の全20曲
第1部:新旧の楽曲を織り交ぜた前半
1. メイン・テーマ
2. 瞳で話して
3. 今日
4. 水色星座
5. きみの月光
6. 未完成
7. ちいさい秋見つけた
8. かぐやの里
第2部:ツアータイトルを象徴する楽曲とメドレー
9. きみとわたしのうた
10. ユー・レイズ・ミー・アップ~祈りバージョン~
11. 追憶
12. ムーン・リバー
13. 平凡
14. 今日がはじまるなら
※10~14曲目はスペシャルメドレーとして収録されています。
第3部:映画主題歌と代表曲、終盤の楽曲
15. 窓
16. 探偵物語
17. Woman“Wの悲劇”より
18. セーラー服と機関銃
19. 時代
20. 時の道標
注目は「Tree」の楽曲と映画主題歌の共存
このセットリストの特徴は、特定の年代や作品に偏っていないことです。
前半には「今日」「水色星座」「きみの月光」といったアルバム『Tree』に収録された楽曲が登場します。
一方、後半には「探偵物語」「Woman“Wの悲劇”より」「セーラー服と機関銃」という、薬師丸ひろ子の映画・歌手活動を代表する楽曲が並びます。
つまり、現在の歌手としての表現と、映画主題歌を通して広く知られるようになった過去の楽曲が、一つのステージに共存している構成です。
特に「セーラー服と機関銃」は、彼女の歌手としての出発点を象徴する曲です。長いキャリアを振り返る意味でも、終盤に配置されたことには大きな意味があります。
外国曲カバーのスペシャルメドレーも見どころ
メドレーには次の3曲の外国曲カバーが含まれています。
- You Raise Me Up
- 追憶
- ムーン・リバー
さらに「平凡」「今日がはじまるなら」が続きます。
映画主題歌や自身のオリジナル楽曲だけでなく、異なる背景を持つ楽曲を一つの流れに組み込んでいる点も、この公演の聴きどころです。
ビクターの作品紹介でも、外国曲カバーや中田喜直提供曲など、普段のライブでは披露される機会が限られる楽曲が含まれることが説明されています。
【アルバム『Tree』との関係】2024年コンサートを理解する重要作品
2024年1月24日
発売日
全10曲/ビクターエンタテインメント
通常盤:3,400円(税込・発売時価格)
アルバム『Tree』は、2024年のコンサートを理解するために欠かせない作品です。
ビクターの公式ディスコグラフィーによると、2024年1月24日に発売されたオリジナルアルバムで、前作から約6年ぶりの作品として紹介されています。
『Tree』の全収録曲
1. 今日
2. 愛することにもし疲れても
3. きみとわたしのうた(featuring LIBERA)
4. きみの月光
5. 水色星座
6. 素敵をあつめて
7. Love Letter
8. はるか
9. 時の道標
10. 皆勤賞
コンサートで披露された『Tree』の楽曲
2024年10月23日のNHKホール公演の収録曲とアルバムを照らし合わせると、次の5曲が共通しています。
- 今日
- きみとわたしのうた
- きみの月光
- 水色星座
- 時の道標
10曲入りのアルバムから5曲がライブ作品に収録されていることになります。
注目したいのは、アルバムの楽曲を単に紹介するだけでなく、代表曲と組み合わせている点です。
「きみとわたしのうた」はツアータイトルにも採用されており、作品全体のテーマを象徴する存在です。
また、「時の道標」はアルバムにもライブ作品にも収録されており、両作品をつなぐ重要な楽曲になっています。
作詞・作曲陣にも注目
『Tree』には、薬師丸ひろ子自身が作詞した「今日」「時の道標」をはじめ、さまざまな作家が参加しています。
例えば「きみとわたしのうた」は岡田惠和が作詞、村松崇継が作曲・編曲を担当。「素敵をあつめて」には堀込高樹、「Love Letter」には水野良樹が参加しています。
映画主題歌を歌う歌手としての印象が強い人にとっては、現在の薬師丸ひろ子がどのような音楽家たちと新しい作品を作っているのかを知る機会にもなります。
【2026年2月18日発売】Blu-ray・DVD・ライブCDの違いを徹底比較
2026年2月18日、NHKホール公演を収録した「薬師丸ひろ子 2024コンサート」が発売されました。
発売元はビクターエンタテインメントです。
映像作品2種類と2枚組ライブCDが同時発売され、いずれも2024年10月23日のNHKホール公演を収録しています。
商品仕様と発売時価格
Blu-ray
7,700円
税込・発売時価格
- 品番:VIXL-509
- 発売日:2026年2月18日
- 収録:全20曲
- 映像と歌声を一緒に楽しめる
DVD
7,700円
税込・発売時価格
- 品番:VIBL-1211
- 発売日:2026年2月18日
- 収録:全20曲
- Blu-rayとは映像メディアの規格が異なる
2枚組SHM-CD
4,950円
税込・発売時価格
- 品番:VICL-70288~9
- 発売日:2026年2月18日
- 収録:全20曲
- 高音質仕様のライブ音源
Blu-rayとDVDは何が違う?
両者の大きな違いは映像ディスクの規格です。
Blu-rayは高精細な映像を楽しみたい人に向いています。一方、DVDはDVD再生環境を使いたい人に適しています。
今回の作品では、収録公演と基本的な収録曲は共通しています。
そのため、選ぶ際には収録曲の違いよりも、自宅の再生機器や映像へのこだわりを優先するとよいでしょう。
ライブCDはなぜ2枚組なのか?
CDは全20曲を2枚に分けて収録しています。
Disc 1
8曲
メイン・テーマから「かぐやの里」まで。
Disc 2
12曲
「きみとわたしのうた」から「時の道標」まで。
CDにはSHM-CDという高音質仕様が採用されています。ビクターの製品説明によると、一般的なCDプレーヤーでも再生できる仕様です。
映像作品と違ってステージの表情や会場の様子は見られませんが、歌声や楽曲そのものに集中できるのが魅力です。
DVD・Blu-rayとCDはどちらを選ぶべき?
- Blu-rayがおすすめの人: 映像の美しさやステージの様子を重視する人。
- DVDがおすすめの人: DVDプレーヤーを中心に使っている人。
- ライブCDがおすすめの人: 通勤や移動中、自宅で音楽を繰り返し楽しみたい人。
- 映像と音源の両方を残したい人: Blu-rayまたはDVDとCDの組み合わせ。
発売時の価格差は、映像作品とCDの間で2,750円です。予算を考慮しながら、自分が何を楽しみたいのかを基準に選ぶと失敗しにくくなります。
なお、発売当時には映像商品とCDの同時購入特典としてA4クリアファイルが案内されていました。先着特典は数量限定のため、2026年11月時点での在庫や付与状況は販売店ごとに確認が必要です。
【コンサートの評判・感想】実際の観客が注目した薬師丸ひろ子の歌声
コンサートの評判を調べる際には、公式の商品紹介だけでなく、実際に会場を訪れた人の感想も参考になります。
LiveFansには、2024年ツアーについて3件のライブレビューが掲載されています。
その内容には、次のような特徴があります。
1. 座ったままでも楽しめる落ち着いたステージ
2024年9月21日の名古屋公演について、観客のレビューでは、薬師丸ひろ子本人が立ち位置を変えずに歌い、観客に立ち上がることや手拍子を強要しないスタイルに触れられています。
この感想から見えてくるのは、観客を無理に盛り上げるのではなく、歌そのものを楽しんでもらうことを重視したステージの一面です。
激しい演出や観客参加型のライブとは異なる、落ち着いて音楽に向き合えるコンサートを好む人には興味深いポイントでしょう。
2. アカペラで披露された「戦士の休息」
2024年11月9日の石川公演、11月10日の長野公演のレビューでは、アンコールの最後に「戦士の休息」をアカペラで披露したことが報告されています。
特に長野公演のレビューでは、高倉健との思い出や善光寺に関する本人の話にも触れられています。
こうした地域ごとのエピソードや追加の歌唱は、コンサートを単なる定番曲の披露に終わらせない要素です。
ただし、「戦士の休息」は今回の商品化された10月23日のNHKホール公演の全20曲には含まれていません。別日の公演でのエピソードとして区別する必要があります。
3. 観客の感想から分かるコンサートの特徴
レビューを総合すると、今回のツアーには次のような魅力が見られます。
- 落ち着いて歌声を楽しめる構成。
- 映画主題歌やオリジナル曲を通して過去と現在を振り返れる。
- 会場や開催日に応じたエピソードや特別な歌唱がある。
- 観客に過度な参加を求めないスタイル。
ただし、LiveFansのレビューは3件という限られた投稿です。全国17公演すべての観客の評価を代表する統計ではありません。
【2026年最新情報】2024コンサート以降の映像作品と活動の展開
2026年11月現在、薬師丸ひろ子のライブ作品を調べる際には、2024年のコンサートと2025年のコンサートを区別することが大切です。
2025年コンサートも2026年に映像化
2025年に開催された「Concert Tour 2025 ~はるか~」についても、2026年9月2日にBlu-ray・DVD・ライブCDが発売されています。
東京国際フォーラム ホールAで2025年11月29日に収録された公演で、こちらも全20曲を収録しています。
2024年版と同じく『Tree』の楽曲や往年の代表曲が含まれる一方、2025年版ではデビューアルバム『古今集』のスペシャルメドレーなど、異なる構成が採用されています。
したがって、2026年時点で最新のライブ映像作品を探している人は、2025年版も確認しておきたいところです。
2026年は歌手活動45周年
ビクターエンタテインメントの公式発表によると、2026年は薬師丸ひろ子の歌手活動45周年に当たります。
記念作品として発表されたのが、オーケストラベストアルバム『ORCHESTRAL JEWELS』です。
2026年11月21日
発売予定日(11月1日時点)
通常盤:3,500円(税込)
初回限定盤:11,000円(税込)
収録曲には「セーラー服と機関銃」「探偵物語」「メイン・テーマ」「Woman“Wの悲劇”より」などが含まれます。
また、フルオーケストラによる新録音が採用され、初回限定盤には過去10年間のライブ映像で構成された特典映像も付属します。
2024年のライブ音源とは異なり、こちらはスタジオで新たに録音されたオーケストラアレンジ作品です。
2024年のコンサート作品は今どんな位置づけなのか
2024年版の魅力は、2024年当時の歌声とステージをそのまま記録していることです。
一方、2025年版は翌年のツアーであり、2026年の45周年記念アルバムはオーケストラによる新録音です。
それぞれ作品としての目的が違います。
- 2024年版:『Tree』と往年のヒット曲を組み合わせたライブ記録。
- 2025年版:翌年のツアーのライブ記録。
- 2026年版『ORCHESTRAL JEWELS』:45年間の代表曲をオーケストラアレンジで再構成した記念作品。
2024年の公演を知りたい人が、2025年版や2026年の新録音を購入しても、同じステージを見られるわけではありません。商品名と収録日を確認することが大切です。
【プロの結論】薬師丸ひろ子の2024年コンサートが持つ音楽的な価値
薬師丸ひろ子の2024年コンサートを振り返ると、特に注目したいのは、映画主題歌で築いた知名度と、現在進行形の音楽活動が一つのステージで結びついていることです。
1978年に映画『野性の証明』で女優としてデビューし、1981年の『セーラー服と機関銃』、1983年の『探偵物語』、1984年の『Wの悲劇』など、映画と音楽の両面でキャリアを積み重ねてきました。
映画作品と主題歌が強く結びついていることは、薬師丸ひろ子の音楽活動を特徴づける重要な要素です。
2024年のステージは、その歴史を振り返るだけの懐古的な内容ではありません。
『Tree』という新しいアルバムの楽曲を織り交ぜることで、現在の音楽表現も伝えています。
ここに、2024年公演の価値があります。
2024年版をおすすめしたい人
- 映画『セーラー服と機関銃』『探偵物語』『Wの悲劇』が好きな人。
- 「Woman“Wの悲劇”より」などの代表曲をライブで楽しみたい人。
- アルバム『Tree』の楽曲をライブ音源で聴きたい人。
- 薬師丸ひろ子の歌声を映像と音源の両方で残したい人。
- 2024年の全国ツアーの記録を手元に置いておきたい人。
反対に、購入前に確認したい人
- 2025年や2026年の最新ツアーを探している人。
- NHKホール以外の全17公演を収録した映像を探している人。
- 「戦士の休息」など、地域限定で披露された楽曲を聴きたい人。
こうした目的なら、2024年版だけでは希望を満たせない可能性があります。
特に、2024年10月23日のNHKホール公演と、11月の石川・長野公演では、確認できる収録曲や観客レビューに違いがあります。
作品を選ぶ際は、ツアー名だけでなく、収録年月日と収録曲を確認することが最も確実です。
【薬師丸ひろ子コンサート2024】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:薬師丸ひろ子の2024年コンサートは全部で何公演でしたか?
A1:全国17公演です。2024年9月7日の千葉公演から12月4日の埼玉公演まで、全国各地のホールを巡りました。
Q2:NHKホール公演はいつ開催されましたか?
A2:2024年9月25日、10月23日、10月24日に開催記録があります。2026年発売のBlu-ray・DVD・ライブCDに収録されたのは、10月23日の公演です。
Q3:2024年コンサートのセットリストは何曲ですか?
A3:全20曲です。「メイン・テーマ」「探偵物語」「Woman“Wの悲劇”より」「セーラー服と機関銃」などに加え、『Tree』の収録曲やスペシャルメドレーが含まれています。
Q4:2024年のコンサートDVDはいつ発売されましたか?
A4:2026年2月18日です。Blu-rayとDVDが同時発売され、どちらも税込7,700円(発売時価格)です。
Q5:2024年コンサートのライブCDは何枚組ですか?
A5:SHM-CD仕様の2枚組です。全20曲を収録し、税込4,950円(発売時価格)で発売されました。
Q6:アルバム『Tree』の曲はコンサートで何曲披露されましたか?
A6:商品収録曲とアルバムの収録内容を照合すると、「今日」「きみとわたしのうた」「きみの月光」「水色星座」「時の道標」の5曲が共通しています。
Q7:2026年時点で2024年版より新しいコンサート映像はありますか?
A7:あります。2025年のコンサートを収録したBlu-ray・DVDが2026年9月2日に発売されています。2024年版とは収録公演が異なるため、購入時には商品名を確認してください。
まとめ:薬師丸ひろ子の2024年コンサートは代表曲と現在の歌声を楽しめる記録
薬師丸ひろ子の「Concert Tour 2024 ~きみとわたしのうた~」は、全国17公演にわたって開催されたホールツアーです。
2024年10月23日のNHKホール公演は、2026年2月18日にBlu-ray・DVD・2枚組SHM-CDとして商品化されました。
全20曲には「セーラー服と機関銃」「探偵物語」「Woman“Wの悲劇”より」といった代表曲だけでなく、アルバム『Tree』の楽曲やスペシャルメドレーも収録されています。
2026年11月現在は、2025年コンサートの映像作品も発売され、歌手活動45周年を記念する『ORCHESTRAL JEWELS』も11月21日に発売予定です。
過去の名曲を楽しみたい人にはもちろん、現在の薬師丸ひろ子の歌声や音楽的な表現を知りたい人にとっても、2024年のコンサートは価値のあるライブ記録です。
映像でステージ全体を味わうならBlu-ray、手軽に歌声を楽しむなら2枚組CD。 自分の鑑賞スタイルに合わせて選びたい作品です。