【今揺れた地震はどこ?】2026年11月1日の震源地・震度を確認
2026年11月1日に発表された地震情報を時系列で整理すると、同日には北海道、愛知県、小笠原諸島周辺、三重県南東沖などで地震が観測されています。
11月1日16時18分発表として掲載された直近の地震情報は、次のとおりです。
直近の確認できる地震情報震度1

2026年11月1日 16時16分ごろ発生
震源地
釧路地方中南部
マグニチュード
M2.7
震源の深さ
約20km
震央の位置
北緯43.2度・東経144.6度
震度1の観測地域
北海道標茶町
発表情報:気象庁・2026年11月1日16時18分
11月1日に発生した主な地震の一覧
同日には、次の地震も記録されています。
| 発生時刻 | 震源地 | M | 最大震度 |
|---|---|---|---|
| 16:16ごろ | 釧路地方中南部 | 2.7 | 1 |
| 13:39ごろ | 愛知県西部 | 3.6 | 2 |
| 11:49ごろ | 父島近海 | 4.3 | 2 |
| 7:15ごろ | 三重県南東沖 | 6.1 | 3 |
| 7:10ごろ | 熊本県熊本地方 | 2.8 | 2 |
| 6:20ごろ | 長野県南部 | 2.5 | 1 |
出典:気象庁発表情報を掲載するYahoo!天気・災害の地震履歴。発表時刻と発生時刻は異なります。
注目された三重県南東沖のM6.1の地震
11月1日7時15分ごろには、三重県南東沖を震源とするマグニチュード6.1の地震が発生しました。
気象庁の発表による震源要素は次のとおりです。
- 発生時刻:2026年11月1日7時15分ごろ
- 震源地:三重県南東沖
- 震源の深さ:約350km
- マグニチュード:6.1
- 最大震度:3
- 津波:心配なし
最大震度3を観測したのは福島県浜通りです。福島県中通り、宮城県、茨城県、栃木県、東京都23区、神奈川県東部などでは震度2が観測されました。
震源に近い地域よりも、離れた東北・関東方面で比較的強い揺れが観測された点が特徴的です。
この現象は「異常震域」と呼ばれる震度分布の特徴に該当します。深い場所で発生した地震の揺れが、地下のプレートを伝わることで、震源から遠い地域にも比較的強く届く場合があります。
つまり、震源地と実際に強く揺れた地域が離れていても、必ずしも情報の間違いや別の地震を意味するわけではありません。
【地震速報はどこで確認する?】気象庁の情報とリアルタイム更新の仕組み
今揺れた地震の震源地を調べる場合、最初に確認したいのが気象庁の地震情報です。
地震発生直後は、観測データがすべてそろっているわけではありません。そのため、気象庁は地震の発生後、新しいデータが入るたびに情報を段階的に発表します。
地震情報が更新されるまでの流れ
気象庁が公表している地震情報の発表タイミングは、以下のようになっています。
1.震度速報
震度3以上を観測した場合、地震発生から約1分半後を目安に発表されます。
この段階では、震度3以上を観測した地域名と最大震度が中心です。震源の詳細や各市町村の観測結果は、まだ十分に分からないことがあります。
2.震源に関する情報
震度3以上の地震などを対象に、震源の位置やマグニチュードを伝えます。津波の心配がない場合には、その旨も発表されます。
3.震源・震度情報
地震発生から約5分程度を目安に、震源の位置、マグニチュード、震度1以上を観測した地点などが発表されます。
その後も観測結果に応じて情報が追加・更新されます。
速報値と確定値は同じではない
地震速報で見落としやすいのが、速報値と暫定値の違いです。
速報値は、地震発生直後に迅速な情報伝達を行うため、限られた観測点のデータを使って計算されます。
その後、より多くの地震観測データを使って計算し直した値が暫定値です。通常は地震発生日の翌日に更新され、さらに精査した最終的な値は気象庁の地震月報に収録されます。
このため、速報画面で確認したマグニチュードや震源の位置が、後から少し変わる場合があります。
速報値が修正されたからといって、必ずしも新しい地震が発生したわけではありません。
現在の震度分布を調べる方法
現在どの地域で揺れが観測されているのかを確認するには、情報の種類を使い分けると便利です。
- 気象庁の地震情報:発生時刻、震源地、マグニチュード、各地の観測震度を確認。
- 気象庁の推計震度分布図:観測点のデータをもとに、面的な震度分布を確認。
- 防災科学技術研究所の強震モニタ:全国の地震計による揺れの状況を視覚的に確認。
- 自治体の防災情報:地域の避難所、避難指示、道路やライフラインの情報を確認。
リアルタイムの揺れを示す画面と、気象庁が発表する確定した震度情報は性質が異なります。強震モニタの色の変化だけで、公式の震度を判断しないようにしましょう。
【地震情報の関係性を整理】気象庁・Hi-net・緊急地震速報の違い
地震情報には複数の観測機関や情報システムが関係しています。
それぞれが異なる役割を担っているため、どの情報を何の目的で見るのかを理解しておくと、速報を正しく読み取れます。
地震情報を提供する主な機関とシステム
| 情報・機関 | 主な役割 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 気象庁 | 公的な地震・津波情報の発表 | 震源、震度、M、津波 |
| 防災科研Hi-net | 高感度地震観測 | 微小地震、震源情報 |
| 防災科研の強震モニタ | 強い揺れの観測データの可視化 | 地震動の分布 |
| 緊急地震速報 | 強い揺れの到達前の警告 | 強い揺れが予想される地域 |
| 自治体・消防機関 | 地域の防災対応 | 避難情報、被害、避難所 |
防災科学技術研究所のHi-netとは?
通常の生活では気づかないような小さな地震も観測し、地震活動を詳しく把握するためのデータを提供しています。
Hi-netの公式サイトでは、自動処理による震源情報が公開されています。掲載条件としてマグニチュード2.5以上が示されており、震源地、震源時、震源の深さ、マグニチュードなどを確認できます。
ただし、自動処理で得られた情報は速報的な性質を持ちます。観測データの欠測や解析条件によって、情報が変わることもあります。
緊急地震速報と通常の地震速報は何が違う?
両者は名前が似ていますが、目的が異なります。
緊急地震速報は、地震の揺れが到達する前に、強い揺れが予想される地域へ警告する仕組みです。
一方、通常の地震情報は、地震が発生した後に観測データを集め、実際にどこでどの程度の揺れがあったのかを伝えます。
そのため、緊急地震速報の予測震度と、後から発表される実際の観測震度が一致しないこともあります。
【マグニチュードと最大震度の違い】震源の深さも重要な判断材料
地震速報を見たとき、「M6.1なのに最大震度3なのはなぜ?」と疑問に思う人もいるでしょう。
その理由を理解するには、マグニチュードと震度の違いを知る必要があります。
マグニチュードは地震そのものの規模
マグニチュードは、地震が放出するエネルギーなど、地震そのものの規模を示す指標です。
マグニチュードが1大きくなると、地震のエネルギーは約32倍になります。
例えば、M6の地震はM5の地震と比べて、エネルギーが約32倍に相当します。
震度は場所ごとの揺れの強さ
震度は、ある地点で実際に観測された揺れの強さを表します。
日本では、震度0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7という10段階で表示されます。
同じ地震でも、観測地点によって震度は異なります。
また、震源からの距離だけでなく、地盤の状態や地形によっても揺れ方が変わります。
震源の深さが揺れ方を左右する
地震情報に表示される「深さ」は、地表から震源までの距離です。
一般的には、震源が浅い地震ほど震源付近で強い揺れが発生しやすくなります。ただし、地震の規模や地盤の状態などによって実際の揺れ方は異なります。
11月1日の三重県南東沖の地震では、震源の深さが約350kmと推定されました。
このような深発地震では、通常の浅い地震とは異なる震度分布が生じることがあります。今回、福島県浜通りで最大震度3が観測されたのも、その特徴の一つです。
つまり、地震速報を読む際は、Mの数字だけで危険性を判断せず、最大震度、震源の深さ、揺れた地域を合わせて確認する必要があります。
【緊急地震速報・津波警報】発表基準と避難の判断
地震が発生したとき、揺れそのものと同じくらい注意したいのが津波です。
特に海岸や河口付近にいる場合は、地震情報だけでなく津波警報・注意報の確認が欠かせません。
緊急地震速報の発表基準
気象庁は、複数の地震観測点で地震波を検知し、強い揺れが予想される場合に緊急地震速報の警報を発表します。
具体的には、次の条件が基準です。
- 2点以上の地震観測点で地震波を観測する。
- 最大震度5弱以上、または最大長周期地震動階級3以上が予想される。
警報では、強い揺れが予想される地域などが伝えられます。
予測には誤差があり、震源に近い場所では警報が間に合わない場合もあります。速報を待ってから身を守るのではなく、揺れを感じたらすぐに安全な行動を取ることが基本です。
津波警報・津波注意報の違い
津波警報は、予想される津波の高さによって区分されています。
| 種類 | 発表基準 | 基本的な行動 |
|---|---|---|
| 大津波警報 | 3mを超える津波 | 直ちに高台などへ避難 |
| 津波警報 | 1mを超え3m以下 | 沿岸部・河川沿いから避難 |
| 津波注意報 | 0.2m以上1m以下 | 海から上がり、海岸から離れる |
気象庁は、地震発生から約3分、一部の地震については約2分を目標に津波警報・注意報を発表します。
巨大地震では、最初の発表で予想される津波の高さを「巨大」「高い」と表現する場合があります。その後、解析が進むと数値に更新されます。
津波情報が発表されていなくても避難が必要な場合
海岸付近で強い揺れを感じた場合や、弱くても長い揺れを感じた場合は、津波警報の発表を待たずに避難を開始してください。
津波は第一波が最大とは限りません。後から到達する波の方が高くなることもあります。
警報や注意報が解除されるまでは、海岸や川の近くに戻らないでください。
なお、2026年11月1日の釧路地方中南部の地震と三重県南東沖のM6.1の地震については、いずれも津波の心配はないと発表されています。これは個々の地震に対する情報であり、今後発生する別の地震の安全を保証するものではありません。
【地震の余震はなぜ起きる?】揺れた直後に取るべき安全行動
大きな地震の後には、震源付近で地震活動が活発になることがあります。
このような地震が余震です。
余震が発生する理由
大きな地震が起きると、地下の岩盤が破壊され、周辺の力のつり合いが変化します。
その不安定な状態を解消する過程で、周辺の岩盤が再び動き、地震が発生すると考えられています。
一般的に余震は、本震の直後ほど多く、時間が経つにつれて減少します。
ただし、時間が経過しても余震が続くことがあり、場合によっては本震より大きな地震が発生する可能性もあります。
気象庁は、大きな地震の発生後、特に約1週間程度は大きな余震に注意するよう呼びかけています。
一方、今回の三重県南東沖の地震のように震源が100kmより深い地震では、震源付近で地震活動が活発になった例はまれとされています。
ただし、これは余震が絶対に起きないという意味ではありません。地震の深さや規模に応じた情報を確認することが大切です。
地震が発生した瞬間に取るべき行動
自宅・建物の中にいる場合
- 机やテーブルの下に入る。
- 頭をクッションなどで守る。
- 窓ガラスや倒れそうな家具から離れる。
- 揺れている間は無理に屋外へ飛び出さない。
屋外にいる場合
- 建物の壁や看板から離れる。
- ブロック塀や自動販売機に近づかない。
- 落下物に注意し、広い場所に移動する。
海岸・河川の近くにいる場合
- 強い揺れや長い揺れを感じたら高台へ避難する。
- 津波警報が出たら直ちに安全な場所へ移動する。
- 警報解除まで海岸に戻らない。
これらは内閣府の防災資料や気象庁の津波避難に関する案内でも示されている基本行動です。
揺れが収まった後に確認すること
揺れが止まった後も、二次災害への警戒が必要です。
1. 火災やガス漏れがないか確認する。
2. 家族や周囲の人の安全を確認する。
3. 避難経路と出口を確保する。
4. 停電や断水、通信障害などの状況を確認する。
5. 自治体の避難情報や気象庁の最新情報を確認する。
避難する際は、建物の損傷や周囲の道路状況にも注意してください。
【今の地震は】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:今揺れた地震はどこが震源地ですか?
A1:2026年11月1日16時18分発表として確認できる直近の情報では、同日16時16分ごろに発生した釧路地方中南部の地震です。マグニチュード2.7、最大震度1で、北海道標茶町で観測されました。最新情報は気象庁の地震情報で確認してください。
Q2:マグニチュードが大きいのに震度が小さいのはなぜですか?
A2:マグニチュードは地震そのものの規模、震度は各地点での揺れの強さを示すためです。震源の深さや距離、地盤の状態によって震度は変わります。
Q3:地震速報に震源地が表示されないのはなぜですか?
A3:地震発生直後は観測データが十分に集まっていないためです。最初は震度速報が発表され、その後の解析で震源地やマグニチュード、各地の震度が追加されます。
Q4:地震が発生したら必ず余震がありますか?
A4:必ずではありません。大きな地震の後は余震活動が活発になることが多いものの、地震の深さや周辺の地質条件によって異なります。余震の発生時刻や規模を正確に予測することはできません。
Q5:津波警報が出ていなければ海岸にいても安全ですか?
A5:必ずしも安全とは限りません。海岸付近で強い揺れや長い揺れを感じた場合は、警報を待たずに高台などへ避難してください。津波警報・注意報が解除されるまで海岸には戻らないでください。
Q6:今の震度をリアルタイムで確認する方法はありますか?
A6:気象庁の地震情報で観測震度を確認できます。また、防災科学技術研究所の強震モニタでは、全国の地震計の観測データを視覚的に確認できます。ただし、リアルタイムの観測表示と公式に発表された震度情報は区別してください。
まとめ:今の地震は震源地・最大震度・津波情報をセットで確認
2026年11月1日の地震情報では、16時16分ごろに釧路地方中南部でM2.7、最大震度1の地震が発生しました。同日7時15分ごろには三重県南東沖でM6.1、最大震度3の深発地震も発生しており、福島県浜通りなど広い地域で揺れが観測されています。
地震情報を正しく理解するには、次の3点が判断の基本です。
- 震源地・発生時刻:どこで、いつ地震が発生したのか。
- マグニチュード・最大震度:地震の規模と各地域での揺れの強さはどの程度か。
- 津波情報・避難情報:沿岸地域への影響や、今すぐ必要な行動はあるか。
特に注意したいのは、最初の速報が最終的な情報ではないことです。発生直後の速報値は、その後の観測データによって更新される場合があります。
地震速報を見たら、SNSの断片的な情報だけで判断せず、気象庁の発表、自治体の防災情報、防災科学技術研究所の観測情報を使い分けてください。
そして、海岸付近では津波情報を待つだけでなく、強い揺れや長い揺れを感じた時点で避難を始めること。正確な情報を早く得ることと、情報を待たずに身を守ることの両方が、地震から命を守る基本です。