【最終装飾とファイナルセレモニー】カトキハジメ氏の特別仕様で迎えた最後の日
展示終了を前に、立像には最後の特別仕様が施されました。
RX-0 ユニコーンガンダム Ver. TWC FINALとは?

2026年6月20日から8月31日まで公開されたのが、「RX-0 ユニコーンガンダム Ver. TWC FINAL」です。
メカニカルデザイナーのカトキハジメ氏がデザインした特別装飾で、新たなマーキングを加えたフィナーレ仕様となりました。
注目したいのは、単なる期間限定カラーへの変更ではなく、約9年間の展示を締めくくるための特別なデザインだった点です。
この装飾は、展示終了記念商品にも採用されました。
バンダイナムコフィルムワークスの発表では、立像の特別装飾を再現した「メガサイズモデル 1/48 ガンダムベース限定 RX-0 ユニコーンガンダム Ver. TWC FINAL」が案内されています。
2026年8月29日のファイナルセレモニー
展示終了2日前となる8月29日には、ダイバーシティ東京 プラザでファイナルセレモニーが開催されました。
出演者と担当は次のとおりです。
- 澤野弘之さん:作詞・作曲・編曲、音楽プロデュース
- SennaRinさん:スペシャルライブ
- 大河元気さん:司会
当日の模様は、YouTubeの公式チャンネル「ガンダムチャンネル」で生配信されました。
澤野弘之&SennaRinのスペシャルライブ
ファイナルセレモニーでは、音楽によってユニコーンガンダムの世界観を振り返る特別なライブが実施されました。
サンライズワールドが2026年8月31日に公開した公式レポートによると、披露された主な楽曲は次のとおりです。
- 「yet.」:『機動戦士ガンダムUC』の挿入歌「Sternengesang」にSennaRinさんが日本語詞をつけた楽曲
- 「ENDROLL」:『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』の挿入歌
- 「Cage enD」:立像のテーマソング「Cage」を、この日のためにリアレンジした楽曲
ライブ中には、ダイバーシティ東京 プラザの壁面映像と立像のサイコフレームの発光が連動。音楽に合わせて光の色が変化する演出も行われました。
最後を飾った特別映像と花火
セレモニーの終盤には、9年間の立像の歴史を振り返る『UNICORN GUNDAM Statue ― BEYOND POSSIBILITY ―』が上映されました。
映像が終了するタイミングで花火が打ち上がり、会場から歓声が上がったと公式レポートは伝えています。
さらに、最後にはサプライズ演出もありました。
『機動戦士ガンダムUC』でバナージ・リンクスを演じた内山昂輝さんと、ハロを演じた広橋涼さんによる録り下ろしのお別れメッセージが公開されたのです。
立像を眺めるだけでなく、作品のキャラクターの声とともに別れを告げる構成は、アニメ作品と実物大立像を長年楽しんできたファンにとって特別な締めくくりとなりました。
【展示終了後の現在】ユニコーンガンダムはどこへ行った?
2026年11月1日現在、最も気になるのは立像そのものの行方です。
まず確定しているのは、お台場での常設展示が2026年8月31日に終了したことです。
公式サイトには展示終了のお知らせが掲載され、長年の来場者に向けた感謝の言葉が記されています。
移設先や保存先は発表された?
現時点で、立像の移設先、保管場所、再展示の予定について、公式に確認できる具体的な発表はありません。
つまり、次の3つは区別する必要があります。
- 展示終了:2026年8月31日に確定。
- 別の場所への移設:公式発表で確認できる具体的な予定はない。
- 将来的な再展示:開催場所や日程などの確定情報はない。
展示が終わったことと、立像が完全に廃棄されたことは同じ意味ではありません。
巨大な立像を構成する部材の保管や再利用についても、具体的な方針が公表されるまでは判断できません。
TOKYO GUNDAM PROJECTも8月31日に終了
もう一つ注目したいのが、立像と関わりの深かった「TOKYO ガンダムプロジェクト」です。
同プロジェクトの公式サイトは、2026年8月31日をもってプロジェクトを終了すると告知しました。
この活動は、実物大ユニコーンガンダム立像を活用した臨海副都心エリアの活性化や、国際交流、人材育成などを目的としていました。
高校生による英語観光ガイドなど、立像を単なる観光モニュメントにとどめない取り組みも実施されていました。
立像の展示終了とプロジェクトの終了が同じ日だったことは、お台場におけるガンダム関連の地域活動にとっても一つの転換点です。
展示終了後もガンダムベース東京は利用できる
ここで間違えやすいのが、ダイバーシティ東京 プラザ内の「THE GUNDAM BASE TOKYO」です。
立像の展示終了によって、ガンダムベース東京まで閉店したわけではありません。
2026年11月時点で公式サイトに掲載されている施設情報は次のとおりです。
- THE GUNDAM BASE TOKYO:ダイバーシティ東京 プラザ7階
- THE GUNDAM BASE TOKYO ANNEX:同施設2階
いずれも公式ガンプラ関連施設として案内されています。営業時間は施設に準じて変更される場合があります。
したがって、現在のお台場は「ガンダム関連施設がすべてなくなった場所」ではありません。
ただし、以前のようにフェスティバル広場で実物大ユニコーンガンダムの変身やライトアップを楽しむことはできなくなりました。
【お台場アクセス】以前の展示場所と現在訪れる際の注意点
立像が展示されていた場所は、東京都江東区青海1-1-10、ダイバーシティ東京 プラザ2階フェスティバル広場です。
展示期間中は国内外からファンが訪れ、東京観光の定番スポットの一つになっていました。
電車でのアクセス
| 交通機関 | 最寄り駅 | 徒歩の目安 |
|---|---|---|
| りんかい線 | 東京テレポート駅 | 約5分 |
| ゆりかもめ | 台場駅 | 約5分 |
現在訪れるなら何を目的にすべき?
これからお台場へ行く人は、目的を整理しておくとよいでしょう。
おすすめできる人
- ガンダムベース東京でガンプラを購入したい人
- 展示終了記念商品の情報を調べたい人
- 約9年間の展示場所を訪れ、当時の写真と現在の風景を比較したい人
- お台場のガンダム関連施設を巡りたい人
注意したい人
- 実物大ユニコーンガンダムの変身演出を見たい人
- 夜のWALL-Gを現地で楽しみたい人
- Ver. TWC FINALの実物を撮影したい人
これらを目的に訪問しても、展示終了後は立像を見ることができません。
古い観光記事や動画には、過去の演出時間やアクセス情報がそのまま残っている場合があります。2026年11月現在の情報と、展示当時の情報を分けて確認することが大切です。
【実物大ユニコーンガンダム立像】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:実物大ユニコーンガンダム立像の展示終了日はいつですか?
2026年8月31日(月)です。2017年9月24日の竣工から約8年11カ月にわたって展示されました。
Q2:ユニコーンガンダム立像が終了した理由は何ですか?
2026年5月15日に展示終了が発表されましたが、老朽化や維持費、契約満了などの具体的な理由は公式発表されていません。
Q3:実物大ユニコーンガンダム立像は現在どこにありますか?
お台場での展示は終了しています。2026年11月1日時点で、移設先や保管場所、再展示についての具体的な公式発表は確認できません。
Q4:実物大ユニコーンガンダムの高さは何メートルですか?
全高19.7mです。重量は49tで、50カ所に発光箇所を備えていました。
Q5:ファイナルセレモニーはいつ開催されましたか?
2026年8月29日(土)19時30分から開催されました。澤野弘之さんとSennaRinさんによるスペシャルライブが行われ、ガンダムチャンネルでも生配信されました。
Q6:カトキハジメ氏による最後の特別装飾は何ですか?
「RX-0 ユニコーンガンダム Ver. TWC FINAL」です。2026年6月20日から展示終了日の8月31日まで公開されました。
Q7:現在もダイバーシティ東京 プラザでガンダムを楽しめますか?
はい。実物大立像の展示は終了しましたが、7階のTHE GUNDAM BASE TOKYOや2階のTHE GUNDAM BASE TOKYO ANNEXは別施設として案内されています。
まとめ:実物大ユニコーンガンダム立像が残した9年間の価値
実物大ユニコーンガンダム立像は、2017年9月24日に竣工し、2026年8月31日に約8年11カ月の展示を終えました。
全高19.7m、重量49tという巨大な造形に加え、ユニコーンモードとデストロイモードの変身、サイコフレームの発光、WALL-Gによる映像演出を実現したことが、この立像の大きな特徴でした。
最後にはカトキハジメ氏による「RX-0 ユニコーンガンダム Ver. TWC FINAL」が公開され、8月29日のファイナルセレモニーでは澤野弘之さんとSennaRinさんが音楽で約9年間の歴史を締めくくりました。
一方、展示終了後の立像の行方や再展示については、具体的な公式発表がありません。ダイバーシティ東京 プラザのガンダムベース東京は引き続き別施設として利用できますが、フェスティバル広場で以前の変身演出を見ることはできません。
今回の展示終了で改めて浮かび上がるのは、実物大ガンダムの価値が、その大きさだけでは決まらないということです。作品の世界観を現実の空間に再現し、音楽や映像、可動ギミックを通じて来場者が物語に触れられる。その体験こそが、お台場のユニコーンガンダムを約9年間にわたって特別な存在にしていました。
2026年8月31日は、一つの巨大立像の展示終了であると同時に、お台場のガンダム史における大きな節目となりました。