【2026年最新】メジャー防御率ランキングTOP10!山本由伸の順位と投手力を徹底解剖
2026年のメジャーリーグ(MLB)レギュラーシーズンが終了し、投手の実力を示す防御率ランキングが確定した。今季の主役となったのは、ミルウォーキー・ブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキーだ。規定投球回をクリアした投手の中で、防御率1.80という圧倒的な数字を残し、MLB全体のトップに立った。
2位にはニューヨーク・ヤンキースのキャメロン(カム)・シュリットラーが1.95で続き、クリス・セール、ディラン・シース、ドジャースの山本由伸も上位にランクイン。さらにパーカー・メシック、ドリュー・ラスムッセンら若手・実力派投手も存在感を示した。この記事では、2026年9月27日までのレギュラーシーズン最終成績を基準に、ランキング、WHIP、FIP、ERA+、奪三振率を比較し、数字の裏にある投手の実力を読み解く。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 1位はミジオロウスキー:防御率1.80、174回2/3、252奪三振、WHIP0.80でMLB主要指標を席巻。
- 山本由伸は5位:防御率2.53、185イニング、WHIP0.87でナ・リーグ上位の安定感を証明。
- 防御率だけでは実力は測れない:WHIP、FIP、ERA+、奪三振率を組み合わせると投手の特徴がより明確になる。
【2026年最新】メジャー防御率ランキングTOP10!規定投球回到達者を比較

2026年のMLB防御率ランキングでは、1位のミジオロウスキーが2位以下に大きな差をつけた。防御率1点台を記録したのはミジオロウスキーとシュリットラーの2人。3位のクリス・セールも2.16という優秀な数字を残している。
以下は、2026年のレギュラーシーズンにおける規定投球回到達者のランキングだ。MLB.comの最終成績とBaseball-Referenceの投手ランキングを照合した。
| 順位 | 投手名 | 所属球団・リーグ | 投球回 | 防御率 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ジェイコブ・ミジオロウスキー | ブルワーズ・NL | 174回2/3 | 1.80 | WHIP0.80、252奪三振 |
| 2位 | カム・シュリットラー | ヤンキース・AL | 193回2/3 | 1.95 | ア・リーグ1位 |
| 3位 | クリス・セール | ブレーブス・NL | 162回2/3 | 2.16 | FIP2.29 |
| 4位 | ディラン・シース | ブルージェイズ・AL | 169回 | 2.40 | K/9・12.73 |
| 5位 | 山本由伸 | ドジャース・NL | 185回 | 2.53 | WHIP0.87 |
| 6位 | パーカー・メシック | ガーディアンズ・AL | 186回1/3 | 2.56 | WHIP1.06 |
| 7位 | ドリュー・ラスムッセン | レイズ・AL | 172回 | 2.67 | WHIP0.91 |
| 8位 | ソニー・グレイ | レッドソックス・AL | 169回 | 2.72 | 防御率2点台 |
| 9位 | ヘスス・ルザルド | フィリーズ・NL | 179回2/3 | 2.86 | FIP2.78 |
| 10位 | エドゥアルド・ロドリゲス | ダイヤモンドバックス・NL | 189回2/3 | 2.89 | 安定した投球回数 |
※投球回の「2/3」は3アウト中2アウト、「1/3」は1アウトを意味する。ランキングはレギュラーシーズンのみで、ポストシーズンの成績は含まない。
上位10人のうち、ナ・リーグ所属が5人、ア・リーグ所属も5人となった。特に注目したいのは、上位5人のうち4人が防御率2.5以下という点だ。2026年は先発投手の優秀なシーズン成績が目立った。
なお、ランキングの対象を規定投球回到達者に限定する理由は、登板数の少ない投手が数試合だけ好投して防御率上位に入るケースを避けるためだ。シーズンを通じて一定の投球量を担った投手同士を比較することで、年間の安定性が見えやすくなる。
【1位の秘密】ミジオロウスキーが防御率1.80を達成した理由
2026年の投手ランキングで最も強烈な印象を残したのが、ブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキーだ。24歳の右腕は30試合に先発し、16勝5敗、防御率1.80という驚異的な成績を記録した。
特筆すべきなのは、防御率だけでなく、投手の総合的な支配力を示す数字でもトップクラスだったことだ。
防御率・奪三振・WHIPの三冠級の成績
ミジオロウスキーの2026年レギュラーシーズンの主要成績は次のとおり。
- 登板・先発:30試合・30先発
- 勝敗:16勝5敗
- 投球回:174回2/3
- 防御率:1.80
- 奪三振:252
- WHIP:0.80
- 被打率:.157
- 奪三振率:12.98(K/9)
MLB公式のシーズン総括によると、ミジオロウスキーは防御率、奪三振数、WHIP、被打率の4項目でメジャー全体のトップに立った。252奪三振という数字は、打者のバットにボールを当てさせない能力の高さを示している。
さらに、奪三振率は37.9%。170イニング以上を投げた投手のシーズン記録を比較した場合、2019年のゲリット・コールが記録した39.9%に次ぐ歴史的な数字となった。
WHIP0.80も際立っている。これは1イニング当たりに許した安打と四球の合計が平均0.80人だったことを意味する。打者を塁に出さず、出塁されても失点につなげない投球ができていた。
平均100マイルを超える速球の威力
ミジオロウスキーの大きな武器は、圧倒的な球速だ。MLB.comのシーズン総括では、2026年の速球平均球速は100.6マイルと紹介されている。9月27日のカージナルス戦では102.7マイルを記録した。
球速だけでなく、奪三振率37.9%という結果が伴っている点が重要だ。速い球を投げる投手は珍しくないが、その球で打者のスイングを空振りに変え、長いイニングを投げながら失点を抑えることは簡単ではない。
ブルワーズは103勝を挙げたシーズンを送り、チーム防御率も3.51とリーグ屈指の水準だった。ミジオロウスキーは若い投手を中心とする先発陣の象徴的存在となり、球団の好成績を支えた。
歴史的な記録との比較
MLB公式の記録紹介によると、ミジオロウスキーは1950年以降、シーズン防御率、奪三振数、被打率の3部門すべてでメジャー1位になった投手の1人だ。同じ条件に該当する過去の投手には、サンディ・コーファックス、J.R.リチャード、マイク・スコットがいる。
また、ブルワーズ球団史では、2021年のコービン・バーンズに続く2人目のMLB防御率タイトル獲得投手となった。
1.80という数字だけを見ても優秀だが、奪三振とWHIPまで同時にリーグトップだったことを考えると、2026年のミジオロウスキーは単なる防御率ランキングの1位ではなく、投手としての支配力そのものを示した存在だった。
【日本人投手とライバル】シュリットラー、山本由伸、セールの実力比較
ミジオロウスキーの独走が目立った一方、2位以下にも歴史的なシーズンを送った投手が並ぶ。ここでは、上位争いを演じたシュリットラー、山本由伸、クリス・セール、ディラン・シースを中心に見ていく。
2位カム・シュリットラー:ヤンキースの歴史に残る防御率1.95
ニューヨーク・ヤンキースのカム・シュリットラーは、2026年に33試合へ先発し、14勝6敗、防御率1.95を記録した。投球回は193回2/3で、ランキング上位の投手の中でも非常に多い。
注目すべきは、アメリカン・リーグの防御率トップに立ったことだ。MLB公式のシーズン総括では、シュリットラーの1.95は2022年にジャスティン・バーランダーが記録した1.75以来、ア・リーグで最も低い防御率と紹介されている。
ヤンキース球団史でも大きな意味を持つ。1913年以降の球団記録で、シュリットラーより低い防御率を記録したのは、1943年のスパッド・チャンドラー(1.64)と1978年のロン・ギドリー(1.74)だけだった。
193回2/3を投げながら1点台を維持したことは、短期間の好調では説明できない。年間を通じて試合を作り続けたことが、2位という順位の裏付けになっている。
5位山本由伸:防御率2.53とWHIP0.87の安定感
日本の野球ファンにとって気になるのが、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸だ。2026年は185イニングを投げ、防御率2.53でメジャー全体5位に入った。
WHIPは0.87。これは1イニング当たりの安打と四球の合計が1人を下回っていることを示す。単に失点を抑えただけでなく、走者を背負う場面そのものを少なくできていた。
また、ERA+は167。球場やリーグの違いを補正しても、平均的な投手を大きく上回る失点抑止力を示している。
防御率ランキングではミジオロウスキーやシュリットラーの後塵を拝したものの、185イニングという投球量と0.87のWHIPは高く評価できる。日本人投手として、MLBのトップクラスに位置するシーズンだった。
3位クリス・セール:防御率とFIPが示す実力
アトランタ・ブレーブスのクリス・セールは、防御率2.16で全体3位。投球回は162回2/3で、規定投球回をわずかに上回る数字だった。
セールの特徴は、防御率とFIPの差が小さいことだ。防御率2.16に対してFIPは2.29。三振、四球、被本塁打などの要素から見ても、実際の防御率に近い優れた投球内容だったことがうかがえる。
2026年の上位投手の中でも、結果と投球内容の一致度が高いタイプと評価できる。
4位ディラン・シース:奪三振率12.73の剛腕
トロント・ブルージェイズのディラン・シースは、防御率2.40で4位。169イニングを投げ、FIPも2.56と優秀だった。
さらに奪三振率は12.73。2026年のMLB全体でミジオロウスキーに次ぐ2位の数字だ。失点を抑える能力に加えて、打者を三振で打ち取る力も高かった。
防御率では4位だが、奪三振率では2位。どの指標を重視するかによって、評価の順位が変わる典型例といえる。
【WHIP・FIP・ERA+を徹底比較】防御率だけでは分からない投手評価
防御率は投手の評価に欠かせない数字だが、それだけですべての実力を判断することはできない。野球の分析では、WHIP、FIP、ERA+といった指標を組み合わせることで、投手の特徴をより正確に把握できる。
WHIP:走者をどれだけ出さなかったか
WHIPは、1イニング当たりに許した安打と四球の合計を表す指標だ。
計算式:WHIP=(被安打+与四球)÷投球回
数値が低いほど、打者を出塁させていないことになる。一般的には1.00を下回れば非常に優秀な水準とされる。
2026年の上位投手を見ると、ミジオロウスキーは0.80、山本由伸は0.87、ラスムッセンは0.91、シュリットラーは0.92だった。
ここで興味深いのは、山本由伸のWHIPが0.87であることだ。防御率ランキングでは5位でも、走者を出さない能力では非常に高い水準にあった。
ただし、WHIPには死球が含まれない。投手のすべての出塁抑止能力を表す指標ではない点には注意したい。
FIP:守備の影響をできるだけ取り除いた評価
FIPはFielding Independent Pitchingの略で、投手自身が比較的コントロールしやすい要素を中心に評価する指標だ。
主に被本塁打、与四球、死球、奪三振を使って計算する。守備陣の好プレーや打球の安打・凡打の偏りなどの影響を抑え、投手自身の投球内容を評価しようとする考え方に基づいている。
2026年の主な投手の防御率とFIPを比較すると、次のようになる。
- ミジオロウスキー:防御率1.80/FIP2.17
- クリス・セール:防御率2.16/FIP2.29
- ディラン・シース:防御率2.40/FIP2.56
- シュリットラー:防御率1.95/FIP2.56
- ラスムッセン:防御率2.67/FIP2.82
- パーカー・メシック:防御率2.56/FIP3.07
この比較で特に注目したいのがシュリットラーだ。防御率1.95に対してFIPは2.56で、両者の差は0.61ある。
この差は、守備、走者を背負った場面での投球、失点の集中度などが実際の防御率に影響した可能性を示している。ただし、FIPだけで運の良し悪しを断定することはできない。
一方、セールは防御率2.16とFIP2.29が近い。ミジオロウスキーも1.80と2.17で、FIPでもメジャー1位だった。つまり、両者は失点結果だけでなく、三振や四球などの内容面でも非常に優れていた。
ERA+:球場やリーグの違いを補正する指標
ERA+は、防御率をリーグ平均や本拠地球場の特性などを考慮して補正した指標だ。
ERA+の基本的な目安は100がリーグ平均。100を上回るほど平均的な投手より失点を抑える能力が高い。
2026年のERA+上位には、次の投手が並んだ。
- 1位:ミジオロウスキー 232
- 2位:シュリットラー 215
- 3位:セール 196
- 4位:シース 184
- 5位:山本由伸 167
- 6位:メシック 161
- 7位:ラスムッセン 159
ミジオロウスキーの232は、リーグ平均を大きく上回る水準だ。232を「防御率が平均より232%優れている」と単純に読み替えるのは正確ではないが、補正後の失点抑止力が際立っていたことは明らかだ。
防御率ランキングでは山本由伸が5位だった一方、ERA+でも5位に入っている。球場やリーグの違いを考慮しても、山本の2026年が優秀なシーズンだったことを裏付ける数字だ。
【ア・リーグとナ・リーグを比較】2026年の奪三振率ランキングも紹介
2026年のリーグ別防御率トップは、ア・リーグがシュリットラーの1.95、ナ・リーグがミジオロウスキーの1.80だった。
両リーグのトップを比較すると、ミジオロウスキーが0.15ポイント上回っている。また、防御率ランキング全体の上位10人を見ると、両リーグから5人ずつが入った。
リーグ間の比較では、単純な防御率だけでなく、対戦相手の打線、球場の特性、リーグ平均防御率なども考慮したい。こうした条件の違いを補正するERA+が、リーグをまたいだ比較で役立つ。
2026年MLB奪三振率ランキングTOP7
奪三振率(K/9)は、9イニング当たり何個の三振を奪ったかを示す指標だ。防御率とは異なり、打者を直接アウトにする能力を把握しやすい。
2026年の主な奪三振率上位は次のとおり。
- 1位:ジェイコブ・ミジオロウスキー 12.985
- 2位:ディラン・シース 12.728
- 3位:ギャビン・ウィリアムズ 12.108
- 4位:ジェイコブ・デグロム 11.121
- 5位:カム・シュリットラー 11.107
- 6位:ヘスス・ルザルド 11.071
- 7位:クリス・セール 11.066
ミジオロウスキーは奪三振率だけでなく、奪三振の総数でも252個を記録してMLBトップに立った。
一方、ア・リーグの奪三振数トップはガーディアンズのギャビン・ウィリアムズで248個。ナ・リーグとMLB全体ではミジオロウスキーが252個でトップだった。
この結果から分かるのは、防御率と奪三振率が必ずしも同じ順位にならないことだ。シースは防御率4位ながら奪三振率2位。ウィリアムズは防御率ランキングのトップ10に入っていないものの、ア・リーグ最多の奪三振を記録した。
失点を防ぐ能力と、三振を奪う能力は関連しているが、完全に同じではない。ゴロを打たせる投手や、打たせて取る投手も優秀な成績を残せるからだ。
【MLB歴代防御率ランキングと比較】ミジオロウスキーの1.80はどれほどすごい?
2026年の防御率1.80が歴史的な数字であることは間違いない。ただし、MLBの歴代シーズン記録と比較する場合は、時代ごとの試合数や投手を取り巻く環境を考える必要がある。
MLB歴代のシーズン防御率記録
MLB.comの歴代シーズン防御率記録では、1880年のトロイ・トロージャンズに所属したティム・キーフが0.86で歴代トップに立っている。
主な歴代記録は以下のとおりだ。
- 1880年:ティム・キーフ 0.86(105イニング)
- 1914年:ダッチ・レナード 0.96(224回2/3)
- 1944年:サチェル・ペイジ 1.01(98回1/3)
- 1906年:モルデカイ・ブラウン 1.04
- 1968年:ボブ・ギブソン 1.12(304回2/3)
このように、歴代記録には防御率1点台前半どころか、0点台のシーズンも存在する。
ただし、1880年と現代では試合数、打者のレベル、球場、投手の起用方法などが大きく異なる。キーフの105イニングと、現代の162イニング以上を投げる先発投手を同じ基準で評価することには限界がある。
1969年以降の現代野球では11番目の好記録
ミジオロウスキーの1.80をより適切に評価するには、投手と打者の環境が大きく変化した1969年以降に注目したい。
MLB.comが紹介した比較では、170イニング以上を投げた投手の1969年以降のシーズン防御率ランキングで、ミジオロウスキーの1.80は11番目に位置する。
その上には、1985年のドワイト・グッデン(1.53)、1994年と1995年のグレッグ・マダックス(1.56、1.63)、2015年のザック・グレインキー(1.66)、2018年のジェイコブ・デグロム(1.70)などが並ぶ。
2026年のミジオロウスキーは、こうした歴史的な名投手たちと同じ比較対象に入るシーズンを送ったことになる。
数字を読み違えないための3つの判断基準
歴代ランキングや現役投手の比較では、次の3点を意識すると評価を誤りにくい。
- 投球回数:短い登板数で記録した防御率と、162イニング以上を投げた防御率を同列に扱わない。
- 時代背景:球場、ルール、打者の傾向、投手の起用方法が異なるため、単純な数値比較だけで歴代順位を決めない。
- 複数指標:防御率に加えてWHIP、FIP、ERA+、奪三振率を確認し、成績の中身まで比較する。
特に、規定投球回をクリアしているかどうかは、年間を通じた先発投手の評価で重要な条件になる。2026年のミジオロウスキーは、この条件を満たしたうえで1.80を記録している点に大きな価値がある。
メジャーの防御率ランキングに関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のメジャー防御率ランキング1位は誰?
A1:ミルウォーキー・ブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキーだ。2026年レギュラーシーズンに防御率1.80、174回2/3、252奪三振を記録し、MLB全体の1位となった。
Q2:2026年の山本由伸の防御率と順位は?
A2:山本由伸は防御率2.53でメジャー全体5位。185イニングを投げ、WHIP0.87、ERA+167という成績を残した。
Q3:規定投球回とは何イニング?
A3:MLBでは、所属リーグの各球団に予定されているレギュラーシーズンの試合数と同じイニング数が必要だ。2026年は162試合制のため、規定投球回は162イニングとなる。161回2/3では到達扱いにならない。
Q4:防御率とWHIPは何が違う?
A4:防御率は9イニング当たりの自責点を示し、WHIPは1イニング当たりの被安打と与四球の合計を示す。防御率は失点抑止力、WHIPは走者を出さない能力を見る指標だ。
Q5:FIPと防御率はどちらを重視すべき?
A5:どちらか一方だけで判断するのは適切ではない。防御率は実際の失点結果を示し、FIPは奪三振、四球、死球、被本塁打などを中心に投球内容を評価する。両者の差を確認することで、投手の特徴が見えてくる。
Q6:2026年のア・リーグとナ・リーグの防御率トップは誰?
A6:ア・リーグはヤンキースのカム・シュリットラーで1.95、ナ・リーグはブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキーで1.80だった。
Q7:2026年のMLB奪三振率1位は誰?
A7:ミジオロウスキーが12.985でトップ。2位はディラン・シースの12.728、3位はギャビン・ウィリアムズの12.108だった。
まとめ:2026年のメジャー防御率ランキングから分かる投手評価の本質
2026年のメジャー防御率ランキングは、ミジオロウスキーの1.80という圧倒的な数字を中心に、シュリットラー、セール、シース、山本由伸ら実力派投手が上位を占める結果となった。
特にミジオロウスキーは、防御率1.80だけでなく、252奪三振、WHIP0.80、奪三振率12.985という数字を残した。複数の重要指標でトップに立ったことが、2026年の投手としての支配力を物語っている。
一方、シュリットラーはア・リーグ1位の防御率1.95と193回2/3の投球回数で存在感を示した。山本由伸も防御率2.53、WHIP0.87、ERA+167でメジャー上位の実力を証明している。
投手を正しく評価するなら、防御率だけで順位を決めるのではなく、次の組み合わせを見ることが大切だ。
- 防御率:実際にどれだけ失点を抑えたか。
- WHIP:どれだけ走者を出さなかったか。
- FIP:守備などの影響を抑えた投球内容はどうだったか。
- ERA+:球場やリーグの違いを補正しても優秀だったか。
- 奪三振率:打者を直接打ち取る能力はどれほど高かったか。
2026年は、ミジオロウスキーの歴史的な活躍とともに、山本由伸を含む先発投手の層の厚さが際立ったシーズンだった。今後のMLBを追う際も、単純な防御率の順位だけでなく、WHIPやFIP、ERA+まで比較することで、数字の裏にある本当の投手力が見えてくる。