【則本楽天の経歴・移籍年表】重要な出来事を時系列で整理

目次

楽天入団から巨人移籍までの流れを整理すると、則本のキャリアには大きく3つの転換点がある。新人王を獲得した2013年、抑えに転向した2024年、そして海外FA権を行使した2025年だ。

時期 球団・出来事 主な実績・意味
2012年 楽天がドラフト2位で指名 プロ入りが決定
2013年 楽天でプロデビュー 15勝8敗、新人王
2014~2018年 楽天の先発投手 5年連続最多奪三振
2017年 楽天の先発エース 15勝、222奪三振
2023年 楽天の先発投手 8勝8敗、防御率2.61
2024年 抑えに転向 32セーブ、最多セーブ獲得
2025年 楽天で救援投手として活躍 56試合、16セーブ、防御率3.05
2025年11月 海外FA権を行使 メジャー挑戦を目指す
2025年12月 ファンに惜別のあいさつ 13年間の楽天生活に一区切り
2026年1月 巨人と契約合意 3年総額13億円(推定)、背番号43
2026年 読売ジャイアンツ 18試合、3勝4敗、防御率4.72

この年表から分かるのは、則本の移籍が単なる戦力外や突然の退団ではなく、自ら海外FA権を行使して新しい環境を選んだキャリア上の決断だったということだ。

【2026年最新成績を検証】巨人での則本は活躍できたのか?

則本楽天

2026年の則本を評価する際には、楽天時代の成績と比較することが欠かせない。

NPB公式の2026年シーズン終了時の記録によると、巨人での成績は次のとおりだ。


2026年シーズン成績


18


登板試合数


4.72


防御率


3勝4敗


勝敗


61回


投球回


43


奪三振


1.51


WHIP


出典:日本野球機構・2026年シーズン終了時の個人成績

楽天時代と巨人移籍後の成績比較

特に注目したいのは、楽天時代の2024年・2025年と、巨人でプレーした2026年の数字だ。

年度 所属 登板 勝敗 セーブ 防御率
2024年 楽天 54 3勝4敗 32 3.46
2025年 楽天 56 3勝4敗 16 3.05
2026年 巨人 18 3勝4敗 0 4.72

この比較で見逃せないのは、2025年までの救援中心の役割から、巨人では先発としての起用も求められたことだ。

2025年は56試合に登板して投球回56回だったのに対し、2026年は18試合で61回を投げている。登板数は減った一方で、1試合当たりの投球負担は増えている。

また、2026年は被安打72、被本塁打9、与四球20。防御率4.72という数字には、打者との対戦が長くなる先発起用への適応という課題も表れている。

2026年の苦戦を象徴した阪神戦

2026年7月9日の阪神戦では、則本は5回8失点で降板し、4敗目を喫した。

序盤から阪神打線に捕まり、被安打10。本人も試合後、球が全体的に高くなったことを反省していた。

これは巨人移籍後の厳しい登板の一つであり、シーズン成績の防御率4.72にもつながる課題だった。

一方、数字だけで則本の能力を判断するのも適切ではない。2026年は楽天時代とは異なるリーグ、チーム、起用法への適応が必要だった。

2027年に向けて重要なのは、先発として安定してイニングを消化できるか、被本塁打を減らせるか、そしてシーズンを通して登板を続けられるかという点になる。

【ネットの反応・炎上・噂の真相】則本の移籍に賛否が出た理由

則本の巨人移籍は、楽天ファンだけでなく、プロ野球ファン全体から注目を集めた。

特に話題になったのは、13年間在籍した楽天を離れること、巨人との大型契約、田中将大との再共闘という3つの要素だ。

① 楽天ファンからは惜別と感謝の声

2025年12月のファン交流イベントでの涙のあいさつは、移籍を象徴する場面となった。

楽天のリーグ優勝や日本一を経験し、長年チームを支えた投手が別のユニホームを着る。その変化に寂しさを感じるファンがいたのは自然なことだ。

約4,600人が集まったイベントで拍手が送られたことからも、則本と楽天ファンの関係の深さがうかがえる。

② 巨人ファンからは期待と不安が入り交じる

巨人移籍が報じられた際、ネット上では主に次のような論点が紹介された。

- 期待する意見: 先発と救援の両方を経験したベテランの加入は心強い。
- 田中将大との共闘: 楽天時代の仲間が再び同じチームでプレーすることへの期待。
- 慎重な意見: 35歳という年齢や、3年総額13億円という契約規模に対する疑問。
- 若手育成への関心: ベテランの補強と若手投手の育成をどう両立させるかという議論。

日刊ゲンダイが2026年1月に紹介したネット上の反応にも、獲得を歓迎する声と、年齢や補強費用を懸念する声の両方があった。

なお、これらは報道で紹介された投稿や意見であり、ファン全体の賛否を数値化した調査ではない。

③ 田中将大との再共闘が話題に

則本と田中将大は、楽天の2013年日本一を知る投手同士だ。

巨人入団会見で則本は、田中に移籍を報告したことを明かした。田中からは「一緒に頑張ろう」という言葉をもらったと報じられている。

楽天でともに戦った2人が巨人で再び同じユニホームを着ることは、今回の移籍における大きな話題の一つとなった。

④ 2026年の「炎上」は不祥事ではなく投球内容が中心

則本に関する検索で「炎上」という言葉を見かけることがある。

ただし、野球ニュースにおける「炎上」は、投手が大量失点することを意味する場合が多い。

2026年7月9日の阪神戦で5回8失点を喫した登板は、その代表例だ。

また、5月のソフトバンク戦でも本塁打を集中されるなど、厳しい登板が報じられた。こうした試合内容への批判と、本人の不祥事や私生活をめぐる騒動は区別する必要がある。

一方、2026年5月13日の広島戦では、同点本塁打を浴びた大勢投手に則本が寄り添う姿が報じられた。自分の勝利が消えた状況でもチームメートを気遣う姿に、SNSでは好意的な反応が紹介されている。

⑤ メジャー移籍を断念したという噂の真相

今回の移籍で誤解されやすいのが、メジャー挑戦の経緯だ。

2025年12月の時点では、則本本人が米国球団から正式なオファーを受けていないと説明していた。

しかし、2026年1月の移籍報道では、米国球団からオファーが届いていたことも伝えられている。

つまり、最終的に巨人を選んだことと、メジャーから評価されなかったことは同じではない。条件や環境を総合的に考えたうえで、国内でプレーする決断をしたという経緯だ。

楽天復帰についても、2026年現在の所属は巨人であり、NPB公式記録上も読売の選手として登録されている。復帰が決定したという事実はない。

【プロの結論】則本昂大の巨人移籍をどう評価するべきか

則本の移籍を評価する際、契約金額や防御率だけに注目すると、本質を見落とす。

今回の移籍には、次の3つの視点がある。

1. キャリアの再構築

楽天では先発の柱から守護神へと役割を変えた。巨人では再び先発としての能力を求められた。異なる役割を経験してきたベテランが、新しい環境でどこまで自分の投球を確立できるかがポイントだ。

2. ベテラン補強の費用対効果

3年総額13億円(推定)という契約は、球団にとっても大きな投資だ。評価基準は単純な勝利数だけではない。投球回、試合を作る能力、若手への経験共有、ブルペン運用への貢献なども含めて判断すべきだろう。

3. 2027年に向けた課題

2026年の防御率4.72は、楽天時代の直近2年間と比較すると厳しい数字だ。被本塁打の抑制、制球の安定、先発としてのスタミナ管理が今後の評価を左右する。

則本のキャリアは、楽天時代の実績だけで完結するものではない。巨人でどのような投手として再び評価を高めるかが、次の注目点となる。

【則本昂大と楽天に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:則本昂大は2026年現在も楽天に所属していますか?

A1:いいえ。2025年オフに海外FA権を行使し、2026年1月に読売ジャイアンツとの契約が成立しました。2026年現在は巨人所属で、背番号43です。

Q2:則本昂大が楽天を退団した理由は何ですか?

A2:海外FA権を行使し、メジャーリーグ挑戦を目指したことが発端です。その後、米国球団のオファーや国内球団の条件を検討し、巨人の熱意あるオファーを受けて移籍を決断しました。

Q3:則本昂大の巨人との契約金額はいくらですか?

A3:報道によると、3年総額13億円(推定)です。背番号は43に決まりました。

Q4:則本昂大は楽天時代にどんなタイトルを獲得しましたか?

A4:2013年に新人王、2014年から2018年まで5年連続で最多奪三振、2024年には最多セーブ投手のタイトルを獲得しています。

Q5:2026年の則本昂大の成績はどうでしたか?

A5:NPB公式記録によると、18試合に登板して3勝4敗、防御率4.72、61投球回、43奪三振でした。

Q6:則本昂大は楽天に復帰する予定がありますか?

A6:2026年11月現在、楽天復帰が決まったという公式発表はありません。現在の所属は読売ジャイアンツです。

まとめ:則本昂大の楽天退団と巨人での今後

則本昂大は、楽天で13年間プレーした後、海外FA権を行使して2026年から巨人に移籍した。

楽天時代には新人王、5年連続最多奪三振、最多セーブなど数々の実績を残した。先発から抑えへの転向を経験し、投手としての役割を変えながら長く第一線で戦ってきた選手だ。

一方、巨人で迎えた2026年は3勝4敗、防御率4.72。楽天時代と同じ評価を得るには、先発としての安定感を取り戻すことが課題となった。

今後の則本を評価するうえで注目すべきなのは、次の3点だ。

- 先発投手として安定した投球回を確保できるか。
- 被本塁打や失点を減らし、防御率を改善できるか。
- これまでの経験を生かして巨人の投手陣に貢献できるか。

楽天時代の実績は揺るがない。巨人での新たな挑戦がどのような結果につながるのか。2027年シーズンに向けても、則本昂大の動向から目が離せない。