杉浦稔大の2026年成績と現在の所属は?中日移籍の理由から通算記録まで徹底解説
2026年現在、杉浦稔大は中日ドラゴンズに所属する右投右打の投手だ。北海道日本ハムファイターズから金銭トレードで移籍し、新天地では背番号33を着用。今季は18試合に登板し、1勝2敗、防御率3.57、5ホールドを記録した。
2013年ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズに入団した杉浦は、日本ハムで先発、セットアッパー、クローザーを経験してきた。2021年には28セーブを挙げ、2024年には防御率1.56をマーク。複数の役割を経験した実績が、中日への移籍でも評価されたポイントだ。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の所属: 2026年4月に北海道日本ハムから中日ドラゴンズへ金銭トレードで移籍。背番号は33。
- 2026年成績: 18登板、1勝2敗、防御率3.57、5ホールド、17奪三振。
- 通算成績: 239登板、30勝31敗、32セーブ、22ホールド、防御率3.80。
- 経歴: 帯広大谷高校、国学院大学を経て2013年ドラフト1位でヤクルトに入団。
- 現在の評価: 先発経験と抑えの実績を持つ、ブルペンの中継ぎ要員として期待される投手。
【2026年最新情報】杉浦稔大の現在の所属球団と成績は?

中日ドラゴンズへの移籍は2026年4月
杉浦稔大の2026年現在の所属球団は、中日ドラゴンズだ。
2026年4月13日、中日ドラゴンズは北海道日本ハムファイターズから杉浦を金銭トレードで獲得したことを発表。同日、バンテリンドーム ナゴヤで入団会見が行われ、背番号33が決まった。
日本野球機構(NPB)の移籍公示でも、4月14日付で中日への移籍が確認できる。
中日が獲得した背景には、救援投手陣の補強という明確なチーム事情があった。
井上一樹監督は入団会見で、ブルペンに故障者が出て投手起用が難しくなっていたことを説明。各球団の選手を調べるなかで杉浦に注目し、これまでの経験や中継ぎから抑えまで務めた実績が補強ポイントに合致したと語っている。
2026年の一軍成績
NPB公式の2026年シーズン終了時点の記録は次のとおり。
| 項目 | 2026年成績 |
|---|---|
| 所属球団 | 中日ドラゴンズ |
| 背番号 | 33 |
| 登板 | 18試合 |
| 先発 | 0試合 |
| 勝利 | 1勝 |
| 敗戦 | 2敗 |
| 防御率 | 3.57 |
| ホールド | 5 |
| セーブ | 0 |
| 投球回 | 17回2/3 |
| 被安打 | 18 |
| 被本塁打 | 1 |
| 奪三振 | 17 |
| 与四球 | 9 |
| WHIP | 1.53 |
出典:日本野球機構の個人年度別成績。WHIPは被安打と与四球から算出。
注目したいのは、18試合すべてが救援登板である点だ。
杉浦は先発投手としてプロ入りしたが、2026年はブルペンの一員として起用されている。5ホールドという数字からも、試合終盤のリードを維持する役割を担っていたことが分かる。
防御率3.57と5ホールドをどう評価する?
防御率3.57は、2025年の日本ハム時代に記録した4.96から改善している。
奪三振も17個を記録しており、17回2/3の投球回に対して奪三振率は約8.66。本人が持ち味として挙げるストレートと三振を奪う能力は、今季の数字にも表れている。
一方、与四球は9個。与四球率は約4.58で、WHIPも1.53となっている。
つまり、三振を奪える一方で、走者を出す場面を減らすことが今後の課題になる。
18試合、17回2/3という登板数・投球回は、年間を通じた安定性を断定するには十分とはいえない。今季の評価では、防御率だけでなく、与四球や走者を背負った場面での投球にも目を向ける必要がある。
【経歴・移籍の歴史】ヤクルトから日本ハム、そして中日へ
杉浦稔大のプロキャリアには、2度の大きな移籍がある。
最初は2017年の東京ヤクルトから北海道日本ハムへの交換トレード。そして2026年の中日への金銭トレードだ。
2013年ドラフト1位でヤクルトに入団
杉浦は1992年2月25日生まれ、北海道帯広市出身。
帯広大谷高校から国学院大学に進学し、大学時代にはエースとして活躍した。
2013年のドラフト会議では2球団から1位指名を受け、抽選の結果、東京ヤクルトスワローズが交渉権を獲得した。
入団後は背番号18を着用。2014年にプロ初勝利を挙げ、2015年にはヤクルトのリーグ優勝にも貢献した。
ただし、プロ入り後は右肩の故障などもあり、登板機会を安定して確保することが難しかった。
2017年、屋宜照悟との交換トレードで日本ハムへ
2017年7月24日、ヤクルトと日本ハムの間で交換トレードが成立した。
移籍の相手となったのは、北海道日本ハムの投手・屋宜照悟だ。
当時の杉浦は右肩の故障で二軍調整中だった。一方、ヤクルトは救援投手の補強を必要としており、日本ハムは杉浦の先発投手としての将来性を評価して獲得したと当時の報道で伝えられている。
杉浦にとって北海道は生まれ育った故郷でもある。
移籍発表時には、ヤクルトへの感謝を示したうえで、北海道で活躍することが恩返しになるという趣旨のコメントを残している。
日本ハム移籍後は背番号57を着用し、2022年からは22に変更した。
2026年、金銭トレードで中日に移籍
日本ハムで長くプレーした杉浦は、2026年4月に再び移籍する。
今回の移籍は交換トレードではなく、金銭トレードだった。
中日の井上監督は、杉浦の経験と救援投手としての実績を評価したことを説明している。
入団会見で杉浦本人も、新天地への期待を次のように語った。
自分にとって大きなチャンスだと思って楽しみにしてきました。
さらに、自身の強みとしてストレートと奪三振率を挙げ、ブルペンで試合をつなぐ役割を担いたいという意欲を示した。
この移籍は、単に所属球団が変わったという話ではない。先発と抑えの両方を経験した投手が、救援陣の補強を必要とするチームに加わったという点に意味がある。
【年度別成績】杉浦稔大の投手成績とキャリアの転換点
杉浦のプロ通算成績は、2026年シーズン終了時点で239登板、30勝31敗、防御率3.80。
セーブとホールドを合わせると、救援投手としても豊富な実績を残している。
年度別一軍成績一覧
NPB公式記録を基に、2014年から2026年までの成績を整理した。
| 年度 | 所属 | 登板 | 勝敗 | H・S | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014 | ヤクルト | 4 | 2勝2敗 | 0 | 3.52 |
| 2015 | ヤクルト | 7 | 1勝3敗 | 0 | 2.92 |
| 2016 | ヤクルト | 17 | 3勝2敗 | 0 | 7.14 |
| 2017 | ヤクルト | 5 | 0勝1敗 | 0 | 3.86 |
| 2018 | 日本ハム | 3 | 2勝0敗 | 0 | 2.84 |
| 2019 | 日本ハム | 14 | 4勝4敗 | 0 | 3.74 |
| 2020 | 日本ハム | 17 | 7勝5敗 | 1S | 3.13 |
| 2021 | 日本ハム | 56 | 3勝3敗 | 1H・28S | 2.96 |
| 2022 | 日本ハム | 16 | 3勝6敗 | 0 | 5.27 |
| 2023 | 日本ハム | 24 | 0勝1敗 | 0 | 2.78 |
| 2024 | 日本ハム | 40 | 2勝0敗 | 15H・3S | 1.56 |
| 2025 | 日本ハム | 18 | 2勝2敗 | 1H | 4.96 |
| 2026 | 中日 | 18 | 1勝2敗 | 5H | 3.57 |
※Hはホールド、Sはセーブ。表中の数値は一軍公式戦成績。
キャリアのピークは2021年の28セーブ
杉浦のキャリアを語るうえで、2021年は外せないシーズンだ。
この年は日本ハムで56試合に登板し、28セーブ、防御率2.96を記録した。
先発投手としてキャリアをスタートさせた選手が、チームのクローザーとして結果を残したことは大きな転換点だった。
救援登板が中心になったことで、短いイニングで持ち味のストレートと奪三振能力を生かす投球スタイルが明確になった。
2024年には防御率1.56、15ホールド
もう一つの好成績が2024年だ。
この年は40試合に登板し、2勝0敗、15ホールド、3セーブ、防御率1.56を記録した。
2021年のクローザーとしての実績に対し、2024年は中継ぎとして安定した数字を残している。
特に防御率1.56は、近年の杉浦の実力を評価するうえで重要な記録だ。
2025年には防御率4.96と苦しんだが、2026年は3.57まで改善。移籍後の登板機会を通じて、再び救援投手として存在感を示している。
通算成績から見える特徴
2026年終了時点の通算成績は以下のとおり。
- 登板:239試合
- 勝利:30勝
- 敗戦:31敗
- セーブ:32
- ホールド:22
- 投球回:457回1/3
- 奪三振:427
- 防御率:3.80
30勝という数字は先発投手として積み重ねた実績を反映している。一方、32セーブと22ホールドは、救援投手としての経験の広さを示す。
一つの役割だけに限定されないことが、杉浦のキャリアにおける特徴だ。
【プロフィールと投球スタイル】帯広大谷高校・国学院大学からプロへ
基本プロフィール
杉浦稔大の基本情報を整理すると次のようになる。
- 氏名:杉浦稔大(すぎうら・としひろ)
- 生年月日:1992年2月25日
- 年齢:34歳(2026年10月現在)
- 出身地:北海道
- 身長:190cm
- 体重:90kg
- 投打:右投右打
- ポジション:投手
- 2026年所属:中日ドラゴンズ
- 背番号:33
- ドラフト:2013年ドラフト1位
出典:NPB公式選手プロフィール。
帯広大谷高校時代は野球とアイスホッケーを経験
杉浦のスポーツキャリアには、少し珍しい背景がある。
日本サッカー協会が公開している「夢先生プロフィール」によると、小学3年生で野球を始め、中学時代まではアイスホッケーも並行してプレーしていた。
アイスホッケーでは帯広市選抜の一員として全国大会3位に入賞している。
帯広大谷高校に進学してから野球に専念し、3年時には北海道大会で準優勝を果たした。
190cmの長身右腕という現在の体格だけでなく、複数の競技を経験した少年時代も杉浦のプロフィールを特徴づけている。
国学院大学でエースとして成長
高校卒業後は国学院大学へ進学。
大学3年時からエースとして活躍し、東都大学野球リーグ2部優勝と1部昇格に貢献した。
4年時には日米大学野球選手権大会の日本代表にも選出されている。
大学時代の実績を背景に、2013年ドラフトでは2球団から1位指名を受けた。
プロ入り前から高い評価を受けていたことが分かる経歴だ。
ストレートと奪三振能力が持ち味
杉浦の投球の中心は、伸びのあるストレートだ。
日本サッカー協会のプロフィール資料では、最速149km/hのストレートに加え、スライダー、カーブ、スプリットを投げ分ける投手として紹介されている。
2026年の中日入団会見でも、本人はストレートと奪三振率を自分の持ち味として挙げた。
実際、今季は17回2/3で17奪三振を記録している。
一方で、制球面には改善の余地がある。与四球9という数字を踏まえると、速球で押すだけでなく、カウントを有利に進めて打者を追い込めるかが重要になる。
【年俸推移と2026年現在の評価】6000万円の右腕に期待される役割
杉浦の2026年の推定年俸は6000万円。
これは球団が公式に発表した確定金額ではなく、公開された契約報道などを基にした推定値だ。
年俸推移の特徴
公開されている推定年俸の推移を見ると、杉浦は2021年以降に大きく評価を上げている。
- 2014年:1500万円
- 2015年:1600万円
- 2016年:1700万円
- 2017年:1500万円
- 2018年:1460万円
- 2019年:1600万円
- 2020年:2000万円
- 2021年:3700万円
- 2022年:7000万円
- 2023年:6000万円
- 2024年:5200万円
- 2025年:7000万円
- 2026年:6000万円
※金額は公開資料を基にした推定値。資料によって一部年度の金額に差がある。
特に2021年の28セーブは年俸上昇の大きな要因となったシーズンと考えられる。
2022年には推定7000万円となり、2025年にも同水準に達した。2026年は6000万円とされている。
2026年の評価は中継ぎとしての実用性
杉浦を2026年時点で評価する際、重要なのは過去の実績と現在の数字を分けて考えることだ。
過去には28セーブを挙げた実績があり、2024年には防御率1点台を記録している。
ただし、2026年の中日ではクローザーではなく、救援陣の一員として起用されている。
現時点で評価できるポイントは次の3つだ。
1. ストレートと奪三振能力
17回2/3で17奪三振という成績は、短いイニングで打者を抑える能力を示している。
2. 複数の救援ポジションを経験している
セットアッパーやクローザーを経験しており、試合状況に応じた役割への適応が期待できる。
3. 制球の安定が今後の課題
防御率3.57は一定の評価材料になるが、WHIP1.53、与四球9という数字は改善の余地を示している。
したがって、現状では絶対的な守護神という評価よりも、経験豊富な中継ぎ投手としてブルペンを支える存在と捉えるのが適切だ。
ネット上で混同されやすい3つのポイント
杉浦稔大について情報を調べる際には、次の点に注意したい。
- 現在の所属球団: 日本ハムではなく、2026年4月以降は中日ドラゴンズ。
- 移籍の形態: 2017年は屋宜照悟との交換トレード、2026年は金銭トレード。
- 2026年の役割: 先発ではなく、18試合すべてが救援登板。
とりわけ、過去のプロフィールや選手名鑑が日本ハム所属のまま掲載されている場合は、更新時期を確認する必要がある。
【よくある質問】杉浦稔大に関するFAQ
Q1:杉浦稔大の現在の所属球団はどこですか?
A1:2026年現在は中日ドラゴンズです。2026年4月に北海道日本ハムファイターズから金銭トレードで移籍し、背番号33を着用しています。
Q2:杉浦稔大の2026年の成績は?
A2:2026年シーズン終了時点で18登板、1勝2敗、防御率3.57、5ホールド、17奪三振です。先発登板はなく、救援投手として起用されました。
Q3:杉浦稔大は何球団でプレーしていますか?
A3:東京ヤクルトスワローズ、北海道日本ハムファイターズ、中日ドラゴンズの3球団です。2017年にヤクルトから日本ハムへ、2026年に日本ハムから中日へ移籍しました。
Q4:杉浦稔大はドラフト何位で入団しましたか?
A4:2013年ドラフト1位です。国学院大学から東京ヤクルトスワローズに入団しました。
Q5:杉浦稔大の通算成績はどれくらいですか?
A5:2026年シーズン終了時点で239登板、30勝31敗、32セーブ、22ホールド、防御率3.80です。
Q6:杉浦稔大の2026年の年俸はいくらですか?
A6:公開されている年俸資料による推定額は6000万円です。前年の推定7000万円から1000万円減となっています。
まとめ:杉浦稔大は中日のブルペンを支える経験豊富な右腕
杉浦稔大は、2013年ドラフト1位でヤクルトに入団し、日本ハムを経て2026年から中日ドラゴンズでプレーする右腕だ。
2026年の一軍成績は18登板、1勝2敗、防御率3.57、5ホールド。過去には2021年の28セーブ、2024年の防御率1.56など、救援投手としての実績も残している。
現在の役割は、かつてのクローザーというよりも、中日のブルペンで試合をつなぐ中継ぎ投手だ。
今後の評価を左右するのは、持ち味であるストレートと奪三振能力を維持しながら、与四球を減らし、走者を背負った場面でも安定した投球を続けられるかどうかだろう。
先発、セットアッパー、クローザーという複数の役割を経験してきた杉浦。そのキャリアの幅を新天地の中日でどこまで生かせるかが、今後も注目される。
主な情報源・記録照合先
- 日本野球機構(NPB):個人年度別成績、2026年シーズン終了時の通算記録。
- 中日ドラゴンズ公式:2026年4月13日の入団会見、杉浦本人と井上監督のコメント。
- 東京ヤクルトスワローズ・北海道日本ハムファイターズ公式:2017年の交換トレード発表。
- 日本サッカー協会:杉浦の学生時代、競技歴、投球プロフィール。
- 年俸推移:公開報道等を基にした推定資料。