【ドラえもん映画の歴代一覧】1980年から2027年までの作品の歩み
映画ドラえもんシリーズは、1980年公開の『のび太の恐竜』から始まった。長年にわたり、宇宙、海底、異世界、古代文明、未来社会など、さまざまな舞台を取り上げてきた。
歴代作品を公開年順に整理すると、シリーズの方向性やリメイク作品が登場するタイミングも見えてくる。
1980年代:大長編映画シリーズの基礎を築いた時代

- 1980年:『のび太の恐竜』
- 1981年:『のび太の宇宙開拓史』
- 1982年:『のび太の大魔境』
- 1983年:『のび太の海底鬼岩城』
- 1984年:『のび太の魔界大冒険』
- 1985年:『のび太の宇宙小戦争』
- 1986年:『のび太と鉄人兵団』
- 1987年:『のび太と竜の騎士』
- 1988年:『のび太のパラレル西遊記』
- 1989年:『のび太の日本誕生』
この時代には、恐竜との出会い、宇宙開拓、海底文明、魔法の世界など、現在まで語り継がれる代表的な冒険が数多く生まれた。2026年版の海底鬼岩城も、この時代の作品を現代に引き継ぐものだ。
1990年代:異世界と想像力が広がった時代
- 1990年:『のび太とアニマル惑星』
- 1991年:『のび太のドラビアンナイト』
- 1992年:『のび太と雲の王国』
- 1993年:『のび太とブリキの迷宮』
- 1994年:『のび太と夢幻三剣士』
- 1995年:『のび太の創世日記』
- 1996年:『のび太と銀河超特急』
- 1997年:『のび太のねじ巻き都市冒険記』
- 1998年:『のび太の南海大冒険』
- 1999年:『のび太の宇宙漂流記』
1990年代は、空や海、夢の世界、宇宙など、現実から大きく離れた舞台設定が目立つ。特に『のび太と銀河超特急』は、乗り物と未知の世界を組み合わせた冒険という点で、2027年の『のび太の蒸気時間車』を楽しみにする人にも興味深い作品だ。
2000年代:旧シリーズから新しい声優体制へ
- 2000年:『のび太の太陽王伝説』
- 2001年:『のび太と翼の勇者たち』
- 2002年:『のび太とロボット王国』
- 2003年:『のび太とふしぎ風使い』
- 2004年:『のび太のワンニャン時空伝』
- 2005年:長編映画の公開なし
- 2006年:『のび太の恐竜2006』
- 2007年:『のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~』
- 2008年:『のび太と緑の巨人伝』
- 2009年:『新・のび太の宇宙開拓史』
2005年には長編映画の公開がなく、2006年の『のび太の恐竜2006』から新しい声優体制での映画シリーズが本格的に始まった。過去作のリメイクと新しいオリジナル作品を組み合わせる現在の展開にもつながる転換点だ。
2010年代:リメイクとオリジナル作品の両立
- 2010年:『のび太の人魚大海戦』
- 2011年:『新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』
- 2012年:『のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~』
- 2013年:『のび太のひみつ道具博物館』
- 2014年:『新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』
- 2015年:『のび太の宇宙英雄記』
- 2016年:『新・のび太の日本誕生』
- 2017年:『のび太の南極カチコチ大冒険』
- 2018年:『のび太の宝島』
- 2019年:『のび太の月面探査記』
この時期は、過去の名作を新しい映像で再構築する作品と、完全新作の物語が交互に登場した。旧作のファンと新しい世代の観客を同時に取り込むシリーズ運営が定着していった時代といえる。
2020年代:新しいテーマと映像表現への挑戦
- 2020年:『のび太の新恐竜』
- 2021年:劇場公開作品なし(公開延期)
- 2022年:『のび太の宇宙小戦争2021』
- 2023年:『のび太と空の理想郷』
- 2024年:『のび太の地球交響楽』
- 2025年:『のび太の絵世界物語』
- 2026年:『新・のび太の海底鬼岩城』
- 2027年:『のび太の蒸気時間車』(公開予定)
2022年公開の『のび太の宇宙小戦争2021』は、作品タイトルに2021と付いているが、実際の劇場公開は2022年だ。タイトルの年号と公開年を混同しないようにしたい。
2026年10月31日時点で、公開済みの長編映画は45作品。2027年の『のび太の蒸気時間車』が予定どおり公開されれば、第46作となる。
【プロの結論】ドラえもん新作映画は何に注目して見るべき?
2026年と2027年の作品を比較すると、映画ドラえもんが長く支持されてきた理由が見えてくる。それは、ひみつ道具や冒険の舞台を変えながらも、仲間との信頼や他者への理解という一貫したテーマを持ち続けていることだ。
2026年の『新・のび太の海底鬼岩城』は、海底という閉ざされた世界を通じて、異なる立場の人々がどう理解し合うかを描く。2027年の『のび太の蒸気時間車』は、時間というSF的な題材を通じて、過去と未来をつなぐ冒険に挑戦する。
両作品の違いは、単なる舞台設定の違いではない。2026年版は「異なる世界に住む者同士の理解」、2027年版は「時間と歴史を越える冒険」という方向性が際立っている。
2026年版がおすすめの人
- 1983年の旧作『のび太の海底鬼岩城』に思い入れがある人
- ドラえもんの海底冒険や未知の文明に興味がある人
- 千葉翔也や広橋涼の出演作を楽しみたい人
- sumikaの「Honto」と映画の世界観を一緒に味わいたい人
- 親子で楽しめる冒険映画を探している人
2027年版に期待したい人
- タイムマシンや時間旅行を題材にしたSFが好きな人
- 19世紀のロンドンや蒸気機関車の世界観に惹かれる人
- 『サマータイムマシン・ブルース』など上田誠の作品が好きな人
- 過去作のリメイクよりも新しいオリジナルストーリーを見たい人
一方、2027年作について、すでにゲスト声優や主題歌、物語の結末まで決まっていると考えている人は注意したい。現段階では公開日と主要スタッフ、基本的な舞台設定が中心であり、追加情報を待つ必要がある。
プロの視点から見ると、2027年作の最大の注目点は、時間旅行というドラえもんの定番要素を、蒸気機関車型タイムマシンという新しいビジュアルでどう展開するかにある。海底の未知の文明を描いた2026年作に続き、今度は歴史と時間を舞台にした冒険が始まる。シリーズの新しい可能性を占う作品になりそうだ。
【ドラえもん新作映画】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のドラえもん新作映画はいつ公開されましたか?
A1:『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』が2026年2月27日(金)に公開されました。監督は矢嶋哲生、上映時間は102分です。
Q2:2027年のドラえもん映画の公開日はいつですか?
A2:『映画ドラえもん のび太の蒸気時間車』は2027年3月5日(金)公開予定です。舞台は19世紀のイギリス・ロンドンで、完全オリジナルストーリーとなります。
Q3:2027年のドラえもん映画の声優は誰ですか?
A3:2026年10月31日時点で発表されているのは、水田わさび(ドラえもん)、大原めぐみ(のび太)、かかずゆみ(しずか)、木村昴(ジャイアン)、関智一(スネ夫)です。ゲスト声優は未発表です。
Q4:2027年の映画ドラえもんの主題歌は誰が担当しますか?
A4:2026年10月31日時点では発表されていません。2026年作品の主題歌はsumikaの「Honto」ですが、2027年作品とは別の情報です。
Q5:2026年の『新・のび太の海底鬼岩城』は旧作と同じ内容ですか?
A5:1983年公開の旧作をもとにしたリメイク作品です。海底キャンプ、海底人との出会い、鬼岩城という基本的な要素を引き継ぎながら、エルやムー連邦などのキャラクター・設定を現代の映像表現で描いています。
Q6:ドラえもん映画は2027年で何作目ですか?
A6:映画ドラえもん公式サイトとシンエイ動画の発表では第46作です。なお、テレビ朝日の一部ニュースページには第47作との表記もあるため、作品公式サイトと制作会社の案内を確認するのが確実です。
まとめ:2026年の海底冒険から2027年の時間旅行へ
2026年の『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』は、1983年の名作を現代によみがえらせた作品だ。矢嶋哲生監督のもと、千葉翔也、広橋涼らが参加し、sumikaの「Honto」が物語を彩った。
一方、2027年3月5日公開予定の『映画ドラえもん のび太の蒸気時間車』は、森山瑠潮監督と上田誠脚本による完全オリジナル作品。19世紀のロンドンと蒸気機関車型タイムマシンを組み合わせた、シリーズ46作目の新しい冒険となる。
今後の注目情報は、2027年作のゲスト声優、主題歌、追加キャラクター、詳しいあらすじだ。特報映像で示された時間の異変が、物語の中でどのような意味を持つのかも大きな見どころになる。
2026年は過去の名作を再発見する年、2027年は新しいドラえもんの冒険に出会う年。 それぞれの作品が持つ魅力を知ることで、映画ドラえもんシリーズの長い歴史と、これからの展開をより深く楽しめるはずだ。
主な情報確認先
- 映画ドラえもん公式サイト(2026年・2027年作品)
- ドラえもんチャンネル
- テレビ朝日「映画ドラえもん コレクション」
- シンエイ動画
- 小学館集英社プロダクション