【あらすじ】スイーツ×アニマルが生み出したシリーズ第14作の世界観

目次

物語の始まりは宇佐美いちかのケーキ作り

キラキラプリキュアアラモード

主人公の宇佐美いちかは、スイーツが大好きな中学2年生。海外で働く母親の帰国を知り、喜んでもらおうとショートケーキ作りに挑戦する。

ところが、ケーキ作りの最中に不思議な妖精ペコリンと出会ったことで、いちかの日常は大きく変わっていく。

いちかは伝説のパティシエ・プリキュアの力を受け継ぎ、キュアホイップに変身。スイーツに宿るエネルギー「キラキラル」を狙う敵から、大切なものを守るために戦うことになる。

その後、有栖川ひまり、立神あおい、琴爪ゆかり、剣城あきらと出会い、5人でスイーツショップを開店。さらに物語が進むと、天才パティシエのキラ星シエルが仲間に加わる。

東映アニメーションの公式作品紹介でも、スイーツ作りとプリキュアとしての戦いが物語の二本柱として紹介されている。

放送期間と基本データ

項目 内容
作品名 キラキラ☆プリキュアアラモード
シリーズ プリキュアシリーズ第14作
初回放送 2017年2月5日
最終回 2018年1月28日
話数 全49話
放送局 ABC・テレビ朝日系列
制作会社 東映アニメーション
シリーズ構成 田中仁
音楽 林ゆうき
キャラクターデザイン 井野真理恵
スイーツ監修 福田淳子

放送期間は約1年間。前作『魔法つかいプリキュア!』に続き、日曜日の朝に放送された作品で、次作は『HUGっと!プリキュア』となる。

2017年7月16日放送の第23話では、キラ星シエルがキュアパルフェとして新たに変身。物語の途中で6人目のプリキュアが加わる展開も特徴的だった。

【キャラクター・声優一覧】6人のプリキュアとペコリンの関係を整理

本作の大きな特徴は、6人それぞれに異なるスイーツと動物のモチーフが設定されていることだ。

キャラクターの性格や得意分野もモチーフと結びついており、単に色やデザインが異なるだけではない。

主要キャラクターと担当声優

キャラクター 声優 スイーツ・動物のモチーフ 主な特徴
キュアホイップ/宇佐美いちか 美山加恋 ショートケーキ・うさぎ 明るく感受性豊かな主人公
キュアカスタード/有栖川ひまり 福原遥 プリン・りす 知識豊富な努力家
キュアジェラート/立神あおい 村中知 アイス・ライオン 情熱的で歌が好き
キュアマカロン/琴爪ゆかり 藤田咲 マカロン・ねこ 上品で気まぐれな高校生
キュアショコラ/剣城あきら 森なな子 チョコレート・いぬ 優しく面倒見がよい
キュアパルフェ/キラ星シエル 水瀬いのり パフェ・ペガサス フランス帰りの天才パティシエ
ペコリン かないみか 妖精 キラキラルを感じ取れる仲間

キュアホイップ/宇佐美いちか:作品の中心となる主人公


声優:美山加恋

ショートケーキとうさぎをモチーフにしたプリキュア。明るく元気な性格で、嬉しいと跳びはねてしまう。直感とひらめきを活かしたスイーツ作りが得意。

いちかの魅力は、失敗を恐れずに新しいスイーツを生み出そうとする姿勢にある。

彼女にとってスイーツは、単なる食べ物ではない。誰かを喜ばせたいという気持ちを形にするものだ。

その考え方が、作品全体のテーマにつながっている。

キュアカスタード/有栖川ひまり:知識と努力で仲間を支える


声優:福原遥

プリンとりすがモチーフ。小柄でおとなしい一方、スイーツについて話し始めると止まらないほどの知識を持つ。

ひまりは、スイーツの材料や製法について深く理解している「スイーツ博士」。

感覚的に料理を進めるいちかとは対照的に、知識と理論でチームを支える存在だ。

キュアジェラート/立神あおい:情熱と音楽を愛する少女


声優:村中知

アイスとライオンがモチーフ。自由奔放で情熱的な性格で、ロックバンドのボーカルも務める。

あおいは仲間を支える力強い存在。スイーツ作りでは腕力を活かした作業を担当する。

お嬢さまという一面を持ちながら、ロックを愛する自由なキャラクターというギャップも魅力だ。

キュアマカロン/琴爪ゆかり:気まぐれで優雅な存在


声優:藤田咲

マカロンとねこがモチーフ。美しく気高い高校2年生で、器用に何でもこなす一方、退屈を感じていた人物。

いちかとの出会いを通じて、ゆかりは自分の日常に新しい楽しさを見つけていく。

気まぐれな性格と、仲間に対する思いやりの両方が描かれている。

キュアショコラ/剣城あきら:優しさと強さを兼ね備えた少女


声優:森なな子

チョコレートといぬがモチーフ。ボーイッシュな高校2年生で、仲間思い。離れて暮らす妹を大切にしている。

あきらは周囲から頼りにされる面倒見のよいキャラクター。

妹への思いやりが物語の重要な要素となっており、優しさが強さにつながっている。

キュアパルフェ/キラ星シエル:物語の後半を彩る6人目


声優:水瀬いのり

パフェとペガサスがモチーフ。フランスからやってきた天才パティシエで、その正体は妖精キラリン。

シエルは、いちご山に住んでいた妖精キラリンという正体を持つキャラクター。

第21話でその秘密が明かされ、第23話「翔べ!虹色ペガサス、キュアパルフェ!」でプリキュアに変身する。

シエルの変身は、単に仲間が1人増えるというだけではない。弟ピカリオとの関係や、パティシエとしての挫折、再び希望を取り戻す過程が描かれる重要な転換点だ。

ペコリンとは何者?キラキラルを感じ取る妖精


声優:かないみか

スイーツが大好きな妖精。いつもお腹を空かせているが、スイーツに宿るキラキラルを感じ取る能力を持つ。

ペコリンは、いちかたちと妖精の世界をつなぐ重要な存在だ。

単なるマスコットキャラクターではなく、プリキュアや伝説のパティシエとの関係を通して、物語の根幹に関わっていく。

また、ペコリンの耳は気分によって色が変わるという細かな設定もある。

【キラキラルと変身アイテム】作品独自の設定が人気を支える理由

本作を理解するうえで欠かせないのが、「キラキラル」と「アニマルスイーツ」の関係だ。

キラキラルとは?

キラキラルは、スイーツに宿る不思議なエネルギー。

この作品では、スイーツを作る人の気持ちや、食べる人に届けたい思いが重要な意味を持つ。

大切なのは、キラキラルが単純な食材や魔法の力として描かれていないことだ。

誰かのためにスイーツを作ること、誰かがそれを食べて笑顔になること。そうした人と人とのつながりが、物語の中で大きな力になる。

第23話では、シエルが絶望から立ち直るきっかけとして、ジュリオが心を込めて作った思い出のワッフルが描かれた。

このエピソードは、キラキラルが作品のテーマである「思いやり」と密接に結びついていることを示している。

アニマルスイーツとは?

アニマルスイーツとは、いちかたちが動物をモチーフにデコレーションした手作りスイーツのこと。

例えば、次のような組み合わせが登場する。

- うさぎショートケーキ
- りすプリン
- らいおんアイス
- ねこマカロン
- いぬチョコレート
- ペガサスパフェ

それぞれのスイーツには、プリキュアの個性に対応したキラキラルが宿る。

単に見た目をかわいくするだけではなく、キャラクターの性格や能力、変身後の姿を表現する仕組みになっている。

スイーツパクトはどのように変身に使う?

変身アイテムの中心となるのが「まぜまぜ変身!スイーツパクト」だ。

東映アニメーションの作品設定によると、スイーツへの強い思いに反応して現れる伝説のパティシエ・プリキュアのアイテムで、変身や攻撃に使用する。

変身アニマルスイーツからあふれる2色のキラキラルを混ぜ合わせることで、より強力なクリームエネルギーを生み出せる仕組みだ。

バンダイからは2017年2月4日に関連玩具が発売され、付属のうさぎショートケーキを使ってキュアホイップへの変身遊びが楽しめる仕様だった。

キラキラパティスリーは単なるお店ではない

キラキラパティスリーは、いちかたちが開いたスイーツショップ。略称は「キラパティ」。

実は、もともと伝説のパティシエ・プリキュアの工房だった場所をリフォームして作られている。

さらに、バッグの中に収納して移動できるというユニークな設定もある。

ここでは、お客さんの好みや希望に合わせてアニマルスイーツを手作りする。

この設定によって、作品には毎回異なるスイーツやお客さんとの交流が生まれる。戦闘だけでなく、日常の人間関係や料理の楽しさも物語として成立しているのだ。

【主題歌・映画】テレビシリーズをさらに楽しむ関連作品

オープニング・エンディング主題歌

音楽面でも本作は印象的な作品だ。

東映アニメーションの公式作品情報では、オープニングとエンディングの担当アーティスト、作詞・作曲者が紹介されている。

区分 楽曲名 歌手
オープニング SHINE!! キラキラ☆プリキュアアラモード 駒形友梨
前期エンディング レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム 宮本佳那子
後期エンディング シュビドゥビ☆スイーツタイム 宮本佳那子

オープニングの「SHINE!! キラキラ☆プリキュアアラモード」は、大森祥子が作詞、大竹智之が作曲・編曲を担当。

前期エンディングの「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム」はNostalgic Orchestra、後期の「シュビドゥビ☆スイーツタイム」はR・O・Nが作詞・作曲・編曲を担当している。

劇場版『パリッと!想い出のミルフィーユ!』

テレビシリーズとあわせて楽しみたいのが、2017年10月28日公開の劇場版『映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』だ。

物語の舞台はフランス・パリ。

キラパティのメンバーが有名なスイーツコンテストに出場することになるが、シエルの調子が悪くなり、スイーツ作りも変身もうまくいかなくなってしまう。

そこで再会するのが、シエルのパリ修行時代の師匠ジャン=ピエール。

シエルが師匠に作ってもらった思い出のミルフィーユを一緒に作ろうとするものの、パティシエを襲う謎の怪物が現れ、パリの街までスイーツに変えられてしまう。

監督は土田豊、脚本は村山功。東映アニメーションによる作品紹介でも、シエルの過去と仲間たちの思いが物語の重要な要素として紹介されている。

劇場版を見るおすすめのタイミング

劇場版は、シエルの人物像をより深く知りたい人に特におすすめだ。

テレビシリーズでキュアパルフェの誕生までを見てから映画を視聴すると、シエルがパティシエとして歩んできた道や、師匠との再会の意味を理解しやすい。

同時上映作品は『Petit☆ドリームスターズ!レッツ・ラ・クッキン?ショータイム!』。本編とは別の短編も楽しめる構成だった。

【2026年最新】キラキラ☆プリキュアアラモードの配信サービスと視聴方法

2026年11月現在、過去作を視聴する方法として確認しておきたいのが、東映アニメーションのプリキュアシリーズ公式ポータルに掲載されている配信サービスだ。

テレビシリーズの配信先

公式ポータルには、テレビシリーズの配信先として以下のサービスが掲載されている。

- ABEMA
- Amazon「東映アニメチャンネル」
- dアニメストア
- U-NEXT
- DMM TV

劇場版についても、同じくAmazon「東映アニメチャンネル」、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVが掲載されている。

ただし、公式ポータルへの掲載は、すべてのサービスで常時見放題になっていることを保証するものではない。

配信期間、見放題・レンタルの区分、視聴可能な地域は変更される場合がある。契約前に各サービスの作品ページで確認しておきたい。

初めて見る人におすすめの視聴順

作品を初めて見るなら、次の順番がわかりやすい。

1. テレビシリーズ第1話から視聴する。
2. 第21話でシエルとキラリンの関係を確認する。
3. 第23話でキュアパルフェの誕生を楽しむ。
4. テレビシリーズを最後まで視聴する。
5. 劇場版『パリッと!想い出のミルフィーユ!』を見る。

特に第23話は、シエルの過去やピカリオとの関係を理解するうえで重要なエピソードだ。

2026年時点で作品を振り返る価値

2017年の放送から約9年が経過した2026年でも、本作の魅力は色あせていない。

その理由は、スイーツという身近な題材を使いながら、友情、家族への思い、自分らしさ、夢への挑戦といった幅広いテーマを描いているからだ。

また、公式ポータルで作品情報や配信先が案内されているため、新しくプリキュアシリーズに触れる人にとっても、過去作を探す際の選択肢となっている。

2026年の最新情報を確認する場合は、作品の新規企画と既存シリーズの配信情報を区別することも大切だ。配信先の掲載だけで、新作や続編の制作が決定したと判断することはできない。

【キラキラ☆プリキュアアラモード】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:キラキラ☆プリキュアアラモードは全何話ですか?

全49話です。2017年2月5日に放送が始まり、2018年1月28日の第49話で最終回を迎えました。

Q2:キラキラ☆プリキュアアラモードの声優は誰ですか?

主要キャストは、美山加恋、福原遥、村中知、藤田咲、森なな子、水瀬いのりです。ペコリン役はかないみかが担当しています。

Q3:キュアパルフェは何話から登場しますか?

キュアパルフェは第23話「翔べ!虹色ペガサス、キュアパルフェ!」で誕生します。放送日は2017年7月16日です。

Q4:キラキラルとは何ですか?

スイーツに宿る不思議なエネルギーです。人の思いやスイーツ作りと深く結びついており、プリキュアの変身や戦いにも関係しています。

Q5:キラキラパティスリーとは何ですか?

いちかたちが開いたスイーツショップです。アニマルスイーツを手作りして販売する場所であり、もともとは伝説のパティシエ・プリキュアの工房でした。

Q6:映画はどの作品を見ればよいですか?

本作の単独劇場版は『映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』です。2017年10月28日に公開され、シエルの過去やパリでのスイーツコンテストが描かれます。

Q7:2026年に視聴できる配信サービスはどこですか?

東映アニメーションの公式ポータルには、ABEMA、Amazon「東映アニメチャンネル」、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVがテレビシリーズの配信先として掲載されています。実際の配信状況は各サービスで確認してください。

まとめ:キラキラ☆プリキュアアラモードが2026年も楽しめる理由

『キラキラ☆プリキュアアラモード』は、スイーツと動物という親しみやすいモチーフを組み合わせながら、仲間との友情や人を思いやる気持ちを丁寧に描いたプリキュアシリーズ第14作だ。

特に注目したいのは、次の3つのポイントである。

- キャラクターの個性: 6人のプリキュアが異なるスイーツと動物をモチーフに持ち、それぞれの強みを活かしている。
- 作品独自の設定: キラキラルやアニマルスイーツ、スイーツパクトが物語と密接に結びついている。
- 人間ドラマ: お菓子作りを通じて、相手を理解し、自分らしさを見つけ、夢に向かって進む姿が描かれている。

【プロの結論】

本作を評価するうえで重要なのは、単なる「お菓子をテーマにしたプリキュア」として捉えないことだ。

スイーツを作るという行為を、人の気持ちを理解し、相手に喜びを届けるコミュニケーションとして描いた点に、この作品ならではの価値がある。

初めて見る人には、キャラクター同士の関係が深まっていくテレビシリーズの第1話からの視聴がおすすめ。特にシエルが仲間になる第19話から第23話は、作品のテーマを理解するうえでも見逃せない。

一方、キャラクターの成長よりもテンポの速いバトルやアクションを最優先したい人は、序盤の日常描写を少しゆっくり感じるかもしれない。

それでも、誰かのためにスイーツを作る喜び、仲間と協力する楽しさ、失敗しても立ち上がる強さは、子どもだけでなく大人にも届くテーマだ。

2017年の放送作品でありながら、2026年に改めて見ても楽しめる理由は、こうした普遍的なメッセージにある。

『キラキラ☆プリキュアアラモード』は、スイーツを通して人と人とのつながりを描いた、プリキュアシリーズの中でも個性豊かな一作である。

主な参考資料:東映アニメーション「プリキュアシリーズ公式ポータル」「キラキラ☆プリキュアアラモード作品情報・各話あらすじ」、朝日放送テレビ公式キャラクター紹介・放送記録、バンダイ公式玩具情報、東映アニメーション劇場版作品情報。