鎌倉殿の13人キャスト相関図を2026年版で整理!13人の御家人と前後半の勢力図を徹底解説

目次

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、2022年に放送された三谷幸喜脚本、小栗旬主演の歴史ドラマです。物語の中心となるのは、源頼朝に仕えた北条義時。源氏の繁栄から鎌倉幕府内部の権力闘争、そして北条氏が政治の頂点に立つまでを、豪華俳優陣による群像劇として描いています。

2026年現在、改めてキャスト相関図を確認するなら、最初に押さえたいのは小栗旬演じる北条義時を中心とした北条家・源氏・御家人・朝廷の4つの勢力です。大泉洋の源頼朝、小池栄子の北条政子、菅田将暉の源義経をはじめ、13人の御家人の名前と俳優、物語の前半・後半で変化する人間関係を整理します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 主人公:北条義時を演じるのは小栗旬。頼朝の側近から幕府の実権を握る人物へと変化する。
  • 主要キャスト:源頼朝は大泉洋、北条政子は小池栄子、源義経は菅田将暉が演じる。
  • 13人の御家人:北条時政・義時、比企能員、梶原景時、大江広元ら13人が物語の重要な軸となる。
  • 相関図の変化:第1~26回は頼朝を中心とした勢力図、第27回以降は頼朝亡き後の権力争いが中心。
  • 作品情報:2022年1月9日から12月18日まで放送された全48回の大河ドラマ。

【まず確認】鎌倉殿の13人のキャスト相関図は北条義時が中心!主要人物の関係性

鎌倉殿の13人キャスト相関図nhk

『鎌倉殿の13人』の相関図を理解するうえで、最も重要な人物が北条義時(小栗旬)です。

物語の序盤では、義時は伊豆の北条家に生まれた若者にすぎません。しかし、源頼朝(大泉洋)の挙兵に父・北条時政(坂東彌十郎)とともに加わったことで、鎌倉幕府の成立に深く関わるようになります。

頼朝の死後は、源氏将軍を支える立場から幕府内部の権力闘争に巻き込まれ、やがて自らが政治の実権を握る存在へと変わっていきます。

相関図の中心となる4つの勢力

1.北条家

北条時政、北条政子、北条義時、北条宗時、実衣などが属する一族です。頼朝を支える立場から出発し、幕府の実権をめぐる争いの中心になります。

2.源氏一門

源頼朝、源義経、源範頼、源頼家、源実朝などが登場します。初代将軍・頼朝から二代将軍・頼家、三代将軍・実朝へと続く将軍家の変化が、物語を動かす大きな要素です。

3.坂東の御家人

三浦義村(山本耕史)、梶原景時(中村獅童)、畠山重忠(中川大志)、和田義盛(横田栄司)、比企能員(佐藤二朗)、上総広常(佐藤浩市)などが登場します。

彼らは頼朝の挙兵を支えた有力武士ですが、幕府の政治方針や後継者問題をめぐって対立します。

4.朝廷・平家

平清盛(松平健)、後白河法皇(西田敏行)、後鳥羽上皇(尾上松也)などが該当します。鎌倉の武士たちだけでなく、京都の朝廷との政治的な駆け引きも物語の重要な軸です。

NHK公式相関図を確認するときのポイント

NHK公式の番組情報と、放送当時の人物相関図を掲載した外部メディアのページは区別して確認しましょう。

NHKオンデマンドでは作品概要や各話のあらすじ、出演者を確認できます。一方、人物の関係を視覚的に整理する場合は、放送時の相関図を掲載した資料も役立ちます。

特に、人物相関図を第1話~第26話と第27話以降に分けて掲載している資料は、物語の変化を理解するうえで便利です。

相関図を見る際は、単純な親子・夫婦関係だけでなく、主君と家臣、同盟関係、対立関係、婚姻によるつながりにも注目してください。

【主要キャスト一覧】北条義時・源頼朝・北条政子・源義経を演じた俳優

本作の魅力は、歴史上の人物を演じる実力派俳優の顔ぶれにもあります。三谷幸喜作品でおなじみの俳優に加え、幅広い世代の人気俳優が重要人物を演じました。

北条家のキャスト一覧

  • 北条義時:小栗旬 — 主人公。頼朝の側近から鎌倉幕府の実権を握る人物へ成長する。
  • 北条政子:小池栄子 — 義時の姉で、源頼朝の妻。頼朝亡き後も幕府を支える。
  • 北条時政:坂東彌十郎 — 義時と政子の父。北条家の権力拡大を進める。
  • 北条宗時:片岡愛之助 — 義時の兄。頼朝の挙兵に関わる。
  • 実衣(阿波局):宮澤エマ — 義時の妹。源氏一門とも深く関わる。
  • 牧の方(りく):宮沢りえ — 時政の後妻。北条家の政治的な動きに影響を与える。
  • 北条泰時:坂口健太郎 — 義時の息子。後に鎌倉幕府の政治を担う。
  • 北条時房:瀬戸康史 — 義時の弟。兄を支える重要人物。
  • 八重:新垣結衣 — 頼朝と関係を持ち、後に義時の妻となる人物。
  • 比奈:堀田真由 — 義時の妻となる比企一族の女性。
  • のえ:菊地凛子 — 義時の後妻。

北条家の関係性で注目したいのは、時政・義時・政子の親子関係と、りくを含めた家族内の政治的な対立です。

家族としての結びつきが強い一方、それぞれが異なる立場や野心を持っているため、物語が進むにつれて北条家の内部にも亀裂が生まれていきます。

源氏・将軍家のキャスト一覧

  • 源頼朝:大泉洋 — 鎌倉幕府初代将軍。義時の主君であり、政子の夫。
  • 源義経:菅田将暉 — 頼朝の異母弟。優れた軍事能力を持つ武将。
  • 源範頼:迫田孝也 — 頼朝の異母弟。源平合戦で活躍する。
  • 源頼家:金子大地 — 頼朝と政子の長男で、二代将軍。
  • 源実朝:柿澤勇人 — 頼朝と政子の次男で、三代将軍。
  • 大姫:南沙良 — 頼朝と政子の娘。
  • 武蔵坊弁慶:佳久創 — 義経に仕える家臣。
  • 静御前:石橋静河 — 義経と関わる白拍子。

源氏の相関図で特に重要なのは、頼朝・頼家・実朝という三代の将軍の継承です。将軍家の血筋が続く一方、周囲の御家人や北条家が政治的な影響力を強めていきます。

坂東武者・有力御家人のキャスト一覧

  • 三浦義村:山本耕史 — 義時の盟友。状況に応じて巧みに立ち回る。
  • 梶原景時:中村獅童 — 頼朝の側近。御家人の中でも大きな影響力を持つ。
  • 比企能員:佐藤二朗 — 比企一族の棟梁。頼家の後ろ盾となる。
  • 和田義盛:横田栄司 — 有力御家人。武士らしい気質を持つ人物。
  • 畠山重忠:中川大志 — 誠実で武勇に優れた武将。
  • 上総広常:佐藤浩市 — 大きな武士団を率いる有力者。
  • 三浦義澄:佐藤B作 — 三浦一族の長。

朝廷・平家のキャスト一覧

  • 平清盛:松平健 — 平家の総帥。
  • 平宗盛:小泉孝太郎 — 清盛の後継者。
  • 後白河法皇:西田敏行 — 朝廷の政治を動かす重要人物。
  • 後鳥羽上皇:尾上松也 — 物語後半で鎌倉幕府と対立する朝廷側の中心人物。
  • 丹後局:鈴木京香 — 朝廷における政治的な影響力を持つ女性。

このように、北条家だけでも多くの人物が登場しますが、源氏や坂東武者、朝廷の人物を合わせると、物語全体の人間関係はさらに複雑になります。

【13人の御家人一覧】名前と俳優・役割を相関図と合わせて解説

作品タイトルの「13人」は、源頼朝の死後、二代将軍・源頼家を支える立場となった有力御家人たちを指します。

頼朝が亡くなったのは1199年1月13日。その後、同年4月12日に13人の有力者による訴訟の取次・合議に関する体制が設けられました。

ドラマでは、この13人が鎌倉幕府の政治を左右する重要人物として描かれます。構成は大きく分けて、武士団を率いる9人と政務を担当する4人です。

十三人の合議制メンバーと演じた俳優

御家人・人物名 俳優 主な役割・関係性
北条時政 坂東彌十郎 義時の父。伊豆の有力御家人
北条義時 小栗旬 時政の息子。主人公
比企能員 佐藤二朗 比企一族の棟梁。頼家の岳父
安達盛長 野添義弘 頼朝の古参側近
和田義盛 横田栄司 侍所の初代別当
梶原景時 中村獅童 頼朝の側近。侍所所司
三浦義澄 佐藤B作 相模の有力御家人
大江広元 栗原英雄 政所別当。幕府の政務を担当
三善康信 小林隆 問注所初代執事。訴訟実務を担当
中原親能 川島潤哉 政所公事奉行。朝廷との外交にも関与
二階堂行政 野仲イサオ 政所の家令・執事
足立遠元 大野泰広 公文所寄人
八田知家 市原隼人 常陸の有力御家人

13人のキャストは、2022年3月までに順次発表されました。最後まで発表が残っていた中原親能役は川島潤哉、二階堂行政役は野仲イサオです。両者は第12回から登場しました。

13人は全員が武士だったわけではない

相関図を見ると、13人全員が同じような立場の武将に見えるかもしれません。しかし、実際には軍事や地域支配を担う御家人だけでなく、行政・財務・裁判などを担当する文官も含まれていました。

大江広元は政所、三善康信は問注所、中原親能や二階堂行政も政務に関わる役割を担いました。鎌倉幕府が軍事組織だけではなく、行政機構を整えた政権へと発展していく過程を示しています。

十三人の合議制が成立した本当の理由

一般には、頼朝の死後、若い二代将軍・頼家を補佐するために設けられた集団指導体制として知られています。

ただし、歴史研究では少し異なる見方もあります。

『吾妻鏡』の建久10年4月12日の記録をめぐっては、13人全員が集まって現代の内閣のように政治を決定したというより、頼家に直接訴訟を持ち込むことを制限し、13人を訴訟案件の取次役とした制度だったと解釈する研究者もいます。

当時の鎌倉幕府では、御家人同士の土地争いが大きな政治問題でした。頼家一人に裁定を集中させず、経験豊富な有力者を通して案件を扱うことには、幕府の安定を図る意味がありました。

しかし、13人の中にも北条氏と比企氏などの勢力争いが存在していました。制度としての協調と、実際の権力闘争は必ずしも一致しなかったのです。

【北条家の家系図】政子・義時・時政と源頼朝・源義経の関係

人物相関図を理解するうえで、北条家の家系図と源氏との婚姻関係は欠かせません。北条家は頼朝を支えることで幕府の中枢に入り、将軍家との親族関係を背景に政治的な影響力を強めました。

北条家の基本的な家族関係

北条時政(坂東彌十郎)は、北条義時(小栗旬)と北条政子(小池栄子)の父です。

時政の後妻が牧の方(りく・宮沢りえ)で、義時にとっては継母に当たります。時政とりくの政治的な考え方が、北条家内部の対立を生む重要な要素になります。

政子は源頼朝(大泉洋)の妻となり、源氏と北条家を結びつけました。二人の間には源頼家、源実朝、大姫などの子どもがいます。

義時は政子の弟であり、頼朝にとっては義弟です。頼朝の側近として活動する義時が、やがて幕府の中心人物となる点が作品の大きな見どころです。

源頼朝と源義経は兄弟でも政治的には対立

源義経(菅田将暉)は源頼朝の異母弟です。二人は源氏の兄弟でありながら、平家との戦いが進むにつれて政治的な立場の違いが表面化します。

義経は戦場で大きな功績を挙げますが、頼朝との関係は次第に悪化。兄弟という血縁関係だけでは説明できない、鎌倉幕府の支配体制をめぐる緊張が描かれます。

北条家と源氏をつなぐ人物相関図

人物関係を簡潔に整理すると、次のようになります。

  • 北条時政:政子・義時の父。牧の方(りく)の夫。
  • 北条政子:時政の娘。源頼朝の妻。源頼家・源実朝の母。
  • 北条義時:時政の息子。政子の弟。頼朝の側近。
  • 北条宗時:時政の息子で義時の兄。
  • 実衣:義時の妹。阿野全成の妻。
  • 源頼朝:政子の夫。源氏の初代将軍。
  • 源義経:頼朝の異母弟。
  • 源頼家:頼朝と政子の長男。二代将軍。
  • 源実朝:頼朝と政子の次男。三代将軍。
  • 北条泰時:義時の息子。後の鎌倉幕府の執権。

八重と北条泰時の関係にはドラマ独自の設定もある

八重(新垣結衣)は、もともと源頼朝と関係のあった女性として登場し、後に北条義時の妻となります。

ドラマでは、八重と義時の間に生まれた子どもが北条泰時(坂口健太郎)という設定です。

ただし、史実における泰時の母親については明確に確定していません。日刊スポーツも、八重を泰時の母とする設定は三谷幸喜ならではの脚本・キャスティングとして紹介しています。

このように、ドラマの家系図は史実を土台にしながらも、人物同士の関係を物語として再構成した部分があります。歴史上の人物関係とドラマ上の設定を分けて見ると、相関図がより理解しやすくなります。

【前半・後半の相関図を比較】第1~26回と第27回以降で変わる勢力図

『鎌倉殿の13人』の人物相関図は、放送回によって大きく変化します。放送時の相関図を掲載した資料では、第1話~第26話と第27話以降という2つの区分で整理されています。

この区切りは、単純に放送回数を二等分したものではありません。源頼朝の死によって、鎌倉の権力構造が変わるという物語上の大きな転換点を示しています。

前半:第1回~第26回は源頼朝を中心とした勢力図

前半の中心人物は源頼朝です。

北条義時は頼朝の側近として働き、父・時政や姉・政子とともに源氏の挙兵を支えます。平家との戦いが進むにつれて、義経や範頼などの源氏一門、三浦氏や梶原氏などの御家人も物語に深く関わっていきます。

この時期の主な勢力は、頼朝を中心とする源氏・北条家・坂東の御家人、そして対抗勢力となる平家です。

しかし、頼朝が絶対的な中心人物である一方、御家人たちはそれぞれ異なる思惑を抱えています。上総広常のように大きな軍事力を持つ人物も、頼朝の政権運営にとって重要な存在でした。

第25回「天が望んだ男」、第26回「悲しむ前に」では頼朝の体調悪化と後継者問題が描かれ、第27回で頼朝の死が伝えられます。

後半:第27回以降は北条家と13人の御家人による権力争い

頼朝が亡くなると、二代将軍・源頼家(金子大地)が鎌倉殿となります。しかし、頼朝のように強い統率力を持つ人物がいなくなったことで、御家人たちの利害が表面化します。

そこで登場するのが十三人の合議制です。

北条時政と比企能員の対立、梶原景時の失脚、頼家の後継者問題など、幕府内部の政治闘争が本格化します。

その中で義時は、父・時政との対立や有力御家人の排除を経て、次第に幕府の実権を握るようになります。

さらに後半では、三代将軍・源実朝の時代、朝廷との緊張関係、後鳥羽上皇との対立、承久の乱へと物語が進んでいきます。

前半と後半で何が変わったのか

前半では、頼朝を中心に各勢力が集まり、鎌倉幕府を築いていく過程が描かれます。

後半では、頼朝という中心人物を失ったことで、将軍を支える立場だった御家人たち自身が権力を争うようになります。

つまり、前半は幕府をつくる物語、後半は幕府を誰が支配するのかをめぐる物語です。

相関図を比較するときは、人物の増減だけでなく、誰が中心にいるのか、誰と誰が協力し、誰と誰が対立しているのかを見ると、ドラマの構造がはっきりします。

【退場者一覧】梶原景時・比企能員・畠山重忠ら主要人物の最期

『鎌倉殿の13人』は、主要人物が次々と物語から退場することでも知られています。単純な戦死だけでなく、謀殺、病死、追放、出家による鎌倉離脱など、退場の形もさまざまです。

日刊スポーツが2022年12月にまとめた退場者リストでは、主要キャストだけでも70人を超える人物が退場したと紹介されています。

物語を大きく動かした主な退場者

  • 第15回:上総広常(佐藤浩市) — 頼朝の挙兵を支えた有力御家人。梶原景時と善児が関わる形で命を落とす。
  • 第20回:源義経(菅田将暉) — 頼朝との対立の末、奥州で悲劇的な最期を迎える。
  • 第21回:八重(新垣結衣) — 鶴丸を救おうとする行動の中で命を落とす。
  • 第26回:源頼朝(大泉洋) — 鎌倉幕府初代将軍。落馬後に亡くなり、物語の大きな転換点となる。
  • 第28回:梶原景時(中村獅童) — 御家人たちの弾劾によって失脚する。
  • 第31回:比企能員(佐藤二朗) — 北条氏との対立が激化し、比企氏の滅亡につながる。
  • 第33回:源頼家(金子大地) — 二代将軍。修善寺で最期を迎える。
  • 第36回:畠山重忠(中川大志) — 北条時政との対立に巻き込まれ、悲劇的な最期を遂げる。
  • 第38回:北条時政(坂東彌十郎) — 義時との対立の末、鎌倉を追われて伊豆へ流される。
  • 第41回:和田義盛(横田栄司) — 北条氏との対立から和田合戦へ進み、命を落とす。
  • 第45回:源実朝(柿澤勇人) — 鶴岡八幡宮で公暁に襲撃される。
  • 第48回:北条義時(小栗旬) — 最終回で主人公自身の物語が幕を閉じる。

13人の御家人はどのように減っていったのか

13人の御家人のうち、梶原景時は失脚し、三浦義澄と安達盛長は病死します。比企能員は北条氏との争いで命を落とし、足立遠元は鎌倉を去ります。

さらに北条時政は伊豆へ追放され、和田義盛も北条氏との戦いで敗れます。

この流れを見ると、13人の集団が長期間にわたって安定した政治組織として機能したわけではないことが分かります。

史実においても、梶原景時の失脚、比企氏の滅亡、北条時政の失脚などを通して、幕府内部の勢力関係は大きく変化しました。

「鎌倉殿の13人」というタイトルのもう一つの解釈

作品タイトルの13人は、基本的には頼朝亡き後の13人の有力御家人を指します。

一方、最終回放送後には、頼朝の死後に義時が関わった人物たちの死を重ね合わせる解釈も報道されました。日刊スポーツは、最終回の義時の死と合わせて、タイトルの意味を別の角度から捉えた解説を掲載しています。

これは公式に示された唯一のタイトルの意味というより、全48回を見終えた視聴者が物語を振り返る際の一つの読み方です。

【三谷幸喜脚本の見どころ】豪華出演者と複雑な人物相関図が生む群像劇

本作の脚本を担当したのは三谷幸喜です。2004年の『新選組!』、2016年の『真田丸』に続く大河ドラマの脚本作品で、歴史上の人物を独自の視点で描く手腕が発揮されています。

善人と悪人だけでは分けられない人物描写

本作の人物相関図を読み解くうえで面白いのは、登場人物が単純な善悪だけでは整理できないことです。

源頼朝は幕府を築いた英雄でありながら、政治的な決断では冷酷な一面も見せます。北条義時も、最初から権力を求める人物として描かれているわけではありません。

一方、三浦義村のように、特定の勢力に完全には属さず、状況を見ながら立ち回る人物もいます。

こうした人物描写によって、相関図上では味方だった人物が対立相手になったり、敵対していた人物が一時的に協力したりする展開が生まれます。

歴史上の人物とドラマ独自の設定を区別する

『鎌倉殿の13人』は史実を題材にしていますが、すべての人物関係や出来事が歴史資料の記述そのままというわけではありません。

例えば、八重と北条泰時の親子関係はドラマ上の設定です。また、人物の性格や会話、政治的な駆け引きについても、物語として再構成されています。

史実を調べたい人は、ドラマの相関図だけで判断せず、『吾妻鏡』や歴史研究者の解説などを併せて確認すると理解が深まります。

相関図を読むときに注目したい3つのポイント

ポイント1:血縁よりも政治的な立場を見る

親子や兄弟であっても、政治的な利害が一致するとは限りません。時政と義時、頼朝と義経の関係を追うと、そのことがよく分かります。

ポイント2:婚姻関係が勢力争いに与える影響を見る

政子と頼朝の結婚、比企氏と頼家の関係、北条家と有力御家人の婚姻関係など、家同士のつながりが政治に影響します。

ポイント3:登場人物の退場後に誰が力を得るかを見る

有力御家人が失脚したり亡くなったりすると、その人物が担っていた政治的な役割や影響力を別の勢力が引き継ぎます。義時の台頭は、こうした権力の移動と切り離せません。

人物相関図を読む際は、人物の名前を覚えるだけでなく、関係が変わる理由まで追うことが大切です。

【鎌倉殿の13人のキャスト相関図】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:鎌倉殿の13人で北条義時を演じている俳優は誰ですか?
A1:小栗旬です。源頼朝の側近として鎌倉幕府の成立を支え、後に幕府の実権を握る北条義時を演じています。

Q2:源頼朝、北条政子、源義経のキャストは誰ですか?
A2:源頼朝は大泉洋、北条政子は小池栄子、源義経は菅田将暉です。三人は物語前半の重要人物で、義時の立場や源氏の運命にも大きく関わります。

Q3:13人の御家人の名前と俳優を知りたいです。
A3:北条時政(坂東彌十郎)、北条義時(小栗旬)、比企能員(佐藤二朗)、安達盛長(野添義弘)、和田義盛(横田栄司)、梶原景時(中村獅童)、三浦義澄(佐藤B作)、大江広元(栗原英雄)、三善康信(小林隆)、中原親能(川島潤哉)、二階堂行政(野仲イサオ)、足立遠元(大野泰広)、八田知家(市原隼人)の13人です。

Q4:鎌倉殿の13人の前半と後半の相関図は何が違いますか?
A4:第1~26回は源頼朝を中心とした幕府成立までの勢力図、第27回以降は頼朝の死後、源頼家と13人の御家人、北条氏を中心とする権力争いが描かれます。

Q5:十三人の合議制は実際に13人全員が集まっていたのですか?
A5:史料から13人全員が一堂に会して会議を行っていたと断定することはできません。近年の歴史研究では、訴訟案件の取次を13人に限定する仕組みだったとする見方も紹介されています。

Q6:鎌倉殿の13人は全部で何話ですか?
A6:全48回です。2022年1月9日に放送が始まり、同年12月18日の第48回「報いの時」で最終回を迎えました。

Q7:三谷幸喜は鎌倉殿の13人以外にどの大河ドラマを担当していますか?
A7:2004年の『新選組!』、2016年の『真田丸』を担当しています。『鎌倉殿の13人』は三谷幸喜にとって3作目の大河ドラマ脚本作品です。

まとめ:鎌倉殿の13人の相関図は北条義時と勢力の変化を押さえるのがポイント

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のキャスト相関図を理解するには、主人公・北条義時を中心に、北条家、源氏、13人の御家人、朝廷の4つの勢力を整理することが大切です。

主要キャストは、小栗旬の北条義時、大泉洋の源頼朝、小池栄子の北条政子、菅田将暉の源義経を中心に、坂東彌十郎、佐藤二朗、山本耕史、中村獅童など実力派俳優がそろっています。

また、13人の御家人は単なる武将の集まりではなく、行政や裁判を担う文官も含む幕府の重要な構成員でした。1199年に成立した制度の背景には、頼朝亡き後の政権を安定させるという課題がありました。

前半の第1~26回は頼朝を中心とした幕府成立の物語、後半の第27回以降は頼朝の死後に始まる御家人同士の権力闘争が中心です。この違いを意識すると、人物相関図の変化がより明確になります。

2026年に改めて作品を振り返るなら、俳優と役名を対応させるだけでなく、人物同士の血縁、婚姻、政治的な同盟、対立、そして退場後の勢力変化まで確認するのがおすすめです。

『鎌倉殿の13人』の本当の面白さは、誰が誰の味方なのかが固定されず、権力の移動とともに人間関係そのものが変わっていくところにあります。相関図を前半・後半で見比べながら、北条義時が武士の頂点へ上り詰めるまでの軌跡を追うと、三谷幸喜が描いた群像劇の奥深さを改めて味わえます。

主な事実確認資料

- NHKオンデマンド:作品概要、全48回の放送情報、各話のあらすじ。
- シネマトゥデイ:13人の御家人の出演者と役割。
- 日刊スポーツ:キャスト相関図、家系図、主要人物の関係と退場者情報。
- nippon.com:十三人の合議制の成立経緯と歴史研究上の解釈。