日曜劇場の視聴率は2026年どう動く?VIVANT最新数字と歴代記録を徹底比較

目次

2026年11月1日現在、TBS日曜劇場の視聴率で大きな注目を集めているのが、堺雅人主演の『VIVANT』第2シーズンだ。10月25日放送の第22話は、平均世帯視聴率18.6%、個人視聴率12.1%を記録。プロ野球・日本シリーズ中継の延長によって通常より45分遅い午後9時45分からの放送となったにもかかわらず、第2シーズンで2番目に高い数字となった。

一方、2026年の日曜劇場では『リブート』『GIFT』も放送され、作品によって視聴率に大きな差が生まれている。さらに、現在のテレビ視聴は録画や見逃し視聴にも広がっており、リアルタイムの世帯視聴率だけでは作品の人気を十分に判断できない。2023年版『VIVANT』の初回・最終回との比較、歴代最高視聴率、タイムシフト視聴率、総合視聴率まで整理すると、日曜劇場の現在地が見えてくる。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 2026年最新:『VIVANT』第22話は世帯18.6%・個人12.1%。10月25日時点で週間ドラマ視聴率1位。
  • 歴代最高:連続ドラマ時代の平均視聴率1位は『ビューティフルライフ』の32.3%、1話の最高記録は『半沢直樹』最終回の42.2%。
  • 人気の実態:『VIVANT』はタイムシフト視聴を含めた世帯総合視聴率が26.2%に達した回もあり、リアルタイム以外の視聴も見逃せない。

【2026年最新】日曜劇場の視聴率ランキング!VIVANTが首位を走る

日曜劇場視聴率

2026年の日曜劇場を振り返ると、作品ごとの数字には明確な違いがある。

1月期の『リブート』は鈴木亮平主演のサスペンス、4月期の『GIFT』は堤真一主演のヒューマンドラマ、そして7月からは『VIVANT』第2シーズンが放送されている。

特に『VIVANT』は、初回から高い視聴率を記録し、10月に入ってからも上昇傾向を示している。

2026年放送作の平均視聴率ランキング

2026年の各作品について、関東地区の世帯視聴率を基準に比較すると次のようになる。

順位 作品 世帯平均視聴率 個人視聴率
1位 VIVANT 第2シーズン 約16.3% 約10.6%
2位 リブート 約11.0% 最終回8.0%
3位 GIFT 約7.6% 最終回4.4%

※関東地区・リアルタイム視聴率。『VIVANT』は2026年10月25日放送の第22話までの12回を単純平均した暫定値。『リブート』『GIFT』は全10話の平均。VIVANTの平均は最終的な全話平均ではない。

このランキングで注目したいのは、『VIVANT』が放送途中にもかかわらず、16%を超える世帯平均を維持している点だ。

『リブート』は全10話の平均が約11.0%。初回13.3%から第5話の9.9%まで下がったものの、最終回は12.7%まで回復した。

一方、『GIFT』は初回9.4%、最終回7.6%。個人視聴率も最終回4.4%となり、全話を通じて世帯視聴率10%を超えなかった。

これらの数字は、同じ日曜劇場でも作品のテーマやストーリー展開、視聴者との相性によって結果が変わることを示している。

『VIVANT』第22話はなぜ18.6%まで上昇したのか

『VIVANT』第2シーズンの最新確定視聴率は、2026年10月25日放送の第22話だ。


2026年10月25日・第22話


18.6%


平均世帯視聴率


12.1%


平均個人視聴率


前週からの世帯上昇幅
+1.8ポイント


第2シーズンでの位置
世帯2番目の高さ


放送開始時刻
午後9時45分

この日はSMBC日本シリーズ2026の中継延長によって、ドラマの開始が通常より45分遅れた。

それでも数字は前週の16.8%から18.6%へ上昇。個人視聴率も10.9%から12.1%に伸びた。

物語では、シリーズ最大の謎の一つだったノゴーン・ベキの生存が明らかになり、乃木憂助を取り巻く状況が大きく動いた。最終盤に向けて物語の核心に迫る展開が続いている。

ビデオリサーチの2026年10月19日~25日の週間リアルタイム視聴率ランキングでも、『VIVANT』はドラマ部門1位。個人12.1%、世帯18.6%という結果だった。

なお、2026年11月1日は第23話の放送予定日で、最終回となる第24話は11月8日午後9時から予定されている。したがって、11月1日時点では第2シーズンの最終回視聴率はまだ確定していない。

【VIVANTの視聴率を徹底比較】初回から最終回までの推移と前作との違い

『VIVANT』の視聴率を理解するうえで欠かせないのが、2023年の第1シーズンと2026年の第2シーズンの比較だ。

第1シーズンは、放送前にストーリーの詳細を伏せるという異例の宣伝手法でも話題になった。

主演の堺雅人をはじめ、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司、二宮和也など、豪華な出演者が集結。福澤克雄が企画・監督を担当したオリジナル作品として展開された。

2023年版『VIVANT』の初回・最終回視聴率

第1シーズンは2023年7月16日にスタートし、9月17日に最終回を迎えた。

放送回 世帯視聴率 個人視聴率
第1話・初回 11.5% 7.4%
第2話 11.9% 7.2%
第3話 13.8% 8.9%
第4話 13.4% 8.4%
第5話 14.2% 8.7%
第6話 14.3% 9.3%
第7話 14.1% 9.3%
第8話 14.9% 10.1%
第9話 14.9% 9.8%
第10話・最終回 19.6% 12.9%

第1シーズンの全話平均は世帯約14.3%、個人約9.2%。初回の世帯11.5%から最終回の19.6%まで、8.1ポイント上昇した。

特に最終回は、それまでの最高だった第8話・第9話の14.9%を大きく上回った。瞬間最高視聴率は世帯20.8%、個人13.7%を記録している。

初回から話題性だけで視聴者を集めたのではなく、謎が解けるたびに次の疑問が生まれる構成によって、継続視聴につなげた点が特徴的だった。

2026年版は初回から18%台!第2シーズンの視聴率一覧

第2シーズンは2026年7月26日にスタートした。

初回の世帯視聴率は18.8%、個人視聴率は12.1%。第1シーズンの最終回に迫る数字であり、続編への関心の高さが表れた。

放送日 通算話数 世帯視聴率 個人視聴率
7月26日 第11話 18.8% 12.1%
8月2日 第12話 16.4% 10.4%
8月9日 第13話 15.1% 9.7%
8月16日 第14話 16.6% 10.8%
8月23日 第15話 15.2% 9.8%
8月30日 第16話 15.0% 9.6%
9月6日 第17話 17.1% 11.2%
9月13日 第18話 15.0% 9.8%
10月4日 第19話 15.4% 10.3%
10月11日 第20話 15.5% 10.1%
10月18日 第21話 16.8% 10.9%
10月25日 第22話 18.6% 12.1%

※関東地区。各話の公表された平均視聴率。放送休止期間を挟んでいるため、放送日順に記載。

第2シーズンの特徴は、初回の18.8%から一度15%台まで下がった後、後半にかけて再び数字を伸ばしていることだ。

特に第18話の15.0%を底に、第19話15.4%、第20話15.5%、第21話16.8%、第22話18.6%と、直近4回連続で上昇した。

第22話までの単純平均は世帯約16.3%、個人約10.6%。第1シーズンの平均を上回っている。

ただし、これは放送途中の12回分の平均であり、最終的な全話平均とは区別する必要がある。

第1シーズンと第2シーズン、どちらが人気なのか

数字だけで比較すれば、現段階では第2シーズンが優勢だ。

比較項目 第1シーズン 第2シーズン
初回世帯視聴率 11.5% 18.8%
初回個人視聴率 7.4% 12.1%
世帯平均 約14.3% 約16.3%(暫定)
最終回世帯視聴率 19.6% 放送前
最終回個人視聴率 12.9% 放送前

第2シーズンの初回が高かった背景には、前作の成功がある。

第1シーズンで形成されたファン層に加え、前作を配信などで視聴した新規層も続編に関心を持ちやすい。出演者や世界観を一から紹介する必要がないことも、続編ならではの強みだ。

ただし、最終的な作品評価は視聴率だけで決まらない。最終回までの満足度、伏線の回収、配信での視聴、作品を見終えた後の評判も含めて判断する必要がある。

【世帯・個人・タイムシフト】リアルタイムだけでは見えない人気の実態

日曜劇場の視聴率を調べる際、最も注意したいのが数字の種類だ。

テレビ番組の視聴率には、世帯視聴率、個人視聴率、タイムシフト視聴率、総合視聴率がある。

それぞれ測定している対象が異なるため、単純に同じ数字として比較することはできない。

世帯視聴率と個人視聴率の違い

世帯視聴率は、調査対象となるテレビ所有世帯のうち、どのくらいの世帯が番組を視聴していたかを示す指標だ。

例えば、世帯視聴率18.6%なら、調査対象地区のテレビ所有世帯を母集団として推計した場合、約18.6%の世帯がその番組をリアルタイムで見ていたことを意味する。

一方、個人視聴率は、世帯内にいる4歳以上の個人全体のうち、どれくらいの人が視聴していたかを示す。

世帯視聴率が高くても、家族全員が同時に見ているとは限らない。

個人視聴率を確認すれば、世帯単位の視聴とは違う角度から番組の支持を判断できる。

ビデオリサーチの説明でも、世帯と個人は別々の対象を測定する指標として定義されている。

『VIVANT』のタイムシフト視聴率と総合視聴率

リアルタイム視聴だけでは捉えられない人気を示すのが、タイムシフト視聴率だ。

これは放送と同時ではなく、録画や対象となる見逃し視聴などを通じて、放送後7日以内(168時間以内)に番組を見た割合を示す。

さらに、リアルタイム視聴とタイムシフト視聴のどちらかで番組を見た人を集計したものが総合視聴率となる。

ビデオリサーチが公開している2026年10月12日~18日のランキングでは、『VIVANT』第21話について次の数字が公表されている。


『VIVANT』第21話の視聴率比較

2026年10月18日放送・関東地区


16.8%


世帯リアルタイム


11.6%


世帯タイムシフト


26.2%


世帯総合視聴率


17.4%


個人総合視聴率


個人リアルタイム
10.9%


個人タイムシフト
7.5%

この結果から分かるのは、リアルタイムで16.8%だった世帯視聴率が、タイムシフトを含めると26.2%に広がっていることだ。

ここで注意したいのは、16.8%と11.6%を単純に足して28.4%とするわけではないという点。リアルタイムと録画などの両方で視聴した人・世帯は重複を除いて集計される。

また、これは10月18日放送回の数字であり、10月25日放送の第22話の総合視聴率ではない。11月1日時点で確認できる最新の総合・タイムシフトランキングは10月12日~18日分となっている。

なぜ総合視聴率が重要なのか

現在は、日曜日の午後9時にテレビの前に座れる人ばかりではない。

仕事や家事、外出などの都合でリアルタイム視聴が難しい人もいる。録画して後から見る人や、見逃し視聴を利用する人もいる。

特に『VIVANT』のように、複雑な人間関係や伏線が物語の重要な要素になっている作品では、落ち着いた時間に見直したいという視聴スタイルも考えられる。

そのため、リアルタイム視聴率が高い作品と、タイムシフト視聴率が高い作品では、人気の広がり方が異なる場合がある。

リアルタイム視聴率は放送時点での支持、タイムシフト視聴率は放送後の視聴の広がり、総合視聴率は両方を合わせた到達範囲を見るための指標と理解するとよい。

【日曜劇場の歴代視聴率ランキング】平均1位と最高記録は別の作品

2026年の視聴率を理解するには、過去のヒット作品との比較も欠かせない。

日曜劇場は1956年12月にスタートした長寿番組枠だ。1993年4月から連続ドラマ枠へ移行し、現在まで数多くの人気作品を送り出してきた。

その中でも、2000年前後の作品と『半沢直樹』シリーズは、歴代記録を語るうえで外せない存在となっている。

歴代平均視聴率ランキング

1993年4月以降の連続ドラマ時代を対象にした、関東地区・世帯リアルタイム視聴率の平均ランキングでは、次の作品が上位に入る。

順位 作品名 放送年 世帯平均視聴率
1位 ビューティフルライフ 2000年 32.3%
2位 GOOD LUCK!! 2003年 30.6%
3位 半沢直樹 2013年 28.7%
4位 半沢直樹(第2シリーズ) 2020年 24.7%
5位 華麗なる一族 2007年 24.4%
6位 オヤジぃ。 2000年 24.2%
7位 JIN-仁-完結編 2011年 21.3%
8位 Love Story 2001年 21.0%
9位 スウィート・ホーム 1994年 20.4%
10位 白い影 2001年 20.3%

※関東地区・世帯・リアルタイム視聴率。連続ドラマ枠の歴代集計。

このランキングで興味深いのは、1位が『半沢直樹』ではなく『ビューティフルライフ』であることだ。

2000年放送の『ビューティフルライフ』は木村拓哉と常盤貴子が主演を務めたラブストーリー。全話平均32.3%を記録し、最終回は41.3%に達した。

2003年の『GOOD LUCK!!』も木村拓哉主演で、航空業界を舞台にした作品として大きな支持を集めた。平均30.6%、最終回37.6%という数字を残している。

そして2013年の『半沢直樹』が平均28.7%で3位に入る。

この3作品は、異なるジャンルでありながら、幅広い視聴者が毎週続きを見たくなる物語を持っていたという共通点がある。

日曜劇場の歴代最高視聴率は『半沢直樹』の42.2%

平均視聴率と1話の最高視聴率は、別々に確認する必要がある。

連続ドラマ時代の最高記録は、2013年版『半沢直樹』の最終回が記録した42.2%だ。

順位 作品 最高視聴率 記録した回
1位 半沢直樹(2013年版) 42.2% 最終回
2位 ビューティフルライフ 41.3% 最終回
3位 GOOD LUCK!! 37.6% 最終回
4位 半沢直樹(2020年版) 32.7% 最終回
5位 華麗なる一族 30.4% 最終回

『半沢直樹』は、平均視聴率でも歴代3位、1話の最高視聴率では歴代1位という記録を持つ。

なお、1979年放送の単発ドラマ『女たちの忠臣蔵』は42.6%を記録している。ただし、これは1993年以降の連続ドラマ枠とは異なる時代の記録であり、比較する際には区別が必要だ。

『VIVANT』は歴代ランキングでどの位置にいるのか

2023年版『VIVANT』の平均世帯視聴率は約14.3%。歴代トップ10の平均視聴率には届いていない。

一方、最終回の19.6%は、近年のドラマとしては非常に高い数字だ。

2026年版も第22話で18.6%を記録しており、歴代の大ヒット作品と比較できる水準まで数字を伸ばしている。

ただし、2000年前後と2026年ではテレビを取り巻く環境が異なる。動画配信サービスや録画視聴の普及、視聴者の生活時間の変化などを考慮せず、単純に数字だけで作品の優劣を判断するのは適切ではない。

【日曜劇場の視聴率が高い理由】人気作品に共通する5つの特徴

日曜劇場が長年にわたって高い注目を集めてきた背景には、番組枠としてのブランド力だけでなく、作品づくりの特徴もある。

1. 日曜日の午後9時という放送時間

日曜劇場の基本的な放送時間は日曜日の午後9時。

翌日から仕事や学校が始まる前の時間帯であり、週末の夜にテレビを楽しむ習慣と結びつきやすい。

家族や複数人で視聴する機会も生まれやすく、世帯視聴率を押し上げる要素の一つになっている。

もちろん、放送時間だけで高視聴率が保証されるわけではない。作品そのものの魅力があってこそ、視聴者が毎週チャンネルを合わせる。

2. 主演だけでなく脇役まで充実したキャスト

日曜劇場の人気作品では、主演俳優に加えて、実力のある共演者が重要な役割を担うことが多い。

『VIVANT』では、堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、二宮和也、役所広司らが出演。

それぞれの人物に独自の背景があり、誰が味方で誰が敵なのかという疑問が物語を動かす。

『リブート』でも鈴木亮平と戸田恵梨香が1人2役を演じるなど、俳優の演技力を生かした仕掛けが注目された。

3. 企業・医療・警察・社会問題など幅広い題材

日曜劇場では、特定のジャンルに偏らず、さまざまな題材が扱われてきた。

代表的な作品を挙げると、次のようになる。

- 『半沢直樹』:銀行組織と企業社会を舞台にした経済ドラマ
- 『下町ロケット』:中小企業の技術開発とものづくり
- 『JIN-仁-』:医療と歴史を組み合わせた人間ドラマ
- 『VIVANT』:国際的な陰謀と諜報活動を描く冒険ドラマ
- 『GIFT』:車いすラグビーを通じた人間関係と成長

社会性のあるテーマを、エンターテインメントとして楽しめる形にしていることが、幅広い層に届く理由の一つだ。

4. 次回が気になるストーリー構成

高視聴率作品に共通する重要な要素が、次の放送を見たくなる展開だ。

『半沢直樹』では組織内の対立や逆転劇が視聴者を引きつけた。

『VIVANT』では、登場人物の正体や伏線、敵味方の関係が少しずつ明らかになる構成が話題になった。

特に2023年版は、放送回を重ねるごとに視聴率が上昇し、最終回で19.6%に到達している。

2026年版でも、第18話以降に数字が連続して上昇しており、終盤の展開が視聴者の関心を集めていることが数字に表れている。

5. 放送後も話題が続く作品力

現在のドラマ人気は、放送時間だけで完結しない。

放送後に録画を見たり、配信サービスで視聴したり、物語の伏線について考えたりする人もいる。

『VIVANT』は、作品の謎や展開について視聴者の考察が盛り上がったことでも知られる。

2023年の第1シーズンでは、初回の11.5%から最終回の19.6%へと上昇。2026年の第2シーズンでも、直近の総合視聴率は世帯26.2%に達した。

リアルタイム視聴だけではなく、放送後も作品への関心が続くことが、現在の日曜劇場の人気を理解するうえで重要になっている。

【視聴率の正しい見方】初回・平均・最終回で評価が変わる理由

日曜劇場の視聴率を調べるときには、単純に数字の高低を見るだけでは不十分だ。

同じ作品でも、初回視聴率、平均視聴率、最終回視聴率では示している内容が違う。

初回視聴率は話題性とスタート時点の注目度

初回視聴率は、放送開始時点でどれだけ視聴者を集められたかを示す。

主演俳優の知名度、番組宣伝、前作からの期待、原作の人気などが影響する。

例えば、2026年版『VIVANT』の初回18.8%は、前作の成功によって続編への期待が高まっていたことを示す数字として注目できる。

一方、『リブート』は初回13.3%、『GIFT』は9.4%だった。

ただし、初回だけで作品全体の人気を決めることはできない。

平均視聴率は作品全体の安定した支持を示す

平均視聴率は、全話を通じてどれくらいの視聴者を維持したかを見る指標だ。

初回が高くても、その後の数字が大きく下がれば平均視聴率は低くなる。

逆に、初回はそれほど高くなくても、物語の展開が話題になり、後半にかけて数字が伸びる作品もある。

『VIVANT』第1シーズンは、その代表例だ。

最終回視聴率はクライマックスへの関心を示す

最終回視聴率は、物語の結末を見届けたいという関心の強さを判断する材料になる。

『半沢直樹』の42.2%、『ビューティフルライフ』の41.3%など、歴代最高記録の多くが最終回に集中している。

ただし、最終回だけが突出して高い作品と、全話を通じて高い数字を維持した作品では、視聴者の支持の仕方が異なる。

そのため、平均視聴率と最終回視聴率はセットで確認することが望ましい。

ビデオリサーチの視聴率調査にも注意点がある

一般に公表される視聴率は、日本全国のすべての家庭にアンケートを取った数字ではない。

ビデオリサーチは、統計学に基づいて抽出した調査対象世帯に専用機器を設置し、世帯や個人の視聴状況を測定している。

調査対象地区は全国32地区に及び、関東地区では2,700世帯を対象とする調査仕様が公表されている。

また、視聴率は標本調査であるため、標本誤差が伴う。0.1ポイントの違いだけで作品の人気に決定的な差があると判断するのは避けたい。

さらに、ランキングには関東地区、関西地区などの地域差がある。全国の視聴者全員の割合として受け取らないことも大切だ。

【日曜劇場視聴率】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年現在、最も視聴率が高い日曜劇場は何ですか?

2026年10月25日までの放送実績では、『VIVANT』第2シーズンが最も高い数字を記録している。第22話は世帯18.6%、個人12.1%。第2シーズンの初回は世帯18.8%だった。なお、2026年の放送作を比較した平均は、VIVANTが放送途中の暫定値となる。

Q2:日曜劇場の歴代最高視聴率は何%ですか?

1993年4月以降の連続ドラマ枠では、2013年版『半沢直樹』の最終回が記録した世帯42.2%が最高記録。平均視聴率の歴代1位は、2000年放送の『ビューティフルライフ』で32.3%となっている。

Q3:『VIVANT』の初回と最終回の視聴率はどのくらいですか?

2023年の第1シーズンは初回11.5%、最終回19.6%(世帯)。個人視聴率は初回7.4%、最終回12.9%だった。2026年の第2シーズンは初回18.8%を記録し、10月25日放送の第22話は18.6%。第2シーズンの最終回は2026年11月8日放送予定となっている。

Q4:世帯視聴率と個人視聴率はどちらを重視すべきですか?

世帯視聴率はテレビを見ている世帯の割合、個人視聴率は4歳以上の個人の割合を示す。どちらか一方だけではなく、両方を確認することで視聴者の広がりをより適切に把握できる。

Q5:タイムシフト視聴率と総合視聴率の違いは何ですか?

タイムシフト視聴率は放送後7日以内の録画・見逃し視聴を示す。総合視聴率はリアルタイム視聴とタイムシフト視聴のどちらかで見た人を、重複を除いて集計した指標だ。

まとめ:【プロの結論】日曜劇場の本当の人気は視聴率の推移から読み解く

2026年の日曜劇場は、『リブート』『GIFT』『VIVANT』と作品によって視聴率に大きな違いが生まれた。なかでも『VIVANT』第2シーズンは、初回18.8%、第22話18.6%という高い数字を記録し、終盤に向けて再び勢いを増している。

一方、歴代の記録に目を向けると、平均視聴率では『ビューティフルライフ』の32.3%、最高視聴率では『半沢直樹』の42.2%が依然として大きな壁となっている。

プロの視点から重視したいのは、視聴率を単独の数字として評価しないことだ。

  • 初回視聴率:放送開始時点での期待と注目度を見る。
  • 平均視聴率:全話を通じた視聴者の定着度を見る。
  • 最終回視聴率:物語の結末への関心を見る。
  • 個人視聴率:世帯ではなく個人単位の支持を見る。
  • タイムシフト・総合視聴率:放送時間以外も含めた人気の広がりを見る。

2026年11月1日には『VIVANT』第23話、11月8日には最終回が予定されている。最終盤で視聴率がどこまで上昇するのか、そして2023年版の最終回19.6%を超えるのかが大きな注目点となる。

日曜劇場の人気を正しく理解するには、歴代ランキングだけでなく、各話の推移、世帯・個人の違い、タイムシフト視聴率まで確認することが欠かせない。リアルタイムの数字と放送後の視聴を合わせて見ることで、作品がどれほど多くの人に届いているのかが、より立体的に見えてくる。