東出輝裕の現在は?2026年の広島二軍打撃コーチと現役時代の実績を徹底解説

目次

2026年現在、東出輝裕は広島東洋カープの二軍打撃コーチを務めています。背番号は72。現役時代は敦賀気比高校から1998年ドラフト1位で広島に入団し、俊足巧打の内野手として長くチームを支えました。NPB公式記録に残る通算成績は、1492試合出場、1366安打、打率.268。2008年と2009年には、セ・リーグ二塁手部門で2年連続ベストナインを受賞しています。

2015年に現役を引退した後も、広島一筋で指導者としてのキャリアを重ねてきました。一軍打撃コーチ、二軍打撃コーチ、一軍野手総合コーチ、二軍内野守備・走塁コーチなどを経験し、2026年は再び二軍打撃コーチとして若手選手の育成に携わっています。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

- 現在の役職: 2026年は広島東洋カープの二軍打撃コーチ。背番号は72。
- 現役時代の実績: 通算1492試合、1366安打、打率.268。2008年・2009年にベストナインを受賞。
- 引退後の経歴: 2015年の引退後も広島に残り、一軍・二軍の複数のコーチ職を経験。

【2026年最新】東出輝裕の現在は広島東洋カープの二軍打撃コーチ

東出輝裕

2026年シーズン

東出輝裕の現在の所属先は、現役時代から長年在籍してきた広島東洋カープです。

2025年11月4日に発表された2026年度のコーチングスタッフでは、東出は二軍打撃コーチに配置されています。背番号は現役引退後から使用している72番です。

2026年10月に球団が公表した「みやざきフェニックス・リーグ」の参加メンバーにも、背番号72の東出輝裕の名前が掲載されています。シーズン終盤の球団公式情報からも、引き続き二軍の指導スタッフとして活動していることが分かります。

2026年の広島二軍での担当

2026年度の広島東洋カープの二軍スタッフは、次のような構成です。

- 二軍監督:高信二
- 二軍チーフ兼バッテリーコーチ:倉義和
- 二軍打撃コーチ:東出輝裕
- 二軍打撃コーチ:迎祐一郎
- 二軍内野守備・走塁コーチ:三好匠
- 二軍外野守備・走塁コーチ:廣瀬純
- 二軍投手コーチ:永川勝浩
- 二軍投手コーチ:野村祐輔

東出が担当するのは、若手選手の打撃指導です。

二軍は、一軍で活躍するための技術や実戦経験を積む重要な育成の場です。選手の課題を見つけ、打撃フォームやアプローチを改善し、一軍で通用する打者へ成長させることが指導者に求められます。

背番号72は現役引退後の指導者としての番号

東出は現役時代、広島で背番号2を着用していました。

引退後は背番号72を背負い、2016年から指導者として新たなキャリアをスタートさせています。

2026年も同じ背番号で広島のコーチを務めている点は、現役時代からの球団との長い関係を象徴する部分です。

【経歴】東出輝裕は敦賀気比高校出身の1998年ドラフト1位


東出輝裕のプロフィール

- 名前:東出輝裕(ひがしで・あきひろ)
- 生年月日:1980年8月21日
- 出身地:福井県
- 身長:171cm
- 体重:75kg
- 投打:右投左打
- 出身高校:敦賀気比高校
- ドラフト:1998年1位
- 所属球団:広島東洋カープ


敦賀気比高校時代から注目された野球センス

東出輝裕は福井県出身で、敦賀気比高校時代から高い野球センスを評価されていました。

高校2年時には全国高校野球選手権大会でベスト8に進出。3年時には選抜高校野球大会と全国高校野球選手権大会の両方に出場しています。

当時は投手兼野手としてプレーし、打撃だけでなく守備や走塁でも能力を発揮していました。

さらに、第3回AAAアジア選手権の日本代表メンバーに選出され、大会ベストナインにも選ばれています。

高校時代から全国レベルの実績を持っていたことが、プロ球団から高く評価された背景の一つです。

1998年ドラフト1位で広島東洋カープへ

1998年のドラフト会議で、東出は広島東洋カープから1位指名を受けました。

翌1999年にプロデビュー。高卒新人ながら一軍78試合に出場し、53安打を記録しています。

2年目の2000年には119試合に出場して112安打を放ち、レギュラー候補として存在感を高めました。

2001年には140試合すべてに出場。49犠打を記録し、チームの攻撃を支える存在へ成長します。

当時の東出は、長打力を前面に出すタイプではなく、俊足と確実性のある打撃、小技を組み合わせてチームに貢献する内野手でした。

東出輝裕の経歴と主な転換点

時期 出来事 主な実績・役割
高校時代 敦賀気比高校 甲子園ベスト8、AAAアジア選手権ベストナイン
1998年 広島がドラフト1位指名 プロ入り
1999年 一軍デビュー 78試合出場、53安打
2001年 一軍の主力へ 140試合出場、49犠打
2006年 オールスター初出場 打率.282
2008年 ベストナイン初受賞 打率.310、162安打
2009年 ベストナイン2年連続受賞 打率.294、164安打
2013年 左膝の大けが 一軍出場なし
2015年 現役引退 二軍野手コーチ補佐を兼任
2016~2019年 一軍打撃コーチ コーチ専任として活動
2020~2021年 二軍打撃コーチ 若手野手の育成
2022年 一軍野手総合コーチ 一軍野手部門を担当
2023~2025年 二軍内野守備・走塁コーチなど 二軍の育成・守備走塁を担当
2026年 二軍打撃コーチ 背番号72

【現役時代の実績】東出輝裕の通算成績は1492試合・1366安打

東出輝裕の現役時代を振り返るうえで欠かせないのが、NPB公式記録に残る通算成績です。

NPBの個人年度別成績によると、東出の一軍通算成績は以下のとおりです。




通算出場試合

1,492


試合




通算安打

1,366


安打




通算打率

.268


打率




通算盗塁

143


盗塁


東出輝裕のNPB年度別成績

NPB公式記録に掲載されている1999~2012年の一軍打撃成績をまとめました。

年度 試合 安打 打率
1999年 78 53 .227
2000年 119 112 .261
2001年 140 143 .262
2002年 107 90 .239
2003年 47 12 .146
2004年 76 18 .240
2005年 39 14 .209
2006年 138 142 .282
2007年 132 123 .269
2008年 138 162 .310
2009年 142 164 .294
2010年 108 121 .267
2011年 137 151 .278
2012年 91 61 .247
通算 1,492 1,366 .268

出典:日本野球機構(NPB)個人年度別成績。2013~2015年は一軍出場記録がありません。

通算12本塁打でも評価された俊足巧打

東出の通算本塁打は12本です。

本塁打数だけを見ると、いわゆる長距離打者とは異なります。しかし、彼の価値は長打力だけでは測れません。

通算成績をさらに見ると、次のような特徴があります。

- 通算打点:262
- 通算盗塁:143
- 通算犠打:264
- 通算二塁打:144
- 通算三塁打:30

特に注目したいのは264犠打という数字です。

チームの得点機会を広げるために走者を進める小技を身につけていたことが分かります。盗塁も143回記録しており、足を使った攻撃でもチームに貢献していました。

東出は派手な本塁打で観客を魅了するタイプではなく、出塁、進塁、走塁といった細かなプレーを積み重ねる選手だったのです。

【2008年・2009年】東出輝裕が2年連続ベストナインを受賞した理由

東出の現役時代を代表する実績が、2008年と2009年の2年連続ベストナイン受賞です。

いずれもセ・リーグの二塁手部門で選出されました。

NPBの公式表彰記録でも、両年度の受賞者として東出輝裕の名前が掲載されています。

2008年は打率3割を達成

2008年は東出にとって大きな飛躍のシーズンでした。

- 試合数:138試合
- 安打数:162安打
- 打率:.310
- 打点:31
- 盗塁:13

プロ入り10年目にして、初めてシーズン打率3割を突破しました。

162安打という数字も、安定して打席に立ち続けたことを示しています。

この活躍が評価され、2008年度のセ・リーグ二塁手部門で初のベストナインを受賞しました。

2009年は164安打を記録して2年連続受賞

2009年も東出は好調を維持します。

- 試合数:142試合
- 安打数:164安打
- 打率:.294
- 打点:26
- 盗塁:14

打率は前年を下回ったものの、安打数は前年の162本から164本に増加しました。

2年連続でベストナインを受賞したことは、東出が一時的な好調だけで評価された選手ではなく、二塁手として継続的に高いパフォーマンスを発揮していたことを示しています。

ベストナインと首位打者は別のタイトル

ここで注意したいのが、ベストナインと首位打者の違いです。

ベストナインは、各ポジションで優れた成績を残した選手を選ぶ表彰です。一方、首位打者はリーグで最も高い打率を記録した選手に与えられるタイトルです。

東出は2008年に打率.310を記録しましたが、同年のセ・リーグ首位打者は内川聖一でした。

したがって、東出の評価は単純な打率ランキングだけでなく、二塁手としての打撃、守備、走塁を含む総合的な活躍にあったと考えられます。

この点を押さえると、2年連続ベストナインという実績の意味がより明確になります。

【引退後のコーチ歴】東出輝裕はなぜ指導者として広島に残った?

東出は2015年シーズンを最後に現役を引退しました。

ただし、引退と同時に広島を離れたわけではありません。現役最後のシーズンには、選手と二軍野手コーチ補佐を兼任していました。

その経験を生かし、2016年からコーチ専任として指導者の道に進みます。

引退の背景には2013年の左膝の大けが

東出の現役生活に大きな影響を与えたのが、2013年春季キャンプ中に負った左膝前十字靱帯断裂です。

日刊スポーツなどの報道によると、この故障の影響もあり、2013年から2015年までの3年間は一軍出場がありませんでした。

2015年10月には現役引退を正式に表明しています。

引退時の報道では、本人も最後の3年間はけがの影響で十分な働きができなかったことを振り返っていました。

引退後のコーチ歴を時系列で整理

東出のコーチ歴は、打撃指導だけにとどまりません。

年度 担当 指導内容・役割
2015年 二軍野手コーチ補佐兼任 現役選手と指導者を兼任
2016~2019年 一軍打撃コーチ 一軍打線の強化
2020~2021年 二軍打撃コーチ 若手打者の育成
2022年 一軍野手総合コーチ 野手部門全体を担当
2023~2025年 二軍内野守備・走塁コーチなど 守備・走塁面の指導
2026年 二軍打撃コーチ 若手打者の育成

一軍打撃コーチ時代は広島の3連覇期を経験

2016年から2019年まで、東出は一軍打撃コーチを務めました。

この時期の広島は、2016年、2017年、2018年にセ・リーグ3連覇を達成しています。

東出は強力打線の構築に携わり、現役時代に培った打撃技術や試合への対応力を指導者として生かしました。

2020年には二軍打撃コーチへ配置転換され、若手選手の育成を担当します。

2022年には一軍野手総合コーチとなり、2023年からは二軍の内野守備・走塁部門を担当するなど、役割を変えながら経験を積んできました。

そして2026年、再び二軍打撃コーチに就任しています。

この経歴から見えてくるのは、東出が打撃だけでなく、内野守備や走塁を含めた幅広い野手指導を経験してきたということです。

【指導者としての評価】東出輝裕の打撃指導と若手育成への考え方

東出の指導者としての特徴を知るうえで参考になるのが、2021年9月9日に掲載された広島アスリートマガジンのインタビューです。

当時、二軍打撃コーチだった東出は、若手選手への指導方針について具体的に語っています。

選手ごとに異なる課題を見極める指導

同インタビューで東出は、あらかじめ決めた一律の指導方針を設けるのではなく、選手と話し合いながら取り組み方を考える姿勢を説明していました。

特に印象的なのは、選手一人ひとりの性格を早く把握することが大切だという考え方です。

これは、全員に同じ練習方法を当てはめるのではなく、選手の特徴に応じてアプローチを変える指導方法といえます。

小園海斗や林晃汰の育成にも関わる

2021年のインタビューでは、小園海斗や林晃汰ら若手野手についても言及しています。

東出は、小園に対して技術面だけでなく、集中力や日々の取り組み方についても厳しく指導していたことを明かしました。

若手選手がプロとして成長するには、打撃技術の向上だけでなく、試合に向けた準備や精神面の成熟も必要です。

現役時代に長い低迷期やけがを経験した東出だからこそ、結果が出ない時期にどのように課題と向き合うかについて、実体験を踏まえた指導ができると考えられます。

2026年に二軍打撃コーチへ戻った意味

東出は一軍と二軍の両方で指導経験を持ち、打撃と守備・走塁の異なる役割も経験しています。

2026年に再び二軍打撃コーチを担当することは、これまでの経験を若手打者の育成に生かせる配置です。

一軍で必要とされる打撃技術と、二軍で身につけるべき基礎技術。その両方を理解していることは、指導者としての強みになります。

ただし、現在の具体的な指導対象や個々の選手への担当割り当てについては、球団から一律に公表されているわけではありません。

【プロの結論】東出輝裕の現役時代と現在の評価をどう見るべきか

東出輝裕の野球人生を振り返ると、大きく3つの段階に分けられます。

第一は、1998年ドラフト1位で広島に入団し、俊足巧打の内野手として成長した現役前半です。

第二は、2008年と2009年にベストナインを連続受賞した全盛期です。通算1366安打、打率.268という数字は、長い期間にわたって一軍でプレーした実績を裏付けています。

第三は、2015年の引退後に始まった指導者としてのキャリアです。一軍打撃コーチを経験した後、二軍で打撃、内野守備、走塁を指導し、2026年には再び二軍打撃コーチを務めています。

特に注目すべきなのは、選手としての経験と、複数の指導部門を経験したコーチとしての視点を併せ持っていることです。

打撃成績だけでなく、守備や走塁、試合の流れ、若手選手の成長過程を理解している点は、二軍指導者として大きな意味を持ちます。

東出の評価を考える際には、現役時代のタイトルや数字だけでなく、引退後も広島で指導を続けているキャリア全体を見ることが大切です。

東出輝裕に関するよくある質問(FAQ)

Q1:東出輝裕は2026年現在、何をしている?

A1:広島東洋カープの二軍打撃コーチを務めています。2026年度のコーチングスタッフで発表された担当は二軍打撃コーチで、背番号は72です。

Q2:東出輝裕の現役時代の通算成績は?

A2:NPB公式記録では、通算1492試合、1366安打、打率.268、12本塁打、262打点、143盗塁です。

Q3:東出輝裕はベストナインを何回受賞した?

A3:2008年と2009年の2回です。いずれもセ・リーグの二塁手部門で受賞しています。

Q4:東出輝裕の出身高校はどこ?

A4:福井県の敦賀気比高校です。高校2年時に夏の甲子園でベスト8に進出し、3年時には春と夏の甲子園に出場しました。

Q5:東出輝裕が現役を引退した理由は?

A5:2013年春季キャンプ中に負った左膝前十字靱帯断裂など、故障の影響が大きく、2013~2015年は一軍出場がありませんでした。2015年シーズン終了後に引退を表明しました。

Q6:東出輝裕は引退後も広島に所属している?

A6:はい。2016年から広島のコーチ専任となり、一軍・二軍のさまざまな指導職を経験しています。2026年も広島東洋カープの二軍打撃コーチです。

Q7:東出輝裕の背番号は何番?

A7:2026年の背番号は72です。現役時代には背番号2を着用していました。

まとめ:東出輝裕は2026年も広島で若手育成を担う指導者

東出輝裕は、敦賀気比高校から1998年ドラフト1位で広島東洋カープに入団し、通算1492試合、1366安打、打率.268を記録した元内野手です。

2008年と2009年には二塁手として2年連続ベストナインを受賞。俊足巧打を武器に、長年にわたって広島の中心選手として活躍しました。

2015年に現役を引退した後も広島に残り、一軍打撃コーチ、二軍打撃コーチ、一軍野手総合コーチ、二軍内野守備・走塁コーチなどを歴任しています。

2026年現在は背番号72の二軍打撃コーチ。

現役時代に培った技術と、長年にわたる指導経験を持つ東出は、広島の次世代を担う選手たちの成長を支える存在です。

今後も、現役時代の実績だけでなく、指導者としてどのような選手を育てていくのかという視点から、その活動に注目したいところです。