【2026年大会の結果】佐藤励が飯塚で大会連覇!優勝戦の展開を詳しく解説
2026年4月29日、飯塚オートレース場で行われた第45回オールスター・オートレースの優勝戦は、川口所属の佐藤励(さとう・れい)が制しました。
佐藤は2025年の第44回大会に続く優勝で、オールスター2連覇を達成。SG通算優勝回数も3回となりました。
優勝戦の最終結果

2026年4月29日の12Rは、5100メートル・10周回の0メートルオープン戦。発走時刻は20時45分で、小雨が降る湿走路での決戦となりました。
| 着順 | 選手名 | 所属 | 競走タイム |
|---|---|---|---|
| 1着 | 佐藤励 | 川口 | 3.541 |
| 2着 | 永井大介 | 川口 | 3.559 |
| 3着 | 黒川京介 | 川口 | 3.571 |
| 4着 | 青山周平 | 伊勢崎 | 3.588 |
| 5着 | 高橋貢 | 伊勢崎 | 3.594 |
出典:オッズパークの2026年4月29日優勝戦結果。
勝負を分けた2周目の逆転劇
優勝戦では、青山周平が好スタートを決めて先頭に立ちました。
佐藤励は2番手を確保。しかし、後方では金子大輔、荒尾聡、長田稚也の3選手が落車する波乱が発生します。
その後、佐藤は2周回の1コーナーで青山をさばいて先頭へ。そこから後続との差を広げ、最後まで首位を守り切りました。
2着には永井大介、3着には黒川京介が入り、川口所属選手が上位3着までを独占しています。
佐藤はレース後、公式発表の優勝者コメントで、次のように語っています。
「オレが一番強い、一番速いと思ってレースに臨みました。」
この言葉には、前回覇者として大会に臨む自信と、連覇を成し遂げるための強い意志が表れています。
佐藤励の連覇が持つ意味
佐藤にとって2026年大会は、単なるSGタイトルの追加ではありません。
前年の第44回大会でオールスター初優勝を果たし、翌年も同じ大会を制したことで、オールスターという大舞台での安定した競争力を証明しました。
また、2026年大会ではファン投票による人気選手や各地区の実力者が集結。その中で連覇したことは、佐藤の現在の実力を示す結果でもあります。
【出場選手96人の選考方法】ファン投票80人と推薦15人の仕組み
オートレースオールスターがほかのSGと異なる大きな特徴は、ファンの支持が出場選手の選考に直接反映される点です。
第45回大会の出場枠は96人。公益財団法人JKAが2026年2月26日に公表した選手決定資料によると、選考は次の3区分で行われました。
- 前回優勝者:1人
- 全国ファン投票上位者:80人
- 主催施行者推薦:15人
主催施行者推薦は、川口・伊勢崎・浜松・飯塚・山陽の5地区から各3人ずつ選出されます。
つまり、ファン投票だけで96人全員が決まるわけではありません。前回覇者の出場権と、各地区の推薦枠を組み合わせた制度です。
2026年のファン投票上位選手
全国ファン投票では、鈴木圭一郎が1位に選ばれました。
| 投票順位 | 選手名 | 所属 | 得票数 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 鈴木圭一郎 | 浜松 | 2,289 |
| 2位 | 青山周平 | 伊勢崎 | 2,135 |
| 3位 | 黒川京介 | 川口 | 1,971 |
| 4位 | 佐藤摩弥 | 川口 | 1,912 |
| 5位 | 森且行 | 川口 | 1,872 |
| 6位 | 高橋貢 | 伊勢崎 | 1,732 |
| 7位 | 有吉辰也 | 飯塚 | 1,532 |
| 8位 | 浅倉樹良 | 伊勢崎 | 1,213 |
出典:JKA「SG第45回オールスター・オートレース出場選手決定!」
特に注目したいのは、鈴木圭一郎が2,289票を獲得して全国1位になったことです。
青山周平、黒川京介、佐藤摩弥、森且行、高橋貢といった人気選手も上位に並びました。
主催者推薦枠にも注目
ファン投票の上位80人に入らなかった選手にも、出場のチャンスがあります。
各地区から3人ずつ、合計15人が推薦枠で選出されるためです。
2026年の推薦選手には、次の選手が含まれています。
- 川口:中山光、髙橋義弘、山田達也
- 伊勢崎:吉原恭佑、淺香潤、野本佳章
- 浜松:遠藤誠、花田一輝、長谷晴久
- 飯塚:藤川竜、岩見貴史、森本優佑
- 山陽:丸山智史、山本翔、石田啓貴
この仕組みは、全国的な知名度や人気だけでなく、各地区の選手層にもスポットライトを当てる役割を果たしています。
ファン投票による選抜と地域推薦を組み合わせることで、人気選手だけに偏らない大会構成を実現しているのです。
【オールスターオートの勝ち上がり方式】予選から優勝戦までの6日間
96人が出場する大会では、全選手が一度に優勝を争うわけではありません。
初日から予選を重ね、競走得点によって出場選手を絞り込む方式が採用されています。
2026年大会の勝ち上がりは、次の流れでした。
1~3日目:予選
初日から3日目まで予選を実施。初日の12Rにはスターセレクションが組まれます。
4日目:最終予選
5Rから12Rまで最終予選を実施。4日間の平均競走得点上位32人が準決勝へ進出します。
5日目:準決勝戦
9Rから12Rまで、4100メートル・8周回の準決勝戦を実施。各レースの1着と2着、合計8人が優勝戦に進みます。
6日目:優勝戦
5100メートル・10周回の優勝戦で、最終的な優勝者が決まります。
競走得点が勝ち上がりの鍵
予選では着順だけでなく、タイム順位も得点に影響します。
つまり、単純に1着を取った回数だけで勝ち上がりが決まるわけではありません。
安定した着順を確保しながら、競走タイムでも上位を狙うことが重要です。
特に96人という大人数から32人に絞られる最終予選までの段階では、一度の好走だけでなく、複数レースでの安定感が求められます。
この方式によって、短期決戦でありながら総合力を問う大会になっています。
【スターセレクションとは?】ファン投票上位選手が初日に激突
オートレースオールスターの名物レースとして知られるのが、初日12Rの「スターセレクション」です。
2026年4月24日の第45回大会では、20時30分発走、3100メートル・6周戦として実施されました。
出場したのは、前回優勝者の佐藤励とファン投票上位選手を中心とする8人です。
2026年スターセレクション出場選手
- 佐藤励:前回優勝者
- 鈴木圭一郎:ファン投票1位
- 青山周平:ファン投票2位
- 黒川京介:ファン投票3位
- 佐藤摩弥:ファン投票4位
- 森且行:ファン投票5位
- 高橋貢:ファン投票6位
- 浅倉樹良:ファン投票8位
当初、ファン投票7位の有吉辰也が選出されていましたが、公傷による欠場となり、8位の浅倉樹良が繰り上がりました。
このように、出場予定選手の変更が発生した場合には、得票順による繰り上げが行われます。
スターセレクションの結果
初日の注目レースを制したのも佐藤励でした。
- 1着:佐藤励
- 2着:高橋貢
- 3着:青山周平
ファン投票上位者と前回覇者が集まる特別な一戦で、佐藤は初日から存在感を示しました。
この結果は、その後の大会連覇を予感させる好スタートでもありました。
【優勝賞金1,420万円と開催売上】飯塚ナイターの経済的な注目点
オールスター・オートレースは、競技としての注目度だけでなく、賞金や車券の売上という面でも大きな規模を持つSG大会です。
優勝賞金は1,420万円
2026年の優勝戦における1着賞金は、1,420万円(14,200,000円)でした。
これは優勝選手にとって大きなタイトルであり、SGの頂点を争うモチベーションにもつながります。
優勝賞金は、一般戦の賞金とは異なるSGならではの水準です。
開催売上は20億円を超えたのか?
2026年大会の売上については、2種類の数字が報じられています。
| 資料 | 開催売上 | 集計上のポイント |
|---|---|---|
| JKA公式年間日程 | 20億5973万8100円 | 重勝式売上を含む |
| 日刊スポーツ報道 | 19億8263万5900円 | 目標20億円に届かずと報道 |
ここで重要なのは、公式年間日程表には「重勝式売上含む」という注記があることです。
一方、日刊スポーツは2026年4月29日の報道で、節間売上を19億8263万5900円と伝えています。
両者の差は7,710万2,200円です。
したがって、「20億円を突破した」という情報は公式年間日程表の集計値として正しい一方、通常の節間売上を報じた数字では20億円に届いていません。異なる集計範囲の数字を混同しないことが大切です。
飯塚オートレース場でのナイター開催
2026年の第45回大会は、飯塚オートレース場で6日間のナイター開催となりました。
飯塚では2024年以来、2年ぶりとなるオールスター開催です。
ナイター開催は、夜間の時間帯に競走が行われるため、日中の仕事や用事を終えてからレースを楽しみたいファンにも魅力があります。
開催期間中には、場内イベントや飲食企画も用意され、レース観戦以外の楽しみも提供されました。
【オートレース歴代優勝者と2026年SG大会】佐藤励の記録を振り返る
オールスターの歴代優勝者を見ると、時代ごとに中心となる選手が変化してきたことが分かります。
直近のオールスター優勝者
| 開催回 | 開催年 | 開催場 | 優勝者 |
|---|---|---|---|
| 第42回 | 2023年 | 飯塚 | 鈴木圭一郎 |
| 第43回 | 2024年 | 飯塚 | 青山周平 |
| 第44回 | 2025年 | 川口 | 佐藤励 |
| 第45回 | 2026年 | 飯塚 | 佐藤励 |
2025年と2026年を連続して制した佐藤励は、直近のオールスターにおける中心選手となりました。
一方、2023年の鈴木圭一郎、2024年の青山周平も優勝経験を持ち、今回の大会でもファン投票上位に選ばれています。
この顔ぶれからも、オールスターが一部の選手だけで固定された大会ではなく、複数のトップレーサーが競い合うSGであることが分かります。
2026年のオートレースSG開催日程
2026年度のSG大会は、オールスター以外にも重要な開催が予定されています。
| 大会名 | 開催日程 | 開催場 |
|---|---|---|
| 第45回オールスター | 4月24~29日 | 飯塚 |
| 第30回オートレースグランプリ | 8月11~16日 | 伊勢崎 |
| 第58回日本選手権 | 10月29日~11月3日 | 浜松 |
| 第41回スーパースター王座決定戦 | 12月27~31日 | 川口 |
| 第40回全日本選抜 | 2027年2月9~14日 | 川口 |
2027年2月の全日本選抜は、2026年度のSG開催日程に含まれる大会です。暦年の2026年開催と年度区分を分けて理解する必要があります。
オールスターは春のSGとして、その後の年間グレードレースを占う意味でも注目される大会です。
【オートレースオールスターに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:オートレースオールスター2026の優勝者は誰ですか?
2026年4月29日に開催された第45回大会の優勝者は、川口所属の佐藤励です。前年に続く大会連覇を達成しました。
Q2:オールスターオートレースの出場選手は何人ですか?
出場選手は96人です。前回優勝者1人、全国ファン投票上位80人、主催施行者推薦15人で構成されます。
Q3:オートレースオールスターの優勝賞金はいくらですか?
2026年大会の1着賞金は1,420万円です。
Q4:2026年の開催場所と日程は?
飯塚オートレース場で、2026年4月24日から29日まで6日間開催されました。ナイター開催です。
Q5:スターセレクションとは何ですか?
大会初日の12Rに行われる特別レースです。前回優勝者とファン投票上位選手を中心に構成され、人気レーサーの競演が楽しめます。
Q6:2026年大会の売上は20億円を超えましたか?
JKAの年間日程表では、重勝式売上を含めて20億5973万8100円と掲載されています。一方、日刊スポーツが報じた節間売上は19億8263万5900円でした。集計範囲の違いに注意が必要です。
Q7:オールスターの歴代優勝者で連覇した選手はいますか?
2025年と2026年に佐藤励が連覇を達成しました。2024年は青山周平、2023年は鈴木圭一郎が優勝しています。
まとめ:2026年オートレースオールスターは佐藤励の連覇で幕
第45回オールスター・オートレースは、2026年4月24日から29日まで飯塚オートレース場で開催され、佐藤励が優勝しました。
今回の大会を振り返るうえで押さえておきたいポイントは次のとおりです。
- 優勝者は佐藤励。 2025年に続く2連覇を達成。
- 出場選手は96人。 ファン投票80人と推薦15人、前回覇者1人で構成。
- 優勝賞金は1,420万円。
- 勝ち上がりは予選、最終予選、準決勝、優勝戦の6日間方式。
- 開催売上は集計範囲によって異なる。 公式年間日程では重勝式を含む20億円超。
オートレースオールスターの魅力は、単に速さを競うだけではなく、ファンが選んだ選手たちがSGの舞台で実力を証明するところにあります。
2026年大会では佐藤励がその期待に応え、2年連続で頂点に立ちました。
今後のSG大会でも、佐藤励、鈴木圭一郎、青山周平、黒川京介らトップレーサーの戦いに注目が集まります。ファン投票の結果と実際のレース結果を照らし合わせながら観戦すると、オートレースの面白さはさらに深まるはずです。
主な参照資料:JKA・AUTORACE.JP公式発表、オッズパークのレース結果・大会特集、日刊スポーツ、東スポオートレース。